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〔マーケットアイ〕外為:ドル110円付近、価格指標上振れでインフレ連動債BEIは高止まり

[東京 16日 ロイター] -

<15:15>ドル110円付近、価格指標上振れでインフレ連動債BEIは高止まり

ドルは110.08円付近で動意薄。

米10年国債と米10年物インフレ連動債(TIPS)の利回り格差で、市場のインフレ期待を示す米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は現在239ベーシスポイント(bp)。

BEIは、5月12日に2013年3月以来の高水準256bpを付けた後、6月9日に232bp付近まで低下した。しかし、足元では小幅に上昇している。

米連邦準備理事会(FRB)はインフレは一時的な現象との見解を繰り返しているが、市場はその見解を「うのみにはしていない」(外国銀)状況が続いている。

BEIが高止まりする背景には、米国で複数のインフレ指標が上振れていることがある。

米労働省が15日に発表した5月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.8%上昇と、4月の0.6%上昇から伸びが加速。前年同月比の伸びも6.6%と、前月の6.2%を上回り、2010年11月以降で最大となった。

FRBが物価の目安として注目する食品・エネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)価格指数は4月に前年同月比3.1%上昇し、1992年7月以来の大幅な伸びを記録した。

<14:28> ドル110円付近で伸び悩み、天井感出やすい水準とも

ドルは110.06円付近で伸び悩んでいる。

米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、短期筋の活動が鈍っているほか、今月の初めに「110円台から一気に振り落とされた記憶も生々しく、上値を追いにくい環境なのではないか」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

ドルは今月3日、4日と2回にわたって高値110.32円をつけたが、4日に発表された5月の米雇用統計を受けて、同日中に109.37円まで1円幅で急落し、週明け7日にもさらに109.17円まで売り込まれている。

このため、「110円台前半では(ドルの)天井感が出やすく、長期金利の急騰など、天井感を払拭するような強い材料が出てこない限り、上値が重くなりやすい」(前出のアナリスト)という。

<12:01> 正午のドルは110円付近、新規材料乏しく膠着ムード

正午のドル/円は、前日のNY市場午後5時時点(110.07/10円)とほぼ横ばいの110.09円付近で推移している。今晩、米国で連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えているほか、新規材料も乏しく、膠着感の強い相場となっている。

午前の取引では、国内輸入企業のドル買いなどの実需フローで一時110.14円まで上昇したが、その後は一進一退。

FOMCについて市場からは、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)に向けたヒントが出されるかや、FRB(米連邦準備理事会)メンバーによる政策金利の先行き予測(ドットチャート)に関心を寄せる声が多く聞かれた。

市場参加者の間では、8月にカンザスシティー連銀が主催するジャクソンホールシンポジウムで、パウエル議長がテーパリングに関する具体的な発言をするのではないかとの見方が優勢となっている。

ただ、「パウエル議長はマーケットを驚かせるようなことはしないと思われるので、今回のFOMCで何かしら細かいヒントが出されるのではないか」(トレーダーズ証券 の市場部長・井口喜雄氏)との指摘も聞かれた。

また、ドットチャートからタカ派姿勢の強まりが確認された場合、「米金利上昇に伴いドル買いが進行する可能性もありそうだ」(国内信託銀行)との声もあり、政策発表後の米長期金利の動向が注目される。

<11:01> ドルは110円近辺で上値重い、米金利1.49%台で一進一退

現在、ドル/円は110.09円付近で推移。仲値公示にかけては国内輸入企業のドル買いなど実需フローもあり110.14円まで上昇した。

米10年債利回りは1.49%台で一進一退の動きとなっている。依然として米長期金利は低位で安定しているが、一方でドル指数は90.54と足元は緩やかな上昇基調にある。

米金利について市場からは「インフレ懸念で急ピッチで上昇した分、調整が行われているのではないか」(トレーダーズ証券・市場部長、井口喜雄氏)との指摘が聞かれ、米10年債利回りは1.5%付近で上値の重さが意識されているという。

<09:15> ユーロは1.21ドル台で小動き、米欧の航空機巡る報復関税停止が話題

ユーロ/ドルは1.2123ドル付近で推移。ユーロは前日の海外時間に1.21ドル台半ばから1.20ドル台後半まで下落する場面があったが、下げ一巡後は持ち直した。東京時間に入ってからはもみあいとなっている。

米国と欧州連合(EU)は15日、ブリュッセルで首脳会議を開き、航空機補助金問題を巡りそれぞれが発動させた報復関税を5年間停止することで合意した。

市場では、この報復関税の停止がユーロの支えとなり、買い戻しにつながった可能性があるとの見方が出ていた。

現在、ドル/円は110.09円付近。朝方からほぼ横ばいで推移している。

<07:48> ドル109.60─110.60円の見通し、FOMC結果待ちで様子見

きょうの予想レンジはドル/円が109.60―110.60円、ユーロ/ドルが1.2070─1.2170ドル、ユーロ/円が132.90―133.90円付近。

現在、ドル/円は110.04円付近、ユーロ/ドルは1.2127ドル付近、ユーロ/円は133.46円付近で推移している。

前日のNY市場では、ドル指数が上昇。インフレ加速を示唆する米指標を受け、1カ月ぶり高値を付けた。しかし、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和縮小(テーパリング)の開始に向けた議論が行われるかどうかが注目される中、上値は重かった。

きょうの為替市場はFOMCの結果発表を控え、様子見姿勢から膠着感の強い相場となりそうだ。

今回のFOMCでは、テーパリングのヒントが確認できるかが注目される。また、市場ではFRB(米連邦準備理事会)メンバーによる政策金利の先行き予測(ドットチャート)に関心を寄せる声が多い。

上田東短フォレックス・営業推進室長、阪井勇蔵氏は「ドットチャートからタカ派的な姿勢が強まっていることが確認できれば、米金利が上昇しドル買いが進む可能性があるだろう」と話す。

一方、クロス円では円安基調が続いている。国内でもワクチン接種が進展しているが、「欧米に比べればワクチン普及が遅い上、日銀の金融政策は主要国の中で最も出口に遠い。円が積極的に買われる地合いではない」(阪井氏)との見方が出ていた。

主なスケジュールでは、国内では5月貿易統計(財務省)、4月機械受注(内閣府)が公表予定となっている。海外では、米国では5月輸出入物価(労働省)が発表されるほか、FOMCの声明発表とパウエルFRB議長の記者会見が予定されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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