[東京 21日 ロイター] -
<07:44> ドル109.80─110.60円の見通し、米長期金利と株価を警戒
ドル/円は110.19円付近、ユーロ/ドルは1.1870ドル付近、ユーロ/円は130.78円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が109.80―110.60円、ユーロ/ドルが1.1820─1.1920ドル、ユーロ/円が130.30―131.30円とみられている。
18日のニューヨーク市場では、ハト派で知られていた米連邦準備理事会(FRB)高官が、来年にも利上げを開始すべきとの発言したことをきっかけに、米国株が大幅安となり、米長期金利が1.44%台まで低下、ドル/円も110.05円まで下落した。
セントルイス地区連銀のブラード総裁は18日、FRBが金融政策の引き締めを早める方向にシフトしたことについて、新型コロナウイルス禍からの回復に伴い、経済成長、特にインフレ率が予想よりも伸びていることに対する「自然な」対応であるという認識を示し、インフレ抑制に向け利上げを「22年終盤に開始すべき」と主張した。
21日はブラード総裁とダラス地区連銀のカプラン総裁のバーチャル会合が予定されているほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀の講演もある。
市場では、「ブラード総裁は18日に金融市場を驚かせたので、さすがにきょうは、さらに市場を刺激するようなことは言わないだろう」(外為アナリスト)との声も聞かれた。
米10年国債利回りは現在1.4431/14%の気配と、 11日以来の低水準となっている。
全スポットレート(ロイターデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
通貨オプション
スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)
スポットレート(日銀公表)
※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」