[東京 22日 ロイター] -
<07:50> ドル109.80─110.80円の見通し、110円前半でもみあいか
ドル/円は110.32円付近、ユーロ/ドルは1.1913ドル付近、ユーロ/円は131.44円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が109.80―110.80円、ユーロ/ドルが1.1870─1.1970ドル、ユーロ/円が130.90―131.90円とみられている。
前日のニューヨーク市場では、米長期金利と株価が急反発したことで、ドルは110.35円まで買い進まれた。一方、東京市場で大幅安となっていたユーロ/円は、海外市場で約1.5円の幅で買い戻され、131.49円まで上昇した。
「(株価等での)リフレトレードの巻き戻しも、前日で一巡したようなので、きょうのドルは110円前半でのもみ合いとなりそうだ。110.48/50円を上抜ければ、110.82円が次のターゲットとなるが、一気に111円台を目指すことはないだろう」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。
前日はセントルイス地区連銀のブラード総裁とダラス地区連銀のカプラン総裁が、テーパリング(量的緩和の縮小)を早めに進めれば、利上げを巡って一段と柔軟な対応が可能になるという考えを表明。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、米経済が新型コロナウイルス感染拡大で引き起こされた危機から急速に回復しているとしながらも、FRBが現行の景気支援策の一部を引き揚げるには一段の進展が必要との認識を示した。
しかし、これらの発言による為替相場への影響は限定的だったという。
22日にはパウエルFRB議長が下院委員会で証言を行うことになっており、発言内容が注目される。
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