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〔マーケットアイ〕外為:ドル110円後半で伸び悩み、英中銀巡るイベントリスクを警戒

[東京 24日 ロイター] -

<14:05> ドル110円後半で伸び悩み、英中銀巡るイベントリスクを警戒

ドル/円は110.96円付近。

仲値付近で一時111.11円まで上昇したが、久々の111円台では実需の売りが流入したほか、短期筋の利益確定売りも出て、押し戻された。

きょうはイングランド銀行(英中銀、BOE)の政策会合を控えており、その警戒感もあってドル/円の上昇基調が強まらないという。

「きょうの会合を受けて英ポンド/円が2円ぐらい下振れすれば、ドル/円も巻き込まれて1円ほど下落してもおかしくない。短期筋はこうしたイベントリスクを意識して、足元では売買を手控えているもようだ」(外為アナリスト)という。

英ポンド/円は154.88円付近で一進一退。

21日には直近の安値151.29円を付けたが、その後は急反発して現在に至っている。市場では「ポンドは相変わらず下げも上げも超速足」(証券会社)との声が聞かれ、足元で伸び悩んでいる英ポンドが再度急落するリスクが意識されているもようだ。

6月14―17日に実施したロイター調査によると、きょうのBOEの政策会合での金利変更を予想するエコノミストは67人中ゼロだった。

中央値では23年まで利上げはないとみられている。ただ、インフレ圧力の高まりや景気見通し改善を背景に、利上げ予想時期を前倒しするエコノミストが増えている。

<12:02> 正午のドルは111円付近、約1年3カ月ぶり高値 騰勢は強まらず

正午のドルは前日のNY市場午後5時時点(110.94/98円)に比べて小幅にドル高/円安の111.02円付近で推移している。米10年債利回りは1.49%台でもみあいとなっているが、米5年債利回りの上昇基調が強まり、ドル111円台をサポートしているとの見方が出ていた。ドル/円は約1年3カ月ぶりの高値圏にあるが、騰勢は強まらず、111円を挟んでもみあう展開となっている。

市場では、先週のFOMC(米連邦公開市場委員会)以降、FRB(米連邦準備理事会)の利上げ前倒し期待が高まり、米国債の2年物や5年物などの金利がサポートされた点がドル上昇につながったとの指摘が出ていた。

野村証券チーフ為替ストラテジスト、後藤祐二朗氏は、過去の相関関係を分析すると米5年国債利回りがドル/円の動きに重要だとし、「FOMC後に5年国債利回りの上昇が再び加速してきたので、111円台突破に貢献したようだ」と話した。 米5年債利回りは足元、0.90%台で推移している。

一方、クロス円では円安基調が鮮明になっている。バンク・オブ・アメリカのチーフ為替・金利ストラテジスト、山田修輔氏は、原油価格を中心にコモディティー価格が上昇傾向で、カナダドルや豪ドルが堅調だと指摘。

また、主要国中銀の間では金融政策の正常化を模索する動きが活発になる一方、日銀は当面、金融緩和の出口に向けた動きはみられないとの見方が優勢となっている。

「コモディティー価格の上昇や金融政策の正常化など各通貨で買い材料が出てきている中、円買いの材料は少なく、相対的に円が弱い地合いとなっている」(山田氏)という。

現在、カナダドル/円は90.21円、豪ドル/円は84.09円付近で推移している。

<09:14> ドル111円付近、米10年債利回りは1.48%台で小動き

現在、ドル/円は朝方から小幅にドル高/円安の111.01円付近で取引されている。きょうはドルが111円台をキープできるかが注目されるが、米長期金利の動きが鍵となりそうだ。米10年債利回りは足元1.48%台で推移し、小動きとなっている。

市場では、米長期金利の上昇傾向が強まれば、「日米の金利差を理由にドル/円相場は円安基調が強まりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。

きょうは英中央銀行の金融政策委員会の金利発表を控えており、市場関係者からは英ポンドの動向に注目する声が聞かれた。

英国では新型コロナワクチンの普及に伴い経済回復が進んでいることから、「きょうのBOE(英中銀)の会合でタカ派姿勢が示されるか確認したい」(同)との声が聞かれた。

現在、英ポンド/ドルは1.3965ドル付近、英ポンド/円は154.98円付近で推移している。

<07:46> ドル110.50─111.50円の見通し、111円台トライできるか注目

きょうの予想レンジはドル/円が110.50―111.50円、ユーロ/ドルが1.1880─1.1980ドル、ユーロ/円が131.90―132.90円付近。

現在、ドル/円は110.96円付近、ユーロ/ドルは1.1930ドル付近、ユーロ/円は132.39円付近で推移している。

前日のNY市場では、米連邦準備理事会(FRB)当局者2人が、予想よりも長い間、米国のインフレが高止まりする可能性があるとの考えを示したことから、ドルが上昇した。

アトランタ地区連銀のボスティック総裁とFRBのボウマン理事はこの日、最近の価格上昇が一過性のものであるとおおむね認める一方、その影響が薄れるには予想外に時間がかかる可能性があると発言した。

きょうの為替市場では、ドル/円が111円台にトライし、維持できるかが注目される。前日の欧州時間には一時111.10円付近、約1年3カ月ぶりの高値を付けたが、その後は利益確定売りが優勢となった。

上田東短フォレックスの営業推進室長・阪井勇蔵氏は、きょうのドル/円相場は111円を挟んだ展開になる見通しだとし、「米10年債利回りが1.5%を上抜けて上昇傾向になれば、ドル/円も111円台をキープできるのではないか」と話した。

また、「昨日の取引では110.60円付近が下値として意識されたようだ」(阪井氏)といい、下値も底堅いという。

主なスケジュールでは、国内では6月の月例経済報告、5月企業向けサービス価格指数(日銀)が公表予定となっている。海外では、米国で新規失業保険申請件数(労働省)、ドイツで6月IFO業況指数が発表される予定。英国では英中銀金融政策委員会(金利発表)が予定されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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