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〔マーケットアイ〕外為:ドル111円後半、FRBの総資産が減少 準備預金の引き出し受け

[東京 2日 ロイター] -

<15:51>ドル111円後半、FRBの総資産が減少 準備預金の引き出し受け

ドルは111.61円付近。

昨年3月の高値111.71円が目先の上値抵抗線として意識されている。

6月15―16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派姿勢が示されたことによる「FOMCショック」から2週間以上が経過した。

この間、米連邦準備理事会(FRB)の総資産(B/S)は過去最大だった6月23日の8兆1019億ドルから、6月30日には8兆0785億ドルへと減少した。

減少の原因は、FRBが早速テーパリングに取り掛かっているからではなく、6月30日の四半期末を控えて、民間金融機関が準備預金の一部を引き出したことに応じて、FRBが米国債以外の保有資産を削ったためだと考えられる。

6月30日時点の準備預金残高は3兆5116億ドルと、前週の3兆7657億ドルから減少した。

金融機関の準備預金の取り崩しは毎四半期末に観察され、四半期末を超えた後は元の水準に戻るのが通常のパターンだが、今回はショックの後だけに、金融機関がどのような行動に出るかが注目される。

<13:57> ドル111円半ば、中国・香港の株安がクロス円の重しに

ドル/円は111.57円付近でこう着気味。今夜に6月の米雇用統計を控えて様子見ムードが広がっている。

ユーロ/円は132.15円付近。一時132.23円まで上昇したが、きょうは中国や香港の株価が下げ幅を拡大しており、クロス円で、リスク選好の円売りが広がりにくい環境だという。

英ポンド/円も朝方の高値153.72円から反落し、現在153.67円付近での取引となっている。

中国の上海総合指数は3532.23付近と前日比1.58%安、中国のCSI300指数は5105.72と前日比2.37%安。香港のハンセン指数は28390.83と前日比1.52%安となっている。

市場では、「中国共産党創立100年記念式典が無事に終わったことから、イベント通過に伴う売りがでているようだ」(金融機関)との声が聞かれた。

<12:02> 正午のドルは111円半ばで底堅い、米雇用統計に期待感

正午のドルは、前日のNY市場午後5時時点(111.50/53円)に比べてほぼ横ばいの111.57円付近で推移している。一時111.66円の高値を付け、2020年3月以来の高水準となった。今晩発表される米雇用統計への期待が高まっており、全体的にドルは底堅い展開となっている。

米10年債利回りは1.46%台で停滞。市場では、米長期金利の動きが乏しい現状では、「ドルが112円を目指すには米金利以外の強い材料が必要になるだろう」(楽天証券・FXディーリング部、荒地 潤氏)との声が聞かれた。

112円前半から112.40円付近にかけては、過去2年間の高値となるため、「112円台にのせた場合、相当、利益確定売りが出る可能性もある」(荒地氏)という。

一方、市場からは、国内輸入企業や機関投資家など、108―109円台でドルを買いそびれたという人たちの目線が上がってきているとの指摘もあり、「目先は110円台近辺でも買いが入り、ドルの下値は底堅く推移するのではないか」(国内証券)という。

他の主要国通貨では、ユーロや英ポンドなど欧州通貨が対ドルで軟調。現在、ユーロ/ドルは1.1843ドル付近、英ポンド/ドルは1.3768ドル付近で取引されている。

新型コロナウイルスの変異株「デルタ」の感染拡大の懸念や、英中銀やECB(欧州中央銀行)のハト派姿勢が、ユーロや英ポンドの重しとなっているという。

<11:16> ドル111円半ばで底堅い、一時20年3月以来の高値

現在、ドル/円は111.60円付近で推移している。一時111.66円付近まで上昇し、2020年3月以来の高値を付けた。主要通貨に対するドルの強さを表すドル指数は92.57付近と、直近の高値圏で推移。

東京時間に入ってからドル/円は小動きとなっているものの、底堅さを維持している。市場では「今晩発表の米雇用統計への期待が高まっており、ドルを支えている」(国内証券)との声が聞かれた。

一方、ユーロ/ドルは1.1843ドル付近と軟調。全体的なドル高傾向により「ドル高・欧州通貨安の流れが加速している」(同)という

<09:19> 英ポンド軟調 中銀総裁の発言が重しに

英ポンド/ドルは1.3759ドル付近で推移。

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は1日、新型コロナウイルス危機からの経済回復過程において一時的と思われるインフレ率の上昇に過剰反応しないことが重要だとの見解を示した。「時期尚早の金融引き締めによって回復が損なわれないようにしなければならない」と述べた。

一方、ドル/円は朝方からほぼ横ばいの111.55円付近。東京時間に入ってからも、下値を探る雰囲気はみられず、底堅く推移している。

ベイリー総裁の発言を受け、英ポンド/ドルは一時1.37ドル台半ばまで下落。前日、海外時間ではドル/円が111.65円の高値を付けたが、米国の新規失業保険申請件数が予想以上に改善した点に加え、「英ポンドが対ドルで下落し、ドル買いの流れがドル/円相場に波及した影響もあるようだ」(FX会社関係者)との見方が出ていた。

そのため、英ポンドの動向には注目が集まっており、東京時間の取引で英ポンド/ドルの軟調な動きが続けば、ドル/円のサポートになる可能性があるという。

<07:53> ドル111.00─112.00円の見通し、米雇用統計前に小動き

きょうの予想レンジはドル/円が111.00―112.00円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1900ドル、ユーロ/円が131.60―132.60円付近。

現在、ドル/円は111.53円付近、ユーロ/ドルは1.1846ドル付近、ユーロ/円は132.13円付近で推移している。

前日のNY市場では、ドルが上昇し、一時主要通貨バスケットに対し3カ月ぶり高値を付けた。しかし、6月の米雇用統計の発表を2日に控え、狭いレンジでの取引となった。

ドル/円は0.4%高の111.560円。一時、15カ月ぶり高値となる111.640円を付ける場面もあった。

きょうの為替相場では、米雇用統計の発表を今晩に控えていることから様子見姿勢が強まる見通し。

前日、米国で公表された6月26日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は36万4000件と、前週の41万5000件から予想以上に改善した。企業の人員削減数は21年ぶりの水準に低下するなど、企業が人手不足の中で人材確保に取り組む姿勢が改めて浮き彫りになった。

これを受け、今晩の雇用統計に対しても市場の期待が高まっているとみられるが、内容を確認したいとの思惑から積極的な取引は手控えられる可能性もあるという。

市場では、ドルはいつ112円台を試してもおかしくないとの見方が示される一方、「112円台では相当利益確定売りが出ると予想され、上値の重さが意識されそうだ」(上田東短フォレックスの営業推進室長・阪井勇蔵氏)との声が聞かれた。

ここのところ東京時間の取引でドル/円相場が大きく動くことはなく、「夕方以降など、海外時間に入ってからの動向に注目」(阪井氏)との意見もあった。

また、ドル/円の上昇については、昨日英ポンドが対ドルで下落した流れが波及したとの見方もあり、英ポンドなど欧州通貨の動きも注目される。

主なスケジュールでは、国内では6月マネタリーベース(日銀)が公表される予定。海外では、ユーロ圏で5月生産者物価指数(統計局)、米国で6月雇用統計(労働省)などが発表予定となっている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

(

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