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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは110円半ば、米長期金利の戻りが鈍い

[東京 7日 ロイター] -

<12:02> 正午のドルは110円半ば、米長期金利の戻りが鈍い

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(110.60/63円)に比べ、若干ドル安/円高の110.53/55円。

前日の海外時間に、米長期金利が急低下したこと、騰勢が際立っていた原油価格が急反落したこと、昨日から今日にかけての内外の株安など複合的な要因を受けて、ドルは一時110.40円まで下落し、6月22日以来約2週間ぶりの安値を付けた。

正午にかけてはクロス円がやや反発したことで、ドルも110円半ばまで小幅に切替した。

市場では、きょう公表予定のFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨(6月15―16日開催分)で、テーパリングや利上げのヒントがあるかが注目されている。

しかし、「昨日から、米長期金利や原油価格はむしろ逆方向(景気後退を示唆する方向)に動いており、議事要旨の内容が判明しても、理屈に合う反応をみせるかどうか分からない」(国内銀ストラテジスト)との声が聞かれた。

米10年国債利回りは現在1.3582/3565%の気配。同利回りはニューヨーク市場終盤に1.3481%付近まで急低下した後、戻りが鈍い状況となっている。

<11:11> ドル110円前半に下落、米長期金利低下とリスク回避の円買いで

ドルは110.42円ときょうの安値圏、一時110.40円まで下落した。朝方の高値は110.66円だった。

昨日急低下した米長期金利が、現在も反発できずに1.35%台にとどまっていることや、株安で特にクロス円でリスク回避の円買いが進行していることなどで、ドル/円はじわじわと下値を切り下げる展開となっている。

ユーロ/円は現在130.51円付近。前日の海外時間に130.62円まで急落し、2週間超ぶりの安値を付けたが、きょうは株安を受けて一段安となっている。

英ポンド/円は152.43円付近で2週間超ぶりの安値圏にある。 豪ドル/円は82.73円付近で同じく2週間超ぶりの安値圏。

豪ドルを含む資源国通貨に関しては、高値を更新中だった原油価格が昨日急反落したことが売り材料となったという。

前日の米国時間に原油先物は、石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の協議停滞を受け、一部の産油国が供給量を増やすとの懸念が高まったことで大幅安となった。

米WTI原油先物は現在1バレル=73.27ドル付近。急反落前には76.98ドルまで上昇していた。

<09:35> ドル110円半ばに下落、米長期金利は約5カ月ぶりの低水準

ドル/円は110.50円まで下落し、前日海外市場の安値110.52円若干下回った。

米長期金利は、6月の米雇用統計(7月2日)以前のドル/円の上昇局面でけん引役を果たしてきたが、現在は低下傾向が顕著となり、ドル/円の重しとなっている。

リフィニティブによると、米10年国債利回りは一時1.3530%付近まで低下した。前日は1.3480%まで低下し、2月24日以来の低水準まで落ち込んだが、現在も5カ月ぶり低水準での取引となっている。

前日海外市場での米長期金利の低下について、米供給管理協会(ISM)の6月の非製造業総合指数(NMI)が60.1と、2月以来の水準に鈍化したことや、原油価格が2年9カ月ぶり高値から反落したことが、原因として挙げられている。

ただ、市場では「スティープニング・ポジション(中短期金利の低下と長期金利上昇に賭けるポジション)の解消がまだ続いている可能性がある」(外国銀)との見方が聞かれた。

同ポジションは、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策の正常化に向けて米連邦準備理事会(FRB)が一歩踏み出した後、急激に巻き戻されたが、「まだ残党がいた可能性がある」(同)とされ、米長期金利の続落でポジションを巻き戻す(長期債の買戻し)必要が生じた可能性も指摘されている。

<07:52> ドル110.20─111.20円の見通し、米長期金利とクロス円を注視

ドル/円は110.66円付近、ユーロ/ドルは1.1819ドル付近、ユーロ/円は130.79円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.20―111.20円、ユーロ/ドルが1.1780─1.1880ドル、ユーロ/円が130.30―131.30円とみられている。

前日の欧州時間には、ドイツの指標が予想外に悪かったことや、欧州の株安が進んだこと、欧州債利回りが低下したことなどで、ユーロ/円が130円後半まで急落する場面があった。ユーロ/円などのクロス円に足を引っ張られる形でドル/円も110.60円付近まで軟化した。

ニューヨーク時間には、米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業総合指数(NMI)が60.1と、2月以来の水準に鈍化したことで、米長期金利が低下し、ドルは110.52円まで下落した。

きょうは、6月15―16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開される予定で、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)や利上げについてのヒントがあるか、注目されている。

一方、米国が金融政策の正常化に向けて踏み出す中で、米長期金利は逆に低下傾向にあり、「今後も投機筋によるポジションの解消から、長期債利回りが一段と低下する余地があるとみられ、ドル/円にも影響がありそうだ」(外為アナリスト)という。

さらに、「クロス円が不穏な雰囲気になっている中で、クロス円での円買いが続けば、ドル/円の下げにつながりかねない」(同)とみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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