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〔マーケットアイ〕外為:ドル128円後半で底堅い、目先は「下落リスクに注意」との声

[東京 13日 ロイター] -

<13:45> ドル128円後半で底堅い、目先は「下落リスクに注意」との声

ドル/円は128.91円付近で推移。午後に入ってからは大きな値動きはみられていないが、底堅い展開となっている。時間外取引で米10年債利回りは2.88%台後半と、横ばい圏で推移。

昨日の世界的なリスクオフのムードがいったん後退し、ドル/円は底堅さを維持しているが、市場からは「目先はドル/円の下落リスクに注意が必要」(外国証券)との声も聞かれる。

先日公表された4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比が市場予想を上振れる堅調な結果だったにもかかわらず、ドル/円の上昇は130円後半までにとどまった。これを受け、ドル/円のピークアウト感が強まっているとの指摘があった。

「これまで市場では、高止まりするインフレ指標によって利上げ期待が高まっていたが、足元ではインフレ動向よりも米国の景気減速懸念がフォーカスされている印象」(同)との見方が聞かれた。

ユーロ/ドルは1.0391ドル付近で横ばい、ユーロ/円は133.95円付近で、じり高となっている。

<12:02> 正午のドルは128円後半で堅調、リスクオフ後退で 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(128.32/35円)に比べてドル高/円安の128.81/83円で推移している。米株先物や日経平均株価が堅調に推移するなどリスクオフの流れが一服したことから、ドル買い/円売りが優勢となっている。

仲値にかけては実需によるドル買いフローがみられたことや時間外取引の米長期金利の上昇を背景に、ドルは一時129.35円まで上昇した。

4月の米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年同月比11.0%上昇。エネルギー高が緩和したことで上昇率は3月の11.5%から縮小したものの、予想の10.7%は上回った。 あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は、「米インフレ関連指標は高水準であるものの、ピークアウトの兆しは出てきている」とみる。

諸我氏は今後のドル/円について「米連邦準備理事会(FRB)は利上げを進める一方で、景気減速懸念からFRB高官によるタカ派的な発言も減っている」と指摘し、米2年債金利の上昇余地はあるものの、米10年債金利が頭打ちとなれば、「ドル/円の上値は徐々に重くなってくる」との見方を示した。

ドル指数は104.78付近としっかり。前日には一時104.92と、2002年12月以来の高水準まで上昇した。中国や欧州の景気減速懸念を背景に安全資産としてのドル買いが強まっている。市場では「円以外の通貨に対して、基軸通貨で流動性の高いドルの強さを発揮している」(アナリスト)との声が聞かれた。

<10:43> ドル129円前半に上昇 実需のドル買いフローや米金利上昇で ドル/円は129.16円付近。仲値にかけては実需によるドル買いフローが入ったとみられるほか、時間外取引の米長期金利が上昇し、ドル買い/円売りが優勢となっている。また、米株先物の上昇や日経平均株価が一時600円超まで上昇するなどリスク回避の流れが一服し、クロス円を中心に円売り圧力も強まっている。 ドルは前日に一時127.53円まで下落していた。「128円を割り込んだところでストップロスを巻き込んだほか、投機筋による利益確定売りの動きも入ったようだ。ただ、127円は押し目買いがみられるなど、実需筋はこの水準で買いたい人が多い印象だ」(国内銀行)との声が聞かれた。

<09:09> ユーロ軟調1.03ドル後半、17年1月以来の水準

ユーロ/ドルは軟調、1.0378ドル付近で推移している。前日の海外市場では一時1.0354ドルと、17年1月来の安値水準まで下落した。ユーロ/円は133.28円付近。

欧州の景気減速懸念が根強い中、ロシアによるガス供給停止やフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟申請など、ロシアとの対立が激化するとの見方から、ユーロ売りにつながった。

市場関係者によると「リセッション(景気後退)が意識されやすい欧州通貨を中心に売り注文が入ったようだ」(アナリスト)という。

「一部では、ユーロ/ドルは1.00ドルちょうどを目指すのではないかとの見方もでてきてる」(同)との声が聞かれた。

ポンド/円は156.76円付近。前日発表された3月の英GDPが0.1%減と予想外のマイナスとなったことや、クロス円を中心とした円売りポジションの巻き戻しが加速し、ポンドの売り圧力が強まった。

<07:50> ドル127.70─129.20円の見通し、株価や欧州通貨の動向を注視

きょうの予想レンジはドル/円が127.70―129.20円、ユーロ/ドルが1.0310─1.0460ドル、ユーロ/円が132.70―134.20円付近。

現在、ドル/円は128.48円付近、ユーロ/ドルは1.0380ドル付近、ユーロ/円は133.50円付近で推移している。

前日のニューヨーク市場では、インフレ抑制に向けた米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めによる世界的な経済成長鈍化への懸念から、米長期金利が一時2.81%台まで低下。株安などリスクオフの流れでクロス円を中心に円高圧力が強まり、ドルは一時127.53円まで下落した。その後は値ごろ感から押し目買いが入り、128円台を回復した。ニューヨーク市場での終値は128.32/35円だった。

きょうの外為市場でドルは、米金利や株価の動向をにらみながら128円台を中心に推移すると予想されている。実質的な五・十日であり、仲値にかけては実需のフローが交錯するとみられる。週末を控えた持ち高調整の動きも出やすい。

市場では「株の下げ止まりがみられなければ、リスク回避の円買いが再燃してもおかしくない」(外為アナリスト)との声が聞かれる。ただ、基軸通貨としてのドルも買われており、127円台では押し目買いに支えられそうだ。前日に急落したポンドやユーロなど欧州通貨が買い戻されるのか再び売り圧力が強まるのか、注目が集まる。

国内では、内外情勢調査会の黒田東彦日銀総裁の講演が予定されている。海外では、3月のユーロ圏鉱工業生産や5月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表予定。このほか、カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁の講演やメスター米クリーブランド地区連銀総裁がオンラインフォーラムに参加する予定となっている。

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