[東京 23日 ロイター] -
<07:52> ドル127.40─128.70円の見通し、レンジ相場か 株価にらみ
きょうの予想レンジはドル/円が127.40―128.70円、ユーロ/ドルが1.0510─1.0640ドル、ユーロ/円が134.70―136.00円付近。
現在、ドル/円は127.97円付近、ユーロ/ドルは1.0576ドル付近、ユーロ/円は135.30円付近で推移している。
前週末のニューヨーク市場では、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な引き締めの動きが経済成長の足かせになるとの懸念から株価が不安定な値動きとなるなど、リスクオフの流れが強まった。ドルは一時127.60円まで下落した。同市場での終値は127.85/127.88円だった。
きょうの外為市場でドル/円相場は、米金利や株価の動向をにらみながら。128円ちょうどを挟んで推移すると予想されている。ドルは一定の底堅さは維持しているものの、「米景気減速懸念が根強く、上値の重さが意識されやすい」(上田東短フォレックスの営業企画室長、阪井勇蔵氏)との声が聞かれた。
127円後半では押し目買いが入りやすい一方で、128円前半では戻り売りがでやすい。全体的に手掛かり材料に乏しく、先週のレンジ内での推移にとどまるとみられる。
主なスケジュールでは、国内では日米首脳会談が行われる。海外では、5月の独IFO業況指数や4月の米シカゴ連銀全米活動指数が発表される。ボスティック米アトランタ地区連銀総裁が経済見通しに関する討論会に参加予定。ユーロ圏財務相会合が開催される。
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