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〔マーケットアイ〕外為:ドル110円半ばでもみ合い、米PCEデフレーターに関心
2017年8月31日 / 08:00 / 20日前

〔マーケットアイ〕外為:ドル110円半ばでもみ合い、米PCEデフレーターに関心

[東京 31日 ロイター] -

<16:55> ドル110円半ばでもみ合い、米PCEデフレーターに関心

ドル/円は110.50円付近でもみ合い。米7月コアPCEデフレータが今晩、発表される。前月から前年同月比で鈍化が見込まれており、年内追加利上げに慎重な見方が強まればドルの上値は抑さえられかねない。

ただ、さえないインフレ指標による相場へのインパクトは、従来に比べて弱まり得るとの見方もある。

米インフレ指標の多くで伸び鈍化に一服の兆しが示されつつある一方、昨日発表された米4─6月GDPは前期比年率3.0%プラスに上方修正された。みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は「目先でインフレの伸びが鈍化したとしても、成長率が高ければ、いずれインフレは上向くとの理由付けに基づく利上げは可能だろう」と、指摘する。

米成長率は、前年同期比で見ても2.2%プラスでユーロ圏と並んでおり「ユーロ圏経済の相対的な堅調さを材料としたユーロ高シナリオは、色褪せつつある」と、みずほ証券の山本氏はみている。

<15:38> ユーロ1.18ドル後半でもみ合い、ユーロ圏CPIに関心

ユーロ/ドルは1.1877ドル付近でもみ合い。今週はドルインデックスが92を割り込んで一時91.621に低下した一方、ユーロ/ドルは節目の1.20ドルを上抜け一時1.2070ドルに上昇した。いずれも15年1月以来の水準で、いったん目先のピークを付けたとの見方も聞かれる。

これまでのユーロ買い/ドル売りの巻き戻しが続く中で、今夕にはユーロ圏8月CPIが発表される。前日発表の独CPIが予想比で上振れたことで、ユーロ圏CPIも強い結果との予想も聞かれる。

ただ、前日は北朝鮮リスクの後退を受けたドル買い戻しの流れもあって、ユーロは下落した。ドルショートは依然残っているとみられ、需給的には重さがぬぐえない。

欧州中央銀行(ECB)の7月理事会の議事要旨では、過度なユーロ高への懸念が示されていた。ユーロ高を嫌気して欧州株が軟化すれば、ユーロの上値を圧迫しそうだ。

このため、CPIが強い結果となってもユーロが上昇基調に回帰するかには不透明感がある。野村証券のチーフ為替ストラテジスト、池田雄之輔氏は「1.20ドル付近では、ユーロ高けん制や9月ECB理事会のハト派サプライズへの警戒感から、上値追いに慎重になるのではないか」と話している。

<14:07> ドル110円半ばでもみ合い、米雇用統計への思惑も支えに

ドル/円は110.50円付近でもみ合っている。

110円後半では戻り待ちの売りが出やすいとみられており、やや上値が重くなってきているが、米雇用統計への思惑もあって買い興味は根強く「相場が崩れる感じではない」(国内金融機関)という。

もっとも、足元のドル/円上昇は引き続きショートカバー主導とみられている。「実際に(雇用統計の)数字を確認するまで、新規にドルロングを構築する向きは少数だろう」(同)との見方が聞かれた。

<12:12> 正午のドルは110円半ば、実需筋の買いなどで上昇

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の110.51/53円だった。月末を迎えた実需筋から駆け込み的なフローが観測されているという。

朝方110.20円台で推移していたドルは、午前9時過ぎにかけて110.54円まで上昇した。仲値にかけては輸出企業のドル売りが優勢となり、110.30円台まで下押ししたが、その後、輸入企業や投資家から買いが入り、110.61円まで押し上げられた。

日銀の政井貴子審議委員が講演で、日銀が掲げる物価2%の目標の達成時期の後ずれは望ましくないとし、物価2%に向けたパスをたどるよう、政策を遂行していくことが重要、などと述べたことも一部で材料視されたもよう。

国家統計局が発表した8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.7と、前月の51.4から上昇した。金利上昇や当局による高リスク融資の取り締まりを受けて景気の鈍化が見込まれていたが、予想に反して拡大した。

市場では「中国の景気動向について今は市場の関心が低下している。円売りの材料になったかは微妙」(外為アナリスト)との声が出ていた。

<11:14> ドル110円半ば、政井日銀審議委員の発言を材料視

ドルは110.53円付近。仲値付近では輸出企業のドル売りが優勢となったが、通過後は再び輸入企業のドル買いが入っているという。一時110.61円まで上値を伸ばした。

日銀の政井貴子審議委員が講演で、物価目標未達の背景をしっかり説明し、2%に向けたパスをたどるよう政策遂行していくことが重要、などと述べたことも、ドル買い/円売りの材料にされたとの指摘があった。

<09:33> ドル110円半ばに上昇、輸入企業の買いで

ドルは110.49円付近。一時110.54円まで上昇した。

輸入企業など実需筋の買いが入っているといい、仲値にかけてしっかりした展開になりそうだという。「米金利の水準に比べてドル/円にはやや割高感があるが、昨日の米国の指標もそれなりに良かったので、仲値通過後も落ちにくい」(国内金融機関)との見方が出ていた。

市場では、目先のドルの上値は8月4日高値111.05円がターゲットになるとの声が出ていた。

経済産業省が発表した7月の鉱工業生産指数は前月比0.8%低下した。ロイターがまとめた市場予測(前月比0.5%低下)に比べ、低下幅は大きかったが、市場の反応は限定的だった。

<08:27> ユーロ1.18ドル後半、ECB当局者のけん制警戒か

ユーロは1.1895ドル付近で小動き。

ユーロは29日、節目の1.2000ドルを上抜け一時1.2070ドルまで上昇したが、30日はじりじり下げる展開となった。「材料がない中で1.20ドルを強引につけにいった感がある。そろそろ欧州中央銀行(ECB)当局者からのユーロ高けん制があるのではないかと警戒感が広がったようだ」(外為アナリスト)との指摘があった。

ユーロ/ドルの上昇はECBの金融政策正常化に向けた思惑が背景にあるが、トランプ米政権の政策実行能力になかなか自信が持てないことや、米国の利上げ期待がそれほど高まらず、金利が上がってこないことも影響している。「米10年債利回りは2.1%半ばまで低下しており、この金利ではドルは買いにくい」(同)との声も出ている。

トランプ大統領は30日、税制改革についての演説で、雇用創出に向け「米国のための」法人税減税が必要と訴えた。議会での合意が必要だと強調し、民主党にも協力を求めたが、具体策は示さなかった。

<07:51> きょうのドルは109.70―110.90円の見通し、月末絡みのフロー出やすい

ドルは110.27円付近。ユーロは1.1895ドル付近、ユーロ/円は131.15円付近。

きょうの予想レンジはドルが109.70―110.90円、ユーロが1.1840―1.1960ドル、ユーロ/円が130.60―131.80円。

実需筋から月末絡みのフローが出やすく、東京時間のドルは110円前半を中心にもみ合いそうだという。仲値付近までは輸入企業のドル買いが下値を支えそうだが、通過後は輸出企業のドル売りが出る可能性があるという。

市場からは「110円半ばでは上値が重く、109円台に入ると押し目買いが入りそうだ」(外為アナリスト)との声が出ていた。

きょうは中国の製造業・非製造業購買担当者景気指数(PMI)、ユーロ圏の消費者物価指数、米国の新規失業保険申請件数、個人所得・消費支出、シカゴ地区購買部協会景気指数などの発表がある。

前日海外時間、ドルは110.44円まで上昇し、2週間ぶりの高値をつけた。8月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が5カ月ぶりの大幅な伸びとなったほか、米国の第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方改定され、2年強ぶりの高い伸びになったことなどがドル買い要因となった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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