Reuters logo
〔マーケットアイ〕外為:ドル112円半ば、米指標軟調でも下げ限定的に 
2017年10月4日 / 05:56 / 17日前

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円半ば、米指標軟調でも下げ限定的に 

[東京 4日 ロイター] -

<14:49> ドル112円半ば、米指標軟調でも下げ限定的に

ドルは112.54円付近。株安・米長期金利低下などに連動する形で一時112.48円まで下落。きょうの安値をつけた。その後は持ち直している。

きょうの海外時間は、米国で9月のADP全米雇用報告、ISM非製造業景気指数などが発表される。弱い数字になった場合でもハリケーンの影響によるノイズが混じったと受け止められ、ドルの下げは限定的になるとみられている。

テクニカル的には10日移動平均線(112.42円付近)、日足一目均衡表の転換線(112.35円近辺)などがサポートとして意識されているという。

<12:07> 正午のドルは112円後半、米長期金利の軟化に連れ安

正午のドルは、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の112.66/68円。

中国市場が今週休場となっていることもあり、取引は全般に閑散だったという。

朝方112.80円台で推移していたドルは、米10年債利回りが2.312%まで低下するのに連れて軟化し、112.51円の安値を付けた。ニューヨーク市場終盤に同利回りは2.3247%だった。

ドル/円相場は米長期金利との相関が高いが、「週初から、一部の商品投資顧問(CTA)が、流動性が低下しているのを逆手にとって、米債先物売りとドル買い/円売りをタンデムに(並行して)仕掛けていた。だが、それも一巡したようだ」(外資系ファンド)との意見が出ていた。

午前の為替スワップ取引では、円投/ドル転によるドル調達コストが、3カ月物で190.73ベーシスポイントまで上昇し、2009年2月2日以来、8年8カ月ぶりの高水準となった。

米FRBが12月に追加利上げを実施するとの見通しから、短期金利に上昇圧力がかかっていることに加え、年末越えをカバーする3カ月物については、ドルの供給元である大手欧米銀がドルを出し渋っていることが背景。

大手欧米銀では、四半期末ごとに流動性比率など規制上の報告義務があるため、四半期末に向かってバランスシートの圧縮を進める傾向があり、スワップ取引でもドルの供給が低下する。

<11:30> ドル112円後半でこう着、米税制改革案は修正の必要も

ドル112.65円付近でこう着気味。

ユーロ/円は132.60円付近でこじっかり。

為替市場では、トランプ政権が前週発表した税制改革案を好感して、ドルが買い進まれる場面があった。

有力シンクタンクの試算によると、今後10年で総額5兆9900億ドルの減税効果につながる一方、連邦政府の歳入は2兆4000億ドル純減する見通し。

しかし、米ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は3日、トランプ政権が提示した米税制改革案が現状のままで議会を通過する可能性はなく、修正が必要との見解を示し、財政赤字が拡大する可能性にも懸念を示した。

フィンクCEOはまた、金融市場動向は良好で、年末まで好調に推移するとの見通しを示す一方、米国外に一段の「価値」を見出しているとした。

<10:55> ドル112円後半、CTAの米債売り仕掛け一巡で長期金利低下

ドルは112.62円付近で「ほとんど動意がない」(国内金融機関)という。

今週は中国市場が休みで全般に取引高が低迷する中、「週初から、一部のCTAが、流動性が低下しているのを逆手にとって、米債先物売りとドル買い/円売りをタンデムに(並行して)仕掛けていた。だが、それも一巡したようだ」(外資系ファンド)との意見が出ていた。

こうしたCTAの動きも手伝って、米10年国債利回りは2日の東京時間に2.3710%まで上昇したが、今朝は2.312%まで低下した。前日ニューヨーク午後5時時点は2.3247%だった。   「結局、薄商いを逆手にとって市場をかく乱して収益を上げるような手法は、うまくいかないことがほとんどだ」(同)という。

<09:20> ドル112円後半、スワップ経由のドル調達コストが8年8カ月ぶり高水準  

ドルは112.64円付近で上値の重さが意識されている。

為替スワップ経由のドル調達コストは、3カ月物で190.73ベーシスポイントまで上昇し、2009年2月2日以来、8年8カ月ぶりの高水準となっている。

米FRBが12月に追加利上げを実施するとの見通しから、短期金利に上昇圧力が掛っていることに加え、年末越えをカバーする3カ月物については、ドルの供給元である欧米大手金融機関がドルを出し渋っていることが背景。

出し渋りの要因の一つは、毎四半期末は流動性比率など規制上の報告義務があるため、対象行では四半期末に向かってバランスシートの圧縮を進めるため。

こうした中で、下半期の資金運用計画を作成中の本邦機関投資家が、2.3%台の米10年国債を購入するのか、不透明な状況だ。

<08:55> ユーロ1.17ドル前半、カタルーニャ問題くすぶるも安値からは反発

ユーロは1.1743ドル付近。スペイン・カタルーニャ自治州の独立問題がくすぶるなか、海外時間の安値1.1696ドルからは反発している。

3日のユーロ圏債券市場では、スペイン10年債利回りが続伸し3カ月ぶりの高水準に迫った。他の大半のユーロ圏債利回りは1─2bp上昇。堅調な米指標を踏まえ、連邦準備理事会(FRB)が年内に追加利上げを実施するとの観測が強まったことが背景にある。

ミズホのユーロ圏金利戦略主任のピーター・チャットウェル氏は、カタルーニ ャの問題は「スペインの問題であり、ユーロ圏全体に対する実存的リスクではない」と指 摘した。

スペイン国王フェリペ6世は3日のテレビ演説で、カタルーニャの独立を巡る住民投票の断行を「無責任な行動」と非難。「カタルーニャ社会は対立して分断されている」、「彼ら(自治州政府指導者)は国家に対して許し難い不誠実な態度を示し、自分たちの判断で、法的に認められた制度を打ち壊した」などと述べた。

<07:47> ドルは112.30―113.30円の見通し、株価と実需勢の動向に注目

ドルは112.81円付近、ユーロは1.1744ドル付近、ユーロ/円は132.46円付近。

きょうの予想レンジはドルが112.30―113.30円、ユーロが1.1690―1.1790ドル、ユーロ/円が132.00―133.00円。

前日の海外市場では、ムニューシン米財務長官が、次期FRB議長としてパウエル理事が適切と、関係者のコメントを引用して米メディアが伝えたことをきっかけに、米長期金利が低下し、ドル/円も反落した。

また、前日はドル/円のアジア時間の高値が113.19円、ニューヨーク時間の高値が113.13円と、9月27日の高値113.26円を超えられなかったことも、ドルが反落した背景だという。市場では米雇用統計を控えたポジション調整の動きが出始めているという。

きょうは、「株価と米長期金利、および本邦実需勢の動向が鍵となる。輸出企業は焦って売る気配はない一方で、輸入企業の買いがドルを下支えする可能性がある」(外為アナリスト)とみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below