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〔マーケットアイ〕外為:ドル113円前半、米上院の予算決議案可決は消化不良
2017年10月20日 / 05:34 / 1ヶ月後

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円前半、米上院の予算決議案可決は消化不良

[東京 20日 ロイター] -     <14:24> ドル113円前半、米上院の予算決議案可決は消化不良

ドルは113.18円付近。

午前の取引では、米上院が19日、2018会計年度(17年10月―18年9月)予算の大枠となる予算決議案を賛成51、反対49の僅差で可決したとの報道を手掛かりに、一時113.31円まで上昇し、米長期金利も強含んだ。

しかし市場では「日本のマーケットでは、報道内容を消化しきれていない可能性がある。実際、法案もまだ提出されておらず、税制改革案が通ったわけでもない」とSMBC日興証券の為替外為ストラテジスト、野地慎氏は言う。

ただ、足元の市場環境では「ドル買い、米債売りがワークしているので、もうかっている方向に、ポジションを積み増したということだろう」(同)という。

米10年国債利回りは朝方の2.320%付近から、上記の報道を挟んで2.363%付近まで上昇したが、現在は2.355%付近まで反落している。

上院の過半数を握る共和党が単独で税制法案を通過させる環境が整ったとはいえ、民主党がトランプ政権の税制改革案に反対する可能性は高い。

また、下院は先に独自の予算決議案を可決しているが、上院通過の法案との違いが大きいため、トランプ大統領の署名を得る前に両院案をすり合わせる必要がある。共和党側によると、交渉には最大2週間かかる可能性がある。

<13:01> ドル113円前半、113円半ばの壁は崩せず

ドルは113.15円付近。

ドルは、米上院が19日、2018会計年度(17年10月―18年9月)予算の大枠となる予算決議案を賛成51、反対49の僅差で可決したとの報道を手掛かりに、一時113.31円まで上昇したが、直近の高値となる10月6日の113.44円には届かなかった。

「113.30/50円の壁が打ち砕けない状況だ。ただ、リスクの一つが剥げ落ちた状況でドル買いとなった。また、台風の接近で今週末に北朝鮮が挑発的行動に出るリスクは低下している」とFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は言う。

一方で、米中関係は緊張がやや強まっている、と同氏は指摘する。

ティラーソン米国務長官は19日、米ウォールストリート・ジャーナル紙とのインタビューで、米国との貿易不均衡や南シナ海での軍事拠点化について中国が自発的に対処しなければ、米側が行動を起こす可能性に言及し、中国をけん制した。

ティラーソン氏は18日の講演でも「米国は中国との前向きなつながりを求めている。しかし、ルールに基づく秩序に中国が挑戦していることや、中国が近隣諸国の主権を脅かして米国とその同盟国に不利益をもたらしている事態について、米国が後ずさりするつもりはない」と発言した。

連日の中国批判の背景には、11月上旬のトランプ大統領の初訪中を前に、両国が抱える争点で妥協しない姿勢を中国側に明示する狙いがあるとみられる。

<12:10> 正午のドルは113円前半、米上院の予算決議案可決で強含み

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ドル高/円安の113.18/20円だった。午前10時半過ぎに米上院が2018年度の予算決議案を可決したと伝わり、ドル買い圧力が強まった。

朝方112円半ばで推移していたドルは、仲値にかけて実需筋のフローが入り、じり高となった。きょうは商業決済が集中しやすい五・十日で、輸入企業のドル買い/円売りが優勢だったという。

その後、米上院の予算決議案可決のニュースが伝わった。上院の過半数を握る共和党が単独で税制法案を通過させる環境が整った。

市場はドル買い・米長期金利上昇で反応し、一時113.31円まで上値を伸ばした。

チャート的に、次の上値めどは10月6日高値の113.44円。同水準を上回った場合は「7月高値の114円半ばを意識するようなドル買い/円売りの流れが形成されそうだ」(SMBC信託銀行の二宮圭子シニアFXマーケットアナリスト)という。

<10:51> ドル113円台に上昇、米上院の予算決議案可決を好感

ドルは113.07円付近。一時113.12円まで上昇した。

米上院が2018年度の予算決議案を可決したと伝わり、ドル買い圧力が強まっている。「予算を可決できるかというところが、トランプ減税の試金石の1つだった。ひとまず好感して金利上昇・ドル買いで反応している」(外資系証券)という。

減税を行うための財源問題なども残っており、この動きは一時的との見方もある。

<09:52> ドル112円後半、実需の買いなどでじり高

ドルは112.70円付近。

きょうは五・十日で仲値にかけて輸入企業のドル買い/円売りが入りやすい。57円安で寄り付いた日経平均が下げ幅を縮小していることも、ドル/円の支援材料になっているとみられる。

日本は22日に衆院選の投開票を控えているが、国内メディアの情勢調査では選挙戦終盤に差し掛かってもなお自民・公明党の連立与党が優勢と伝えられている。「波乱はないということで処理されていそうだ」(国内金融機関)との声が出ている。

  <09:34> ユーロ1.18ドル半ば、カタルーニャが不透明で動きにくい

ユーロは1.1845ドル付近で小動き。

前日はスペイン首相府が、カタルーニャ自治州の自治権停止の手続きを進める方針を明らかにした。

ユーロは一時1.1760ドル台まで下げたが、米長期金利の低下の影響を受けたドル安の影響で持ち直した。

同問題は、カタルーニャ側の次の出方待ちとなっている。市場では「先行き不透明感があり、ユーロが高値圏に戻ろうとしても、これが重しになって買い進みにくい」(ブローカー)との声が出ていた。

一方、来週26日には欧州中央銀行(ECB)理事会がある。ロイターの調査によると、1月から債券買い入れ額を現在の月額600億ユーロから400億ユーロに縮小するとの見方が大勢となっている。「量的緩和の縮小決定は織り込まれており、政策の発表直後に上下動しても値幅は小さい」(ソニーフィナンシャルホールディングスの為替アナリスト、石川久美子氏)との声が出ていた。

<07:54> ドル112.00─113.00円の見通し、株にらみ 仲値までは底堅い

ドル/円は112.58円付近、ユーロ/ドルは1.1848ドル付近、ユーロ/円は133.40円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.00―113.00円、ユーロ/ドルが1.1790─1.1870ドル、ユーロ/円が132.70―133.50円とみられている。

きょうは商業決済が集中しやすい五・十日で、仲値にかけては輸入企業のドル買い/円売りが下値を支えるとみられている。その間、日経平均がしっかり推移すれば、ドルは112円後半まで持ち上がる可能性がある。

実需筋の取引が一巡した後、株価がさえない動きとなれば、112円前半までの下押しもあり得るという。下値めどは前日安値の112.30円近辺だが、この水準を割り込めば利益確定や持ち高調整のドル売りが強まり、112円ちょうどが視野に入りそうだ。

イベント・経済指標としては、黒田東彦日銀総裁の全国信用組合大会でのあいさつ。米9月中古住宅販売件数が発表されるほか、メスター米クリーブランド地区連銀総裁が討論会に出席する。

前日海外時間、ドルは112.29円まで下落した。米長期金利の低下やリスク選好の巻き戻しでドル売り/円買いが優勢となった。その後に米経済指標が堅調な内容となったことなどを受け、ドル/円も持ち直した。

米国で発表された新規失業保険申請件数は44年ぶりの低水準だったほか、10月のフィラデルフィア地区連銀業況指数は過去最高に達した。

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