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〔マーケットアイ〕外為:ドル113円前半、日銀総裁発言に目立った反応なし
2017年10月31日 / 07:56 / 20日後

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円前半、日銀総裁発言に目立った反応なし

[東京 31日 ロイター] -

<16:49> ドル113円前半、日銀総裁発言に目立った反応なし

ドルは113.14円付近。米長期金利が若干上昇しているため、113円割れは免れている状況。

日銀の黒田総裁は会見で、ETF買入自体に大きな問題やリスクがあるとは思っていない、と述べた。また、日銀が31日の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で2017年、2018年の物価を下方修正したことについて、最大の要因は携帯料金の下落であるとの見解を示した。

為替市場では、正午過ぎに決定会合の内容が伝わった直後に、ドルがきょうの高値113.29円を付けたが、午後4時半過ぎまでに伝わった同総裁の発言に対して、目立った反応を示していない。

<14:31> ドル113円前半、米長期金利低下で上値重い

ドルは113.09円付近。米長期金利が低下しているため、上値が重い状況。

米10年国債利回りは2.3631/2.3612%の気配と、前日ニューヨーク市場午後5時時点の2.3703%から低下している。

「米長期金利の低下には、超長期債に関するムニューシン米財務長官の発言や、税制改革に対する期待の剥落など、これまでの長期金利の上昇につながってきた材料が剥げ落ちたことがある」(FX会社)という。

また、ロシアゲート関連で、トランプ大統領がツイッターを通じて、「ムキになって反論していることも、ドルにはマイナス材料」(同)だという。

<13:26> ドル113円前半、日銀の物価目標に反論も

ドルは113.16円付近。

日銀の金融政策決定会合の結果をはさんで一時113.29円付近まで上昇したが、その後間もなく反落し、現在に至っている。ユーロは131.63円付近で小動き。

日銀は31日、最新の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を発表し、2017年、2018年の物価を引き下げる一方で、2%の物価目標に達する時期は前回の「19年度ごろ」を変えなかった。しかし、物価は下振れリスクの方が大きいとした。

市場では、過去に6回も先送りされている物価目標の達成時期や達成の意義について異論も出ている。

「日本のコアCPIには、家賃や公共料金などのサービス価格が占める割合が3―4割と大きい。現行のウェイティングで2%目標を達成させるのであれば、モノの価格が5―6%上がる必要があり、消費にマイナスの影響を及ぼすだろう」と三菱UFJリサーチ&コンサルティング、主席研究員の廉了氏は言う。

国民は2%の物価上昇を期待しているとは思えず、物価目標達成は政治的にも穏当ではない、と同氏は述べる。

<12:25> 正午のドルは113円前半、下げ一服

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から10銭程度ドル安/円高の113.07/09円付近。

月末のきょうは下値で輸入企業など実需の買いが入ったもよう。海外市場でドルが売られた流れは一服となったが、短期筋の買い戻しが追随して活発化することもなく、狭いレンジ内で推移した。午前の値幅は上下32銭だった。

ユーロは131.75円付近。ドル/円と同様に小動きだった。

<12:15> ドル113.22円付近まで小幅上昇、片岡委員は追加緩和提案せず

ドルは113.22円付近まで10銭程度上昇。日銀は現行政策を据え置いた。前回9月会合で反対票を投じた片岡剛士審議委員は今回も反対に回ったが、追加緩和提案は行わなかった。

<11:50> 「テーラービッド」撤退、ドル安/米金利低下を加速

次期FRB議長にパウエル理事との複数の報道が、きょうにかけてドル安や米金利の低下を加速させたとの声が出ている。パウエル氏は現行政策を基本的に継承する可能性が高く、相対的にハト派的とされることに加え、最もタカ派と目される米スタンフォード大教授のテイラー氏就任の可能性が大きく後退したため、同氏就任によるドル高や米金利上昇に賭けていた投機筋が撤退しているという。

「『テーラー議長』就任の可能性は小さいかもしれないが、実現すれば大きく市場が動くだろうとの見方から、一部投機筋の間で仕掛ける動きが続いていた」(邦銀)という。

<10:15> ドル113.15円付近、下値の買いを警戒

仲値公示を経てドルは113円前半を推移。一時112.97円まで下落したが、すぐに跳ね返された。市場では、きょうは月末で輸入企業など実需の買いが入りやすいこと、国内機関投資家が下期の資金運用計画で、円高局面でオープン外債投資の検討を表明していることなどから、一段のドル売り/円買いを仕掛けにくいとの声が出ている。

<08:45> ドル安材料山積、イベント前の調整気運も流れ支援

前日の海外時間は米国でドル売りにつながりそうな話題に事欠かない展開。法人税は段階的引き下げを検討との報道に加え、トランプ陣営の元選挙対策本部長らが起訴されたこと、連邦準備理事会(FRB)の次期議長にパウエルFRB理事との各社報道、ムニューシン財務長官が超長期債の需要は低調と発言したといった報道などが、株安や金利低下、ドル安に幅広く影響したという。

ただこうした動きは、あすにかけて行われる連邦公開市場委員会(FOMC)、2日にも発表される可能性のある次期FRB議長人事、3日の雇用統計などに備えた「持ち高調整の口実となった可能性」(アナリスト)もあるという。

<07:56> ドル112.70─113.70円の見通し、下値の買い意欲が鍵

ドル/円は113.11円付近、ユーロ/ドルは1.1644ドル付近、ユーロ/円は131.72円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.70―113.70円、ユーロ/ドルが1.1590─1.1690ドル、ユーロ/円が131.30―132.30円とみられている。

海外市場では広範にドルが下落。米下院の税制改革案作成者らが段階的な法人税率引き下げを協議しているとのブルームバーグの報道などを受け、米金利が急速に低下した。

ただドルが弱含む中でも、対円では「113円台にとどまるなど下値の買いを意識する動き」(国内金融機関)が見られたという。日中も海外の流れを引き継いで上値の重さが目立ちそうだが、大幅な下落は見込みにくいとの声が出ている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

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