December 14, 2017 / 7:04 AM / 7 months ago

〔マーケットアイ〕外為:通貨変動、年内はもう期待薄 オプション市場が暗示

[東京 14日 ロイター] -

<16:00> 通貨変動、年内はもう期待薄 オプション市場が暗示

通貨オプション市場が、主要通貨の動意が乏しくなる可能性を織り込み始めた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を終えた後の1カ月物予想変動率は、ドル/円が2年ぶり、ユーロ/円が3年ぶり水準へ低下した。

きょう金融政策の発表があるユーロ/ドル、英ポンド/ドルはともに、まだ年初来最低水準を上回って推移しているが、その幅はわずか。発表内容が市場予想に沿ったもので特段のサプライズがなければ、こうした通貨のボラティリティーもクリスマスを待たず、一段と低下する可能性がありそうだ。

<14:03> 米成長率大幅上方修正に驚きの声、次期議長の方針示唆か

FRBが公表した経済見通しの中で、来年の成長率予想を前回9月の2.1%から2.5%へ大幅に引き上げたことが、市場で話題を呼んでいる。高成長の下で物価上昇が明確になれば、利上げペースが加速する可能性もあるためだ。

イエレン議長は会見で、現在審議中の税制改革法案が成長率予測の上方修正を後押ししたと説明。市場では「成長率は高まるが、インフレは抑制される経済を求めるパウエル(次期議長の)色が出てきている」(都銀)との受け止めもあった。

報道によると、トランプ大統領は前日、同法案が可決・施行されれば成長率は4%超へ高まるとの見通しを示している。

ドルは112.62円付近。午後に入り値動きが鈍ってきた。

<12:30> ドル/円は買い戻し一巡後にもみ合い 豪ドルは上昇

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の112.66/68円。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の安値から持ち直したものの、113円台には届かなかった。

ドルはFOMC後に112.46円まで下落したが、東京時間早朝から買い戻しが入り、112.79円まで上昇した。その後は手がかり材料に欠き、112円半ばを中心にもみ合った。

FOMCの結果は想定内の内容との評価が多く、これ以上ドル売りの動きは強まらないとの見方があった。一方、米国の年内最後の重要イベントを通過したことで大きなドル買いも入りにくいとの声も聞かれた。「税制改革の進展期待などで上がっても年内は114円付近が限界」(邦銀)という。

午前は豪ドルが比較的大きく動いた。オーストラリア連邦統計局が発表した11月の雇用統計で、就業者数が前月比6万1600人増加と、予想を大きく上回ったことを好感し、豪ドルは上昇。豪ドル/円は86円ちょうど付近から一時86.48円まで強含んだ。

<11:29> ドル112円半ばで方向感欠く、FOMCは消化か

ドルは112.68円付近。午前の高値112.79円をつけた後は112円半ばを中心に方向感なく推移している。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果はドル売りが強まる内容ではなかったものの、米国の年内最後の重要イベントを通過したことで短期筋から手じまい売りが出たとの指摘が出ている。市場からは「手じまいされたので買い戻しも入りにくい」(外為アナリスト)との声も聞かれた。

一方、112円前半には52週移動平均線、半ばには週足一目均衡表の雲上限などがあり「中期的なドル買いニーズがある参加者にはいい買い場」(国内金融機関)との指摘もあった。

<10:59> ユーロ/ドルじり高、ECB理事会は無風通過か

ユーロは1.1841ドル付近。朝方からじりじり上昇し、12月6日以来の高値圏となっている。きょうは欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表とドラギ総裁の会見があるが、材料視はそれほどされておらず、ユーロの上昇はドル売りの裏返しの側面が大きい。

ECB理事会は10月会合で来年1月からの債券買い入れ規模減額を決めており、今回は新たな材料は出づらいと見込まれている。

<09:21> ドル112円後半に上昇、FOMC結果は「売りに傾くほどではない」

ドルは112.79円付近。米連邦公開市場委員会(FOMC)後につけた安値112.46円から持ち直している。市場からは「FOMCの結果は想定内の内容。ドル買いポジションがたまっていたので少し売られたが、大きく売りに傾くほどではない」(国内金融機関)との声が聞かれた。税制改革でも少しいいニュースが入ってきており、年末にかけて緩やかにドル高の展開を予想しているという。

ロイターデータでは、足元のドル/円1カ月物インプライドボラティリティが6.3%と約2年ぶりの水準に低下している。「税制改革の進展で少し動くかもしれないが、ドル/円が動く材料はあまりない」(同)という。

<07:56> ドル112.10─113.10円の見通し、FOMCを消化 東京時間は下がりにくい

ドル/円は112.68円付近、ユーロ/ドルは1.1824ドル付近、ユーロ/円は133.20円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.10―113.10円、ユーロ/ドルが1.1770―1.1870ドル、ユーロ/円が132.70―133.70円とみられている。

東京時間のドルは112円半ばから後半を中心に推移するとみられる。朝方は米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安の流れを引き継ぐのか、過剰反応と処理されて買い戻しが入るのか、見極める相場となりそうだ。

日本時間は国内実需筋などからドル買いが入りやすく、下値は限定的になる可能性がある。112円前半に落ちるとすれば海外イベントの余波との見方が出ていた。

きょうは鉱工業生産や小売売上高など中国の各種経済指標、イングランド銀行(英中銀)の金融政策、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果、米国の小売売上高などが発表される。

前日海外時間のドル/円はイベントの結果を受けて上下動した。米国の11月コア消費者物価指数(CPI)が減速したことでドル売りとなり、113円を割り込んだ。その後、米議会上下両院の共和党指導者が税制改革法案で原則合意したと伝わり小幅に持ち直したものの、FOMCの結果公表後に再び下押し圧力が強まり、112.46円まで下落した。

FOMCでは大方の予想通り政策金利を引き上げ、来年は3回利上げするとの想定を維持した。

利上げ決定にシカゴ地区連銀とミネアポリス地区連銀の総裁が反対したことがハト派的と受け止められた、との声もあるが、結果はほぼ想定内でドルが大きく売られたのは分かりにくいとの指摘もある。「タカ派サプライズで114台に上昇するとみていた向きは思惑が外れた。今年はドル買い材料がもう出ないということで売ったのではないか」(ブローカー)との見方が出ていた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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