December 15, 2017 / 12:35 AM / a year ago

〔マーケットアイ〕外為:企業のドル想定レートが円安方向に 業績の上方修正余地狭まる

[東京 15日 ロイター] -

<09:32> 企業のドル想定レートが円安方向に、業績の上方修正余地狭まる

ドルは112.32円付近。

12月調査日銀短観で発表された2017年度の大企業製造業の想定為替レートは1ドル=110.18円となった。6月調査は同108.31円、9月調査は同109.29円で、徐々に円安方向に修正されてきた。今年のドルは108─114円の時間帯が長く、レンジ中央の111円に近づいてきたかたちだ。

市場では「実勢レートに近づき、為替差益による企業業績の上方修正余地がなくなってきた」(国内証券ストラテジスト)との声も出ていた。

業況判断DIは大企業製造業がプラス25と5四半期連続で改善。大企業非製造業はプラス23で、前回調査比横ばいだった。日銀短観に対する相場の反応は大きくみられなかった。

<08:51> ユーロ弱含み、ECB総裁が金融緩和必要との認識

ユーロ/ドルは1.1774ドル付近、ユーロ/円は132.33円付近で上値が重い。

前日、欧州中央銀行(ECB)理事会は政策金利の据え置きを決定。同時に域内の経済成長とインフレ見通しを上方修正し、ユーロ/ドルは1.1863ドル、ユーロ/円は133.76円まで上昇した。

その後、ドラギECB総裁が金緩和策が依然として必要との認識を示し、ユーロ売り圧力が強まった。総裁は、資産買い入れの正式な終了期日もしくはインフレと債券買い入れの連動に関する議論はなかったとも述べた。

ECBは10月会合で来年1月からの債券買い入れ規模減額を決めたが、債券買い入れは最低でも9月末まで続ける。市場では「債券買い入れは9月では終わらず、12月まで延長される可能性がある。その後、半年程度は時間をあけ、19年後半にも利上げするのではないか」(国内証券エコノミスト)との見方が出ていた。

<07:54> ドル111.90─112.90円の見通し、仲値公示までは底堅い

ドル/円は112.33円付近、ユーロ/ドルは1.1766ドル付近、ユーロ/円は132.23円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111 .90―112.90円、ユーロ/ドルが1.1730―1.1830ドル、ユーロ/円が131.80―132.80円とみられている。

東京時間のドルは112円前半を中心にもみ合う展開が予想される。商業決済が集中しやすい五・十日で、仲値公示付近までは国内実需筋のドル買い/円売りが支えになるとみられる。その後は、株価や米金利にらみとなりそうで、株価が想定以上に大きくさげた場合は112円近辺までの下押しもあり得るという。

きょうは12月調査日銀短観が発表される。

海外時間には米国の12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、11月鉱工業生産・設備稼働率などが発表される。内容が良くショートカバーで上昇しても前日高値112.88円付近では戻り売り出て上値を抑えそうだ。

前日海外時間、ドルが112.06円まで下押しされる場面があった。米株安・米長期金利低下となる中、共和党の上院議員2人が税制改革法案を支持するには変更が必要との見解を示し、同法案成立に対する疑念が出た。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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