December 26, 2017 / 12:58 AM / 10 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円前半、日銀会合の議事要旨では出口戦略織り込めず

[東京 26日 ロイター] -

<09:54> ドル113円前半、日銀会合の議事要旨では出口戦略織り込めず

ドルは113.34円付近。

日銀が10月30・31日開催分の金融政策決定会合の議事要旨を公表したが、市場の反応は限定的だった。

議事要旨では、現時点で追加緩和を行うべきではないとの認識が共有された。複数の委員から、極端な金融緩和策をとると、金融不均衡の蓄積や金融仲介機能の低下などの副作用が生じる、との指摘があった。

市場では「金融機関の分析を行っている金融システムリポートでは、低金利政策が金融機関を過度に苦しめているとの結論は出てきていない。方向性としては引き締め方向の話をしているが、本気度がほとんどうかがえず、市場は日銀の出口に向けた動きを織り込めない」(みずほ証券の末広徹シニアマーケットエコノミスト)との声が出ていた。

<08:53> ドル113円前半、参加者少なくテクニカル意識 

ドルは113.29円付近。

きょうは参加者が少なく、ドル/円は「テクニカルやオーダー状況を意識した動きになる」(IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト)という。

目先、11月高値114.73円を起点とした短期レジスタンスライン(現在は113.30円前後)が抵抗線とみられる。ここを明確に上抜けしても113.50円でのオプションバリアの攻防が想定され、上値が重くなりそうだ。下値は112.82円付近で推移する日足一目均衡表の転換線がめどという。

総務省が発表した11月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮を除くコアCPIで前年比0.9%上昇となり、プラス幅は前回10月の0.8%から拡大。ロイターがまとめた予測も上回ったが、市場の反応は限定的だった

<07:54> ドル113.00─113.60円の見通し、値幅出ず「厳しい」

ドル/円は113.26円付近、ユーロ/ドルは1.1872ドル付近、ユーロ/円は134.45円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.00―113.60円、ユーロ/ドルが1.1830─1.1900ドル、ユーロ/円が134.10―134.80円とみられている。

昨日より材料はあるものの、参加者が少なく動意薄の状況が続きそうだ。

きょうは11月全国消費者物価指数(CPI)、日銀金融政策決定会合の議事要旨(10月30・31日分)の発表、黒田東彦日銀総裁の講演などがある。海外時間は米国の12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が発表される。

市場からは「海外勢が休みで、国内実需筋のフローも出にくい。動きようがなく厳しい」(ブローカー)との声が出ていた。日銀総裁の講演で少し動く可能性はあるが、トレンドを大きく変えるほどのものではないとみられている。

英国、カナダ、ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、香港はボクシングデーで休場。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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