December 26, 2017 / 6:35 AM / a year ago

〔マーケットアイ〕外為:為替スワップで1カ月物ドル調達コストが4%台乗せ

[東京 26日 ロイター] -

<15:27> 為替スワップで1カ月物ドル調達コストが4%台乗せ

ドルは113.30円付近。欧州序盤に入っても、目立った動きは出ていない。

一方、為替スワップ取引では、1カ月物の円投/ドル転コスト(ドル調達コスト)が一時413.85ベーシスポイント(bp)と、2008年10月16日以来9年2カ月ぶりの水準に達した。日米金利差からの乖離(かいり)を示す「ベーシス」も257bpと、昨年末の高値200bpを上回っている。

3カ月物の円投/ドル転コストは263.75bpまで上昇し、米10年国債利回りの2.49%台を上回った。ベーシスも95.18bpまで上昇し、年初に付けた今年の最高値85.38bpを上回った。

ドル調達コストの上昇はユーロ/ドルスワップでも見受けられる。

3カ月物ユーロ/ドルスワップのベーシスは118.12bpと、12月15日に付けた129.35bpからは低下したものの、依然高止まりしている。

「ドルクランチ」とも呼べるベーシス拡大の背景には、年末で市場の流動性が極端に低下していることや、世界的なリスクオンの状況で金融機関のキャッシュ比率が低下していることがあると考えられる。

「(スワップでドルの)出し手の米銀については、(スワップなどで)ドル資金を海外に持っていくより、株を買っていた方が収益を稼げるとの判断があるのではないか」(国内銀)との見方が出ていた。

<13:10> ユーロ134円半ば、米原油先物は58ドル半ばで堅調

ユーロは134.48円付近できょうこれまでの取引レンジは134.56―134.43円と極めて狭い。海外投機筋も休暇中、または、様子見のもよう。

米WTI原油先物は58.48ドル付近で堅調。

一方、北海ブレント先物は65.24ドル付近と2015年6月以来の高値付近で推移している。石油輸出国機構(OPEC)とロシア主導の減産を受けた堅調な需要見通しが支援している。

イラクのルアイビ石油相は25日、2018年第1・四半期までに市場の需給が均衡し、価格の上昇につながると楽観的な見方を示した。

一方、北海の主要パイプライン「フォーティーズ」の復旧見通しが、原油価格の一定の重しになっている。同パイプラインは亀裂が見つかったことから12月に操業を停止したが、運営会社のイネオスは稼働再開に向けて試験を開始、1月上旬にも完全復旧するとしている。

<12:43> 為替スワップで1カ月物ドル調達コストが4%に迫る

ドルは113.29円付近。外為市場では参加者が乏しく、方向感が出にくい環境が続いている。

他方、為替スワップ取引では、1カ月物の円投/ドル転コストが一時399.45ベーシスポイント(bp)と4%に迫る勢いとなり、2008年10月17日以来のレベルに達した。日米金利差からのかい離を示す「ベーシス」も243bpと、昨年末の高値200bpを上回ってきた。

1カ月物に比べ安定的な値動きを示す3カ月物では、円投/ドル転によるドル調達コストが256.34bpまで上昇し、10年物米国債利回りの2.4901/4833%を上回っている。ベーシスも87.76bpまで上昇し、年初に付けた今年の最高値85.38bpを上回った。

ドル調達コストの上昇はユーロ/ドルスワップでも観察されている。

3カ月物ユーロ/ドルスワップのベーシスは118.12bpと、12月15日に付けた129.35bpからは低下したものの、依然高止まりしている。

ベーシス拡大の背景には、年末で市場の流動性が極端に低下していることがあるとみられるが、世界的なリスクオンの状況で、金融機関のキャッシュ比率が低下していることも一因と考えられる。このため、来年以降もリスクオンが続けば、短期金融市場やスワップを経由したドルの調達環境は一段と厳しくなりそうだ。

<12:03> 正午のドルは113円前半、仲値通過後は「開店休業」

正午のドル/円は、25日東京市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の113.30/32円だった。参加者が少なく、総じて方向感が出なかった。朝方からの値幅は上下12銭程度にとどまっている。

午前9時半頃に安値113.26円をつけた後、仲値に向けて輸入企業のドル買い/円売りが入り、113.38円まで上昇した。仲値を通過した後は主体性なく上下し、国内金融機関の関係者からは「開店休業状態」との声も聞かれた。

市場予想を上回るプラス幅となった11月全国コアCPIや、極端な金融緩和策をとることによる副作用が指摘された日銀決定会合議事要旨は、ほとんど材料視されなかった。

<11:11> 南アランド、2年超ぶり9円台に上昇 ズマ大統領に早期退陣期待

南アランドは9円台に上昇し、2015年10月以来2年2カ月ぶりの高値圏となっている。

2019年の総選挙後になる予定だったズマ大統領の退陣が前倒しされるとの観測が好感されているという。早ければ来年1月11、12日に行われる与党アフリカ民族会議(ANC)の全国執行役員会議になるとの見方もあり、構造改革期待が高まっている。もっとも「年末で流動性が低下しており、少額の買いでも大きく反映されてしまう」(野村証券の外国為替アナリスト、中島将行氏)との指摘もある。

<09:54> ドル113円前半、日銀会合の議事要旨では出口戦略織り込めず

ドルは113.34円付近。

日銀が10月30・31日開催分の金融政策決定会合の議事要旨を公表したが、市場の反応は限定的だった。

議事要旨では、現時点で追加緩和を行うべきではないとの認識が共有された。複数の委員から、極端な金融緩和策をとると、金融不均衡の蓄積や金融仲介機能の低下などの副作用が生じる、との指摘があった。

市場では「金融機関の分析を行っている金融システムリポートでは、低金利政策が金融機関を過度に苦しめているとの結論は出てきていない。方向性としては引き締め方向の話をしているが、本気度がほとんどうかがえず、市場は日銀の出口に向けた動きを織り込めない」(みずほ証券の末広徹シニアマーケットエコノミスト)との声が出ていた。

<08:53> ドル113円前半、参加者少なくテクニカル意識 

ドルは113.29円付近。

きょうは参加者が少なく、ドル/円は「テクニカルやオーダー状況を意識した動きになる」(IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト)という。

目先、11月高値114.73円を起点とした短期レジスタンスライン(現在は113.30円前後)が抵抗線とみられる。ここを明確に上抜けしても113.50円でのオプションバリアの攻防が想定され、上値が重くなりそうだ。下値は112.82円付近で推移する日足一目均衡表の転換線がめどという。

総務省が発表した11月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮を除くコアCPIで前年比0.9%上昇となり、プラス幅は前回10月の0.8%から拡大。ロイターがまとめた予測も上回ったが、市場の反応は限定的だった

<07:54> ドル113.00─113.60円の見通し、値幅出ず「厳しい」

ドル/円は113.26円付近、ユーロ/ドルは1.1872ドル付近、ユーロ/円は134.45円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.00―113.60円、ユーロ/ドルが1.1830─1.1900ドル、ユーロ/円が134.10―134.80円とみられている。

昨日より材料はあるものの、参加者が少なく動意薄の状況が続きそうだ。

きょうは11月全国消費者物価指数(CPI)、日銀金融政策決定会合の議事要旨(10月30・31日分)の発表、黒田東彦日銀総裁の講演などがある。海外時間は米国の12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が発表される。

市場からは「海外勢が休みで、国内実需筋のフローも出にくい。動きようがなく厳しい」(ブローカー)との声が出ていた。日銀総裁の講演で少し動く可能性はあるが、トレンドを大きく変えるほどのものではないとみられている。

英国、カナダ、ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、香港はボクシングデーで休場。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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