January 4, 2018 / 5:23 AM / 6 months ago

〔マーケットアイ〕外為:アジア株連騰、中国の流動性対策で安ど感 円高も抑止

[東京 4日 ロイター] -

<14:13> アジア株連騰、中国の流動性対策で安ど感 円高も抑止

ドルは112.65円付近ときょうの高値圏を推移。日経平均の上げ幅は前年末最終営業日比で600円を超え、1992年1月以来26年ぶり高値をつけた。

年始から連騰が目立つアジア株も引き続き軒並み高で、フィリピンの主要株価指数PSEi、タイのSET指数は連日の史上最高値更新。ベトナムのVN指数は10年ぶり、マレーシアのKLSE指数2年半ぶり高値を奪回した。

年初来のアジア株高の一因とされるのは、中国人民銀行(中央銀行)が昨年末に発表した流動性対策。資金需要が旺盛となる旧正月対策として、一時的に預金準備率2%ポイントの引き下げを可能とし、商業銀行の手元資金確保を支援する仕組み。供給額が市場推計で1兆5000─8000億元程度と巨額なことなどから「ポジティブサプライズ。当面の金融市場の流動性に対する懸念が後退した」(野村証券)という。

通貨市場では昨年来、株高と円安の相関関係が崩れており、アジア株高による円安は現在のところ限定的。それでも「リスク回避の円高が進みにくい」(外銀)効果はあるという。

 <12:05> 正午のドルは112円後半、株高の割に上値伸びず

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の112.63/65円。

前場の日経平均株価は前営業日比561円12銭高の2万3326円06銭と、3営業ぶりに急反発した。

ドル/円も連れ高となり一時112.78円まで上値を伸ばしたが、「株高の割には、円売りに勢いがない」(国内銀)とされ、ドル/円の上値は伸び悩んだ。

前日の海外市場では、好調な米製造業・建設指標に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、年内数回の利上げを行う方向性が見えたことが材料視され、ドルが買い戻されたが、買い戻しは東京の午前までに一巡したもようだ。

新年2日に1.2081ドルと約3カ月ぶり高値を付けたユーロは、この日も1.20ドル台に留まったが、午前の取引は低調で、値幅は1.2005―1.2018ドルと極めて狭いレンジに収まった。

<11:10> ドル112円後半、スワップ経由のドル調達コストは年末のピークから急低下

ドルは112.73円付近。日経平均が前営業日比で500円超の上げ幅となっているわりには、円売りが勢いづかない。ニューヨーク終盤は112.49/52円だった。

為替スワップ取引では、円投/ドル転コストが年末のピーク時から、大幅に低下した。

3カ月物のドル/円スワップのベーシス(理論値からの乖離幅)は23.92ベーシスポイント(bp)と、昨年12月27日につけた99.76bpから大幅に低下した。

1カ月物のベーシスは19.20bpと、26日の257.64bpから大幅に低下した。

ただし、日米短期金利差の拡大により、ベーシスを加味したドル調達コストは3カ月物で193.61bpと、年末の268bpからは低下したものの、依然高水準を保っている。このため「機関投資家では、ベーシスや為替リスクを負って外モノに行くよりは、国内株式に投資した方が効率がいいという判断になりやすい」(国内銀)という。

一方、ユーロ/ドルスワップの3カ月物のベーシス(米独短期金利差からの乖離幅)は15.41bpと昨年12月15日につけた94.69bpから大幅に低下した。

<10:33> ドル112円後半、海外勢は株買い/円売りドライブ

ドルは112.74円付近。日経平均が前営業日比で500円を超える上げ幅となっていることで、海外勢を中心に「株買い/円売りドライブをかけている」(ファンド・マネージャー)とされるが、ドルの上昇はいま一つ迫力に欠ける。

「アベノミクス下で株買い/円売りが習い性となっているが、そもそも、日本のアセットを外国人が買うことでなぜ円売りが発生するのか」(同)との意見が聞かれる。

市場では、「株高/円安の理論的な妥当性はともかく、これまで株高と円安には一定の相関があったが、きょうについてはその相関も緩んできているようだ」(同)という。

ユーロは135.38円付近で朝方から小動き。

ユーロは1.2000ドル付近。2日に1.2081ドルまで上昇し、昨年9月以来の高値をつけている。

<09:11> ドル112円後半、株高に連れ高も慎重な足取り

ドルは112.69円付近。

日経平均が前営業日比で400円を超える上げ幅となっていることで、ドル/円では買い戻しが先行し、一時112.70円を付けた。ただ、慎重な足取りとなっている。前日ニューヨーク終盤は112.50円付近だった。

米10年国債利回りは2.4579/43%の気配で、2.4452%から若干上昇しているものの、「印象としては、世界的な株高の割に伸びが鈍い」(外債トレーダー)という。

<08:19> ドル112円半ば、米原油先物は61ドル後半で約3年ぶり高水準

ドルは112.56円付近でこじっかり。株高期待が下値を支えている。

米WTI原油先物の中心限月2月限は時間外取引で61.88ドルと、中心限月ベースでは2014年12月以来約3年ぶり。前日の清算値は61.63ドルだった。

イランで反政府デモが6日目に突入するなか、地政学リスクの高まりを懸念した買いが入った。

イランの革命防衛隊の司令官は、デモ鎮圧のため3州に部隊を展開していることを明らかにした。デモに関連した死者は6日間で21人に上っている。

きょうには米エネルギー情報局(EIA)の在庫週報が発表される予定。

外為市場では、原油価格と相関があるとされるユーロが買い進まれている。

ユーロ/ドルは2日に1.2081ドルと4カ月ぶり高値を付けた。現在は1.2013ドルまで反落している。

<07:35> ドル112.00─113.00円の見通し、株価堅調ならばドル買い戻し先行

ドル/円は112.49円付近、ユーロ/ドルは1.2015ドル付近、ユーロ/円は135.15円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.00―113.00円、ユーロ/ドルが1.1970─1.2070ドル、ユーロ/円が134.70―135.70円とみられている。

前日のニューヨーク外為市場では、好調な米製造業・建設指標に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、年内数回の利上げを行う方向性が見えたことが材料視され、ドルが買い戻された。12月の米供給管理委員会(ISM)製造業景気指数は59.7と市場予想を上回った。

また、年末年始の相場ではユーロの強さが目立った。   ユーロは2日に1.2081ドルまで上昇し、昨年9月以来の高値をつけた。

きょうの外為市場では、「株価が堅調であれば、ドルの買い戻しが先行するだろう」(外為アナリスト)とみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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