January 5, 2018 / 5:24 AM / 9 months ago

〔マーケットアイ〕外為:円全面安、北朝鮮懸念後退が新年投資の意欲後押し

[東京 5日 ロイター] -

<14:15> 円全面安、北朝鮮懸念後退が新年投資の意欲後押し

ドルは一時112.96円まで小幅上昇。きょうにかけて通貨市場では、円のじり安が目立っている。対ユーロやNZドルなどのクロス円が軒並み高となり、円はほぼ全面安の展開だ。

主要通貨の中で最も大きな動きとなったNZドル/円は、前日日中安値からきょうの高値まで2%弱上昇。80円後半と2カ月半ぶり高値をつけた。ユーロ/円も136円前半と同1.3円上昇し、2年3カ月ぶり高値を奪回した。

円の広範な下げの主因とされるのは世界的な株高。加えて、北朝鮮情勢の緊張がやや緩和してきたことが年始の投資意欲を後押しし、結果としてリスクオン的な円安地合いが強まってきたとの指摘もある。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は3日、南北間を結ぶホットライン(直通電話回線)の再開を指示。トランプ米大統領は続く4日、韓国の文在寅大統領と平昌冬季五輪期間中に合同軍事演習を行わないことで合意した。

さらに韓国統一省は5日、同国が提案していた1月9日の会談を北朝鮮側が受け入れたと明らかにした。南北協議は15年12月以来約2年ぶりで、文政権発足後初めて。

韓国国債の5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は現在48ベーシスポイント(bp)付近と、昨年6月以来の水準へ低下。半島情勢が緊迫した昨夏には74bp付近と16年2月以来の高水準をつけていた。

 <12:05> 正午のドルは112円後半、ユーロは1.20ドル後半で高止まり

正午のドル/円は、ニューヨーク終盤に比べ若干ドル高/円安の112.83/85円。ユーロ/円や英ポンド/円などクロス円での円売りに、ドル/円の下値が支えられた格好。五・十日の実需のフローは限定的だったとみられ、仲値での波乱は見られなかった。

ユーロの堅調地合いは続き、この日も1.2079ドル付近まで上昇した。前日は1.2089ドルまで上昇し、約3カ月ぶり高値を付けている。

短期的には、原油高がユーロ圏のインフレ鈍化のリスクを抑え、ECBによる早期金融緩和終了の思惑を招いて、投機筋にユーロ買いのインセンティブを与えている。

<11:16> ユーロ1.20ドル後半、ユーロ/円は2年3カ月ぶり高値圏

ユーロは1.2072ドル付近。

前日は一時1.2089ドルまで上昇し、約3カ月ぶり高値を付けた。ユーロ/円は136.18円と2年3カ月ぶりの高値圏にある。前日の高値は136.37円だった。

ユーロが昨年9月の高値1.2092ドルを上抜けた場合、目先の上値目途は、2014年の高値と2017年の安値の半値戻しに当たる1.2160ドルとなる。

<09:32> ドル112円後半、リスクオンでドルも円も弱い状況

ドルは112.76円付近で、ニューヨーク終盤とほぼ変わらない水準。日経平均は小幅高となっているが、前日の急騰にドル/円相場が反応薄だったため、「株価と円の相関は既になくなっている」(国内銀)との意見が出ていた。

地合いはグローバルな株高を映してリスクオン。リスクオンの環境ではドルと円が共に弱くなる傾向がある。

きょうは五・十日のため、午前10時の仲値公示にかけて輸入企業によるドル買いが先行すると見られている。

<08:48> ドル112円後半、米原油は地政学リスクプレミアム上乗せで2年半ぶり高値

ドルは112.79円付近。この日は商業決済が集中する五・十日にあたり、仲値付近までは輸入企業のドル買いが先行し、ドルが底堅いと見られる。

一方、米WTI原油先物12月限は、時間外取引で61.95ドル、前日には62.21ドルまで上昇し、2015年5月以来の高値を付けている。

背景は、イラン情勢による供給リスクが不安視されたほか、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が740万バレル減と、市場予想を上回る取り崩し規模となったことが材料視された。

イランは石油輸出国機構(OPEC)加盟国のなかで産油量が3位。原油価格には地政学的リスクのプレミアムが上乗せされている。

一方、米政府は4日、弾道ミサイル開発に関与したとして、イランの5団体を制裁対象に指定した。米国内に所有する資産を凍結するほか、米国人の取引を禁止する。ムニューシン財務長官は「イラン政府は国民の経済的福祉よりも弾道ミサイル開発を優先させている」と批判した。

<07:48> ドル112.20─113.20円の見通し、クロス円の動向を注視

ドル/円は112.75円付近、ユーロ/ドルは1.2070ドル付近、ユーロ/円は136.10円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.20―113.20円、ユーロ/ドルが1.2020─1.2120ドル、ユーロ/円が135.50―136.50円とみられている。

前日の海外市場では、ユーロが1.2089ドルと昨年9月以来の高値を付けたほか、ユーロ/円は136.37円まで上昇し2015年10月21日以来、2年3カ月ぶりの高値となった。

この日も、株価や米長期金利にらみの展開が続くと見られるが、前日は株価の大幅高に対してドル/円の反応は鈍かった。

「投機筋は、ドル/円が動かないので、ユーロ/円などのクロス円に触手を伸ばしているようだ。このところ上昇が勢いづいているユーロ/円が、大きめの調整を迎えるのか、注意が必要だ」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

また、この日は年初の五、十日にあたり、仲値付近までは、輸入企業によるドル買いが先行すると予想され、ドルの下値がしっかりしそうだ。

今夜には12月の米雇用統計が予定されているが、「最近の雇用統計では、ドルの方向感が出にくい。単月の数字がブレたとしても、FRBの利上げペースに大きく影響を及ぼすわけではないので、結局、雇用統計後も112円前半から113円前半のレンジ内に留まるのではないか」(同上)との見方が出ていた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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