January 23, 2018 / 1:14 AM / 9 months ago

〔マーケットアイ〕外為:米金利が最近のレンジ上限突破、株安圧力に警戒

[東京 23日 ロイター] -

<10:05> 米金利が最近のレンジ上限突破、株安圧力に警戒

市場では、年初来目立ってきた米金利のじり高が関心を呼んでいる。10年債利回りは米政府機関の一部閉鎖が決まった後、週明け22日のアジア市場の取引開始直後に2.67%まで上昇。薄商いも手伝って2014年7月以来、3年半ぶり高水準を更新した。

前日の東京外為市場では米金利の上昇がドルを押し上げる形となって、日中のドル/円は堅調に推移。前週末終盤の水準から気配値を切り下げて取引が始まったドルが、早々に下げ幅を埋める一因となった。

ところがその金利上昇が、参加者の想定以上に勢いを増してきたことで、米国株の悪影響となるリスクを指摘する声が出ている。高金利を享受しようとリスク資産の「株から債券へ資金シフトが発生する可能性」(国際金融筋)があるとの見方だ。

みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏も「このまま米長期金利上昇と国債イールドカーブのスティープ化が続くようだと、ゴルディロックス的な居心地の良い状態が抜本的に揺さぶられ、米国株の不安定化・急落リスクが増すと考えられる」と話している。

ドルは仲値公示を経て110.94円付近。早朝からほとんど動きがない。

<08:35> 日銀総裁会見後は円安の法則、前のめる投機筋撤退で

日銀が金融政策決定会合を開いた日の午後4時半以降、つまり黒田東彦総裁が記者会見を終えた後に、ドル/円は短期的に上昇することが多いとの「法則」が、市場で話題を呼んでいる。

昨年4月から12月までの過去6回、記者会見終了後の数時間から半日後にかけてドル/円が上昇したのは実に5回。

唯一の例外となった9月21日はその前日の海外市場で、米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けてドルが112円半ばへ1円超急上昇。反動売りが出やすい状況だった。

会見後に小幅ながら円安に振れることが多いのは、今後の政策変更の可能性をにじませる発言を期待した一部投機筋の思惑が空振りに終わり、撤退を強いられることが主因とされる。

今回も市場では、18年度の実質国内総生産(GDP)見通しの上方修正見込みが、今後の出口戦略の前倒しに向けた「変化の胎動」(トレーダー)になり得るのではないかとの観測がくすぶっている。総裁の発言が淡々としたものに終われば、きょうも円安に振れる可能性がありそうだとの声が出ている。

<07:50> ドル110.50─111.80円の見通し、レンジ相場は不変

ドル/円は110.90円付近、ユーロ/ドルは1.2262ドル付近、ユーロ/円は135.98円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.50―111.80円、ユーロ/ドルが1.2230─1.2290ドル、ユーロ/円が135.30―136.70円とみられている。

週明けの取引開始以降、米政府機関の一部閉鎖と再開合意などを受けてドルは乱高下したが、結果的に上値は111.22円、下値は110.51円と変動は上下1円にも満たなかった。きょうの日銀会合も波乱を予想する声は乏しく「日中は最近のレンジ内の値動きになりそう」(邦銀)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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