January 24, 2018 / 12:50 AM / 6 months ago

〔マーケットアイ〕外為:米セーフガード発動、ドル全面安の一因 貿易戦争を警戒

[東京 24日 ロイター] -

<09:37> 米セーフガード発動、ドル全面安の一因 貿易戦争を警戒

前日ドルが広範に売られた一因として、米国が家庭用大型洗濯機や太陽光パネルに対する輸入制限の発動を決めたことを挙げる声が出ている。貿易戦争の激化は輸出増を狙った通貨切り下げの思惑につながることが多く、今回のケースではドル安手掛かりとされているためだ。

トランプ政権が米通商法201条に基づく緊急輸入制限(セーフガード)を発動するのは初めて。大統領は今回の措置で通商戦争が引き起こされるわけではないとしているが、韓国は世界貿易機関(WTO)に異議申し立てを行う構えで、中国も反発を強めている。

通貨市場でドルは前日、対円も含めて広範に下落。主要6通貨に対する値動きを示すドル指数は一段安で3年ぶり安値を更新した。

東京市場でもドルは上値の重い展開。一時110.06円まで下げ幅を広げた。

<09:00> 日銀総裁会見後の円安法則、円高予想堅持の海外筋が逆手

前日の日銀総裁会見後、欧州市場の序盤にかけてドルは111.18円まで上昇。昼過ぎの安値から60銭超の円安が進んだ。

昨年4月以降、前日まで7回行われた会見の終了後、数時間から半日後にかけてドル/円が上昇したのは6回目。総裁会見後は短期的に円安が進みやすいとの法則は今回も有効だった。

しかし今回は、その後のドル売り戻しも強烈。会見終了から2時間後には元の水準へ反落し、その後海外時間にかけて円は、一転じり高が進んだ。

その後の値動きの原動力となったのはドルの広範な下落だが、市場では円が反落した場面で買い込んだ海外勢の動きも一因になったとの声が出ている。「日銀政策変更期待や貿易摩擦問題の深刻化懸念から、根強い円高見通しを持っている海外投機筋がすかさず買い向かったようだ」(都銀)という。

<07:52> ドル109.70─110.70円の見通し、上値重い

ドル/円は110.25円付近、ユーロ/ドルは1.2298ドル付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.70―110.70円、ユーロ/ドルが1.2260─1.2320ドル、ユーロ/円が135.00―136.00円。

海外市場の流れを引き継ぐ形で、ドルは上値の重い展開が続く見込み。日銀会合後も「海外勢の円買いは相変わらず活発」(都銀)といい、本邦勢の一時的なドル買い支えがあっても、大きな反騰は見込みにくい。

ドルは朝方の取引で110.24円と前日海外安値を早くも下抜け、17日以来の安値をつけた。4カ月ぶり安値となる109円台も視界に入ってきた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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