January 26, 2018 / 8:44 AM / 8 months ago

〔マーケットアイ〕外為:貿易戦争、深刻化懸念は円買いで対応を モルガンSが提案

[東京 26日 ロイター] -

<17:30> 貿易戦争、深刻化懸念は円買いで対応を モルガンSが提案

モルガン・スタンレーは最近の貿易問題に関する分析をまとめたリポートの中で、為替市場で円の買い持ちを対韓国ウォンで構築するよう提案した。円とリスク環境の高まりに相関があることに加え、ウォンも米国および世界貿易のリスクに高い感応度を持っているため、保護主義懸念が高まる展開となれば、この通貨ペアでの取引が「魅力的」になるという。

円/ウォン相場は9.7ウォン付近。月初につけた2年ぶり円安/ウォン高水準の9.3ウォン台からじりじりと円高/ウォン安が進み、昨年11月以来の高値圏で取引されている。

<14:30> G7の結束乱した米財務長官発言、市場は3月まで波乱含みも

真意不明で為替市場を賑わせた米財務長官発言は、G7などの通貨当局者から集中砲火を浴びた。

すぐに反応したのは、同じスイスのダボスにいた国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事。報道によると、長官に発言の意図を説明するよう促すとともに、ドル相場は市場が決めるものだとくぎを刺した。

その後も反論が相次ぐ。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は「合意を反映しない為替動向を巡る文言の利用」がユーロ高につながったと間接的に財務長官を非難。フランスのルメール経済・財務相は「為替水準は経済の基礎的条件を反映するのが望ましい」と明言し、麻生太郎財務相もきょう「国際競争力のために為替レートを目標としないことは、これまでのG7やG20の合意だ」と述べた。

今年の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、まず3月にアルゼンチンで開催される予定。それまでに乱れたG7の足並みが戻らなければ、為替市場は思惑先行で波乱含みの展開となる公算が大きくなる。

<13:27> 米大統領発言で深まる財務長官発言の謎、ドル反騰の気運乏しい

ドルは109.40円付近。トランプ大統領の「強いドルが望ましい」発言を受けて、米財務長官の「弱いドルが良い」発言以前の水準へ値を戻したが、ユーロは現在1.2427ドル付近と、依然として財務長官発言時より100ポイント超ドル安の水準で推移している。

市場が大きく反応する可能性が高いうえ、あっけなく大統領が否定するような発言を、なぜわざわざ財務長官はしたのか。市場では引き続き、測りかねる財務長官の真意について、様々な憶測や深読みが飛び交っている。

「つい本音が出ただけで通貨政策に大きな変更はない」(外銀)との見方もあれば、「中間選挙を前に、低い支持率のてこ入れを狙って通商問題で強硬姿勢をアピールしようとした」(邦銀)との読みもある。米国のドル切り下げ策に対する市場の疑心は相変わらずで、ドル反騰の気運は現時点であまりない。

<12:00> 正午のドルは109円前半、トランプ発言のドル浮揚効果は短命に終わる   

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時点とほぼ同水準の109.32/34円。

日本時間午前4時台にトランプ大統領の一連の発言が伝わり、ドルは発言前の108円半ばから、約40分後に109.70円まで急伸。しかし、その後は午前6時過ぎに109円前半まで弱含んだ。東京勢の参入で午前9時過ぎには再び109.77円まで反発したが、その後は上値の重さが意識された。

「トランプ発言の神通力も相当弱まってきた」(国内銀)との声が聞かれた。

トランプ大統領は25日、「ドルがさらに強くなり、最終的には強いドルが望ましい」と述べ、ムニューシン米財務長官の発言は、市場に誤解されて伝わった、との認識を示した。

さらに「米国にとってより有利な条件になるならば、TPP(環太平洋連携協定)をやる」とし、初めてTPP復帰に言及した。

一方、ユーロは前日1.2538ドルまで上昇し、2014年12月16日以来3年1カ月ぶりの高値を付けたが、トランプ発言で1.2364ドル付近まで急落した。しかし、正午までには1.24ドル前半まで反発している。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、理事会後の会見で「現在入手可能なデータとそれに基づく見通しを前提とすれば、年内の利上げは、ほとんどあり得ない」と述べた。

<11:25> ドル109円半ばに下落、トランプ発言受けても110円の回復はならず

ドルは109.47円付近で軟調。

早朝の取引では、トランプ米大統領の発言を手掛かりにドルが108.50円付近から109円後半まで急反発したものの、その後はドルの騰勢が弱まり、109.35円まで下落した。「コストの悪いドルロングでつかまっている投機筋も多く、上値は重くなりがち」(外銀)だという。

トランプ大統領は25日、「ドルがさらに強くなり、最終的には強いドルが望ましい」と述べ、ムニューシン米財務長官の発言は、市場に誤解されて伝わった、との認識を示した。

さらに、トランプ氏は「米国にとってより有利な条件になるならば、TPP(環太平洋連携協定)をやる」とし、初めて、TPP復帰に言及した。

<09:50> ユーロ1.24ドル付近、ドラギ総裁「年内の利上げ、ほとんどあり得ない」

ユーロは1.2403ドル付近。日本時間午前4時過ぎに伝わったトランプ米大統領「強いドルを望む」との発言を受け、1.2364ドルまで急落したあと、小幅に反発している。

ユーロは、前日1.2538ドルまで上昇し、2014年12月16日以来3年1カ月ぶりの高値を付けた。

ドルは109.61円付近で、朝方の高値109.77円から小幅に反落している。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、理事会後の会見で、「現在入手可能なデータとそれに基づく見通しを前提とすれば、年内の利上げは、ほとんどありえない」と述べた。

為替市場では、これまでに累積したユーロロングがいったん部分的に巻き戻されるかが焦点となっている。

ドラギ総裁はまた、ユーロの上昇は「不確実性の源」となっているとし、米国発のドル安を巡る発言が金融情勢の変化につながる場合、ECBは戦略を見直す必要があるとの見解を示した。

ECBはこの日の理事会で金融政策、およびガイダンスの据え置きを決定し、使用政策金利を0.00%に、中銀預金金利をマイナス0.40%にそれぞれ据え置いた。

<09:16> ドル109円後半、トランプ大統領はTPP復帰を示唆

ドルは109.75円付近でしっかり。

日本時間午前4時ごろに伝わったトランプ米大統領の発言を受け、ドルは108.50円台から109.70円まで上昇した。

トランプ大統領は25日、「ドルがさらに強くなり、最終的には強いドルが望ましい」と述べ、ムニューシン米財務長官の発言は、市場に誤解されて伝わった、との認識を示した。

さらに、トランプ氏は「米国にとってより有利な条件になるならば、TPP(環太平洋連携協定)をやる」とし、初めて、TPP復帰に言及した。

米国が通商政策の柱とする2国間交渉が思うように進まない中、米国を除くTPP参加11カ国が新協定に合意し、早ければ2019年に発効する見通しになったことが、復帰検討の背景にあるとみられる。

市場では「目先、109円は堅くなったとみている。110円をトライするかもしれないが、しっかり踏み越えられるかで今後の展開が決まりそうだ。株安になると円高傾向に振れやすいので、株価の動きも注視している」とFXプライムbyGMO常務取締役の上田眞理人氏は言う。

<08:53> ドル109円後半、トランプ発言に市場は疑心暗鬼で110円台では損切も

ドルは109.66円付近。

日本時間午前4時ごろに報じられたトランプ米大統領の発言で、ドルは108円半ばから109.70円まで急伸した。しかし、現在はドルの騰勢は弱まっている。

  トランプ米大統領は25日、CNBCのインタビューで「ドルがさらに強くなり、最終的には強いドルが望ましい」と発言し、前日のムニューシン米財務長官の発言については、市場に誤解されたとの認識を示した。

ムニューシン米財務長官は24日、スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラムの年次総会の記者会見で、「明らかにドル安はわれわれにとって良いことだ。貿易や各種機会に関わるからだ」と述べた。

同財務長官は25日、前日の発言を修正し、「米政府は短期的なドルの水準については懸念していない」と述べ、「短期的にドルがどの水準にあるかによって、メリットとデメリットがある」とし、米国は公平な経済競争を望むとした。

市場では、トランプ氏の発言について「言動不一致との印象がある。現時点では、ドルロングで捕まっているトレーダーも多いはずで、ドルが110円を試す局面では、ロングの損切りが出てくる可能性がある」(外銀)との見方が聞かれた。

<07:40> ドル108.80─110.10円の見通し、トランプ氏「強いドルを望む」で急反発

ドル/円は109.56円付近、ユーロ/ドルは1.2382ドル付近、ユーロ/円は135.70円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.80―110.10円、ユーロ/ドルが1.2330─1.2460ドル、ユーロ/円が135.10―136.40円。

トランプ米大統領は25日、CNBCのインタビューで「ドルがさらに強くなり、最終的には強いドルが望ましい」と発言した。この発言が伝わった日本時間午前4時過ぎにドルは急反発。前日のムニューシン米財務長官によるドル安容認発言を受けた下落を一部取り戻す格好となっている。

トランプ氏はまた、米国が「かなり有利な条件を提示されるならば」環太平洋連携協定(TPP)に再加入してもよいとの意向を示している。

一連のトランプ氏発言を受け、ドルは108円半ばから109.70円まで上昇した。

きょう26日は、引き続きスイスのダボスで開催されている世界経済フォーラムにおける要人発言が注目材料。

トランプ氏や黒田東彦日銀総裁も発言する予定となっている。

市場では「きょうは、安定的に110円に乗せるのは困難とみている。要人発言を巡り、もう一度ドル安の波が来る可能性がある」(外為アナリスト)との見方が聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below