February 5, 2018 / 6:35 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ユーロは1.24ドル半ば、独仏に政治不透明感も

[東京 5日 ロイター] -

<15:25> ユーロは1.24ドル半ば、独仏に政治不透明感も  

ユーロは1.2455ドル付近。朝方の安値1.2424ドルから1.2466ドルまで強含んだが、上昇に勢いはない。

フランスで4日に行われた下院補欠選挙の2つの決選投票で、マクロン大統領率いる「共和国前進(LREM)」がともに、野党共和党に敗北した。今回は、昨年6月の勝利以来初の下院補選となった。

LREMは依然、下院577議席中309議席を確保しており、過半数は維持した。   

他方ドイツでは、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)との大連立に向けた交渉が予定通りにまとまらず、5日以降も継続されることになった。

労働や医療分野につき交渉が難航しているもようで、本日中に合意されても、SPDの党員投票で否決されるリスクが残っているため、ユーロの重しとなりそうだ。

<14:26> ドル110円付近、安倍首相「まだデフレ脱却とは言えない」

ドルは110.03円付近。

  安倍晋三首相は5日午後の衆議院予算委員会で、再び物価が下落する状況に戻ることがないとは言い切れないとし、現段階では「デフレ脱却とは言えない」と語った。

また、日銀が掲げる物価2%目標は妥当とし、日銀に大胆な金融緩和の継続を求めた。津村啓介委員(希望)の質問に対する答弁。

黒田日銀総裁は同じく衆議院予算委員会で、まだまだ物価2%目標には道半ばとの認識を示し、引き続き協力な金融緩和を粘り強く続けていく必要があると述べた。さらに、現時点で金融仲介機能に問題は生じていないとした。

ドル/円相場は安倍首相の発言には反応薄だったが、黒田総裁の発言を挟んで、109.94円から110.04円まで0.1円程度強含んだ。

<13:35> ドル109円後半、ドル/円のスワップ・ベーシスは強含み

ドルは109.94円付近。ユーロは136.97円付近。

為替スワップ取引では、円投/ドル転スワップのベーシス(日米金利差からの乖離幅)が3カ月物で37.91ベーシスポイント(bp)と強含み。同ベーシスは年初の3日には19bp台まで低下していた。

ベーシス込みのドル調達コストは3カ月物で216.81bp、同コストは3日に188bp台まで低下していた。

財務省が1日に発表したデータによると、1月21―27日の一週間に本邦投資家はネットで411億円の外国中長期債を購入した。外国株のネット購入額は3745億円だった。

前週は、外国中長期債のネット購入額が3909億円、外国株のネット購入額が3798億円だった。

<12:12> 正午のドルは109円後半、個人は戻り売り

正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の109円後半。日経平均が一時、前週末比600円を超える大幅安となったことを受けて円が強含みとなった。

ただ市場では、前週末海外の取引で世界的に株価が下落する中で、円が売られたことが大きな関心を集めている。こうした動きが続くようなら、円相場を取り巻く環境は大きく変化することになるためだ。

一方、個人投資家は「108円台で買い込んだドルを、110円を超えたあたりで利益確定させている。株安で円が強くなるとの見方から、ドル売りポジションを増やす動きも出ている」(外為どっとコム総合研究所調査部長の神田卓也氏)という。

<11:27> オプション市場も困惑ぎみ、円高懸念強まらず

通貨オプション市場も、前週末の世界株安と円安の同時進行には困惑ぎみだ。

ドル/円の1カ月物の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は、ロイターデータで現在8.4%付近へ上昇し、31日につけた昨年11月以来の高水準へ接近。

しかし一方で、プットオプションとコールオプションの売買の傾きを示すリスクリバーサルは、1カ月物の円コールオーバー幅が、1月末につけた昨年10月以来の水準から縮小傾向が続いている。日本の年度末をまたぐ3カ月物も同様の動きで、一段の円高を警戒する動きはあまり強まっていない。

<10:33> 日本株追随売りに警戒、決算前の益出しで 円の反応は未知数

市場では一段の日本株安を警戒する声が上がっている。安倍首相が解散・総選挙を表明した昨年10月以降、買いが勢いづいて主要国の中でも高パフォーマンスを上げてきただけに、本邦勢の年度末や海外勢の四半期末にあたる3月を前に、今回の市場の崩れが益出し売りを急がせる可能性があるとの見方だ。

ただ、問題はその際の円相場の反応。昨年後半以来、それまで強かった株高と円安の相関関係は崩れたままで、前日はグローバル株安の下で円が売られた。株安とリスク回避的な円高の相関も同様に薄まるのか、当面の円相場の焦点となりそうだ。

<09:59> グローバル株安でも円安、歯止め役は日銀

ドルは現在109.83円付近。日経平均が500円超の下げとなったこともあり売りが先行している。早朝高値からの下げ幅は47銭に達した。

一方、前週末海外市場では、グローバル株安の下で円は下落。豪ドルやブラジルレアルなど対米ドルでも大きく売られた通貨に対しては上昇したが、対ドルでは110円台へ切り返した。

前週末の株式市場は世界的に全面安。米ダウ工業株30種が666ドル安と9年ぶりの大幅安を記録したことをはじめとして、主要国のみならず、新興国にも売りは波及。MSCI世界株指数は2%近い下げで1カ月ぶり安値をつけた。

それでも円が全面高とならなかったのは、日銀の対応が背景にあるとの指摘が市場では出ている。日銀が2日に国債買い入れオペを増額、指し値オペも実施したことで、1月のオペ減額をきっかけに海外勢の間で強まっていた早期の政策変更期待が後退。「投機筋の疑問に日銀が答えを出した」(トレーダー)ことも、思惑先行の円高につながりにくかった一因だという。

<09:09> 米金利高、一転ドル押し上げ 実質金利高騰が転機に

前週末海外市場では1月米雇用統計を受けて米10年債利回りが急騰。一時2.85%台と14年1月以来4年ぶり高水準をつけた。

年初来、米金利のじり高が続く中でドルは下落が続いてきたが、前週末はこれまでの動きが一転、為替市場はドルが全面高となり、ドル/円は一時110.48円まで上昇。日中安値から1円超の上昇で23日海外市場以来の高値をつけた。

今回、米金利高がドル押し上げにつながった一因とされるのが、実質金利の上昇。雇用統計で時間当たり賃金が前年比2.9%増と09年6月以来8年7カ月ぶりの大幅な伸びとなったことを受け、ロイターデータによると、10年物のブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は14年9月以来3年半ぶり高水準となった。

市場では「これまでドル安だったのは、名目金利の上昇が抑制され、実質金利が比較的低かったため。まだ定かではないが、このまま名目金利がインフレ期待に伴って上昇してくるようなら、実質金利の一段の上昇がドルの反転につながるかもしれない」(都銀)との声があった。

<07:58> ドル109.70─110.60円の見通し、株価にらみ神経質

ドル/円は110.28円付近、ユーロ/ドルは1.2432ドル付近、ユーロ/円は137.08円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.70―110.60円、ユーロ/ドルが1.2390─1.2460ドル、ユーロ/円が136.80―137.50円とみられている。

9年ぶりの大幅な米国株安を受けて、日経平均を含むアジア株がどう反応するかがきょうの注目点。「もう一段の大幅調整があれば(為替市場も)波乱の様相となりそう」(都銀)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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