February 6, 2018 / 4:26 AM / 15 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、米株急落で「米景気のけん引役」の消費悪化へ

[東京 6日 ロイター] -

<13:20> ドル108円後半、米株急落で「米景気のけん引役」の消費悪化へ

ドルは108.59円付近。ユーロは134.30円付近。両通貨ペアともきょうの安値圏。

米国株の急落で、米景気をけん引してきた消費などにも影響が現れるとの意見が出ている。

「米国株の急落が比較的短期間に収まったとしても、株高の資産効果で伸びていた消費者信用など、センチメントには亀裂が入ってしまった。消費者の警戒モードはそう簡単に緩まないだろう」(マーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表・亀井幸一郎氏)という。

米国ではこれまで個人消費が好調で、12月の小売売上高は前月比0.4%増と4カ月連続でプラスとなった。前年同月比では、11月が6.0%増、12月が5.4%増と高い伸びが続いた。

また、FRBの調べによると、株高や雇用環境の改善で、11月の消費者信用残高は前月比279億ドルの増加と、1カ月の増加額としては16年ぶりの高水準に達していた。

しかし、株価の急落はこうした好循環を止め、急速に景況感を冷やす可能性がある。

<12:23> 正午のドルは108円半ばに下落、株安・米長期金利低下で

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ドル安/円高の108円半ば。日経平均が大幅安となったことを受けて円が全面的に買われた。

朝方109円前半で推移していたドルは、午前11時にかけて108.55円まで下落した。米株式が大幅に下落した流れを引き継ぎ、日経平均が一時1200円を超える下げとなった。米10年国債利回りが2.74%台から一時2.64%台へ低下したこともドルを下押しした。

投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX)は一時38台まで急上昇し、2015年8月以来の高水準となった。市場のリスク回避ムードが強く、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円などクロス円でも円買いが強まった。

実需筋や投機筋の取引は手控えられているといい、市場からは「世界的にファンダメンタルズが悪くなったわけではない。株価のスピード調整をきっかけに、アルゴリズム取引主導でドル売り/円買いが強まっている。人間は手が出ない」(国内金融機関)との声が聞かれた。

<10:45> ドル108円後半に下落、前日安値下回る

ドルは108.93円付近。一時2.69%台に低下していた米10年債利回りが2.74%台まで上昇。日米金利差の拡大がドル/円のサポート要因になっていたが、足元、2.72%台まで再び低下している。ドルは前日安値108.99円を割り込み、下げを強めた。

<09:26> ドル109円前半で底堅い、ユーロ/ドルではドル買い

ドルは109.25円付近。415円安で寄り付いた日経平均が下げ幅を900円超に拡大する中、ドルは109円台で底堅く推移している。ユーロ/ドルなどでのドル買い戻しが、ドル/円の下押しを軽減しているとの指摘があった。

リスク回避ムードが広がる中では既存のポジションを縮小する動きが出やすく、現状では、先週までに積み上がったユーロ買い/ドル売りのポジションが巻き戻されているという。

<08:31> ドル109円前半、「恐怖指数」は2年半ぶり水準に上昇 

ドルは109.21円付近。投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX)は一時38台まで急上昇し、2015年8月以来の高水準となっている。

先週は欧州通貨が堅調で、ユーロ/円は2年半ぶり、英ポンド/円は1年8カ月ぶりの水準に上昇していたが、5日はクロス円でも円買いの流れが強まった。

ユーロ/円は137円前半から134円後半へ2円以上、英ポンド円は155円半ばから152円前半へ3円以上それぞれ下げた。きょうも株安をにらんでクロス円の円買いが一段と強まれば、ドル/円の下押し圧力になる可能性がある。

<07:54> ドル108.40─109.90円の見通し、米株暴落の影響見極め

ドル/円は109.12円付近、ユーロ/ドルは1.2382ドル付近、ユーロ/円は135.13円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.40―109.90円、ユーロ/ドルが1.2320─1.2450ドル、ユーロ/円が134.40―135.90円とみられている。

東京時間のドルは109円前半を中心にもみあいそうだという。前日の米株式市場は大幅続落となり、ダウ工業平均30種は一時1600ドル近く下げ、日中の下げとしては過去最大となった。日経平均も株安の流れを引き継ぐとみられ、リスク買いムードの中でドル/円は買われにくい。

チャート的に堅いとみられている108円半ばにかけては国内の輸入企業や機関投資家などからドル買いが入る可能性があるものの、「日本株の下げが想定以上に大きくなれば、ドル/円の下げの歯止めにならない」(ブローカー)との見方もある。次の下値めどは1月26日につけた年初来安値108.28円。

きょうはアジア時間にオーストラリア準備銀行(中央銀行)の政策金利発表、海外時間に米貿易収支、ブラード米セントルイス地区連銀総裁の講演などがある。海外時間に米株価が反発しても、地合いが悪く、きょうの段階でドルが110円を回復するのは難しいとみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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