February 7, 2018 / 5:13 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:世界同時株安、震源は「恐怖指数」か 関連ファンドは清算

[東京 7日 ロイター] -

<14:00> 世界同時株安、震源は「恐怖指数」か 関連ファンドは清算

市場では、前日までの世界同時株安の震源地となったのは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出するボラティリティー・インデックス(VIX指数)ではないかとの指摘が複数出ている。

VIX指数はS&P総合500種を対象とするオプション取引を基に算出するもので、米株式市場の予想変動率を示す。急速な変動を想定して取引を行う参加者が増えると指数が上昇するため「恐怖指数」とも呼ばれている。

昨夏まで過去最低を更新していたVIX指数は前日、一時50.3と15年8月に中国が人民元を切り下げて株価が急落した時以来の高水準へ急騰。昨年来の低ボラ環境で流行した、ボラ低下時に株式や長期債へ投資する「ボラティリティー・ターゲット」と呼ばれる投資戦略が一気に崩壊し、その影響が幅広い市場で露呈したとの見方だ。

VIX指数の暴騰ぶりを象徴するのが、関連ファンドの相次ぐ取引停止や清算。野村証券は6日、上場投資証券(ETN)の「NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETN」を早期償還すると発表した。同ETNはVIXと逆(インバース)の値動きをするよう設計されたもので、5日の騰落率は前日比96%安と大暴落した。

クレディ・スイスも同日、同様のETNを早期償還すると発表している。

<12:17> 正午のドルは109円前半、テクニカルな抵抗線に跳ね返され下落

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の109.27/29円。

午前6時台に109円半ばを推移していたドルは、午前8時にかけて109.72円と高値まで上昇。同水準には2日高値から6日安値の下落に対する61.8%戻しとなる上値抵抗線(109.71円)があったが「それをしっかりと上抜けできずに、跳ね返された」(FX会社)という。

その後は、前日からの地合いの悪さも手伝って、じり安の展開となり、109.28円まで下値を伸ばした。ただ、108円台後半には押し目買いの需要があるという。

日経平均は前営業日比600円を超える上昇をみせ、高値を維持したが、為替の反応は鈍かった。きょう日経平均が、前日の米国株より大きく反発することは想定内だったという。

市場では、前日海外時間にVIX指数が一時50.30と、2015年8月のチャイナショック以来の高水準に達したことが話題となっていた。欧州の年金など、大手投資家心理が冷え込んだままであれば、「再び株価の暴落が起きてもおかしくない」(国内銀)との意見が聞かれた。

<10:52> ドル109円前半、VIXは前日一時50.30まで上昇

ドルは109.43円付近。日経平均は前営業日比で600円を超える上げ幅となっているが、ドルは株高に反応薄で、朝方トライした上値抵抗線をしっかりと上抜け出来ず、足元では弱含み。

前日の海外時間に投資家の不安心理を映すVIX指数(恐怖指数)が一時50.30まで上昇した。50台に乗せたのは2015年8月のチャイナ・ショック以来。引け値は29.98と前日比で7.34安となった。

「ダウが反発しても、投資家心理が悪いままだと、今後も米国株が暴落を繰り返す可能性がある」(国内銀)と懸念する声が聞かれた。

<10:06> ドル109円前半、テクニカルな抵抗線を試したあと反落  

ドルは109.40円付近。

ドルは2日につけた高値と6日の安値の61.8%戻しとなる109.71円を早々に試したものの、109.72円までしか上値を伸ばせず、跳ね返されて反落し、現在に至っている。

日経平均は前営業日比で600円を超える上げ幅となっているが、下げ幅(パーセンテージ)では「昨日は米国株よりも大きく下げていたので、きょうは米国株の戻しより大きく反発することは想定内」(FXプライムbyGMO、常務取締役・上田眞理人氏)だという。

ユーロは135.56円付近で方向感に乏しい。

<08:01> ドル109円後半、米財務長官発言に反応薄 つなぎ予算に関心

ドル/円は109.70円付近。ユーロ/円は135.82円付近。

株高期待から、両通貨ペアとも堅調気味となっている。

前日の海外市場では、ムニューシン米財務長官の発言が伝わったが、為替市場は目立った反応を示さなかった。

同財務長官は6日、米議会公聴会で「市場のボラティリティーについて過度に懸念していない。ファンダメンタルズはかなり強い」と指摘。「規模は大きかったが、市場に正常な調整が入ったとみなしている」とし、こうした動きは金融安定に対する懸念につながっていないと述べた。

また、「トランプ氏が大統領に当選して以来、株価は大幅に上昇している。われわれは株式市場動向を見守っているが、非常にうまく機能しており、われわれは株式市場の長期的なインパクトを引き続き信頼している」とし、「われわれは長期的な経済成長に注力している」と述べた。   ムニューシン長官はまた、議員に対し連邦債務上限を引き上げるよう呼び掛けた。ただ、週内に引き上げで合意できるかについては明言しなかった。   

米国では1月22日に、2月8日までの連邦政府の支出を手当てするつなぎ予算が成立している。米下院は政府機関の閉鎖回避に向けて3月23日までのつなぎ予算を6日に採決する見込みだが、今のところ採決の結果は伝わっていない。

一方で、トランプ米大統領は12日に、今後10年間のインフラ投資計画の詳細を発表する予定だ。前週の一般教書演説では、新たなインフラ投資へ最低でも1兆5000億ドルを投じる考えを示している。

市場では「インフラ投資については、予算が成立していない状況で、どのように財源を確保していくのか見えていない」(外国銀)との声が聞かれた。

<07:43> ドル108.90─110.20円の見通し、株価次第の値動きに

ドル/円は109.58円付近、ユーロ/ドルは1.2378ドル付近、ユーロ/円は135.63円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.90―110.20円、ユーロ/ドルが1.2320─1.2440ドル、ユーロ/円が135.00―136.30円。

ニューヨーク市場では、米国株主要3指数が終盤までにそろってプラスに転じたものの、ドルは伸び悩んだ。

きょう7日は「日米の株価動向次第だろう。株高となればドル/円の上値余地が生じるが、110円台ではコストの悪いポジションを持っている参加者の戻り売りが出てきそうだ。一方、108円台後半では押し目買いが予想される」(外為アナリスト)との見方が聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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