February 13, 2018 / 7:46 AM / 8 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円後半に下落、5カ月ぶり安値圏 重要な分岐点

[東京 13日 ロイター] -

<16:39> ドル107円後半に下落、5カ月ぶり安値圏 重要な分岐点

ドルは107.77円付近。市場からは「107円前半に向けてこのまま下に走るのか、中途半端な下げでショートカバーが入るのか、今年の重要な分岐点に差し掛かっている」(ブローカー)との声が聞かれた。

「米長期金利が4年ぶりの水準に上昇する中、ドル/円は年初来安値を更新している。この現状を真摯に受け止めるべきだ。日米金利差拡大によるドル高/円安シナリオは崩壊しており、これからは円高にいく道しか残されていない」(みずほ銀行のチーフマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏)との声も出ていた。

<16:05> ドル108円付近、欧米株安に警戒

 ドルは108.03円付近。日経平均のマイナス転換や米長期金利の小幅低下、ダウ工業平均先物の下げなど複数の要因が重なり、下押しが強まっている。

ドル/円は、テクニカル的に下方向へのバイアスがかかりやすいという。心理的節目の108円ちょうどを割り込めば、昨年安値107.32円が視野に入るとみられる。目先、14日発表の米消費者物価指数(CPI)が注目されており、「指標の結果を受けて米金利急上昇、株混乱となると、景況感や金利差といった材料が無視され、リスク回避一辺倒になる可能性がある」(国内証券)という。107円前半を下抜け、105円方向に下落が加速する展開もあり得る。

<14:00> ドル108円前半に下落、株安への警戒モード継続

ドルは108.35円付近。午後は108.60─70円台で推移していたが、株価の上げ幅縮小とともにドル売り/円買いの流れが強まり、一時108.34円まで下押しされた。

250円を超える上げ幅となっていた日経平均が2桁台に上げ幅を縮小してきた。「米金利上昇/株安に対する警戒モードが続いている。株価がマイナス圏に沈めば、欧州時間序盤にかけて108円ちょうどを試す展開もあり得る」(外為アナリスト)との見方も出ていた。

<13:40> 南アランド買い、ピーク近いか ズマ大統領の退任時期が焦点

主要な先進国・新興国通貨の対円レートで、先週8日から12日にかけて騰落率(終値ベース)が大きかったのは、南アランド。ズマ大統領が近く辞任するとの観測が高まったことが材料視され、ランド買いが強まった。

南アフリカの与党・アフリカ民族会議(ANC)の最高意思決定機関である全国執行委員会が、ズマ大統領の罷免を決定したと伝わっている。今回の決定の法的拘束力はないものの、「拒否すれば今月22日に議会下院で審議される不信任決議案が可決される可能性が高まる」(第一生命経済研究所の西浜徹氏)という。

今回の決定はズマ氏への「最後通牒」であり、あとは退任のタイミングが焦点になるという。退任のタイミングが伝われば、いったん南アランドは買われた後、材料出尽くしで売りが優勢になる展開が予想されている。「ズマ氏の退任が買い材料の当面のピークになる。その先、挙党一致態勢を模索する動きとなるため、買い材料が頻繁に出にくい」(同)との指摘が出ていた。

<12:02> 正午のドルは108円後半 コインチェックの300億円、行方に関心

正午のドルは前日NY市場午後5時時点から横ばいの108円後半。連休明けの午前は全般手掛かり難。株高も海外時間の先物と同程度で特段の反応はなかった。

報道によると、仮想通貨取引所コインチェックは13日午前、停止していた顧客口座の日本円出金を再開した。流出が発覚した先月26日以来半月ぶり。

市場では、300億円程度とみられる流出資金がどこへ向かうのかが関心を集めている。他の仮想通貨やFXなどへ再投資されれば、調整ムードが強まっているクロス円を下支えする要因となる可能性があるためだ。

ただ、きょう午前のクロス円は総じて横ばい。ユーロは133円半ば、ポンドは150円半ば、豪ドルは85円半ばで目立った値動きはなかった。

<10:30> 米株急落「ささいなこと」、当局は静観強調 市場と温度差

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は11日、最近の金融市場の値動きについて「(景気堅調という)現状から考えてそれなりに楽観的だ」と述べた。

前週の米国株急落後、各国当局者がそれに関して言及しているが、円高を警戒するオプション市場動向とは対照的に、いずれも静観をアピールし、冷静な受け止めを呼びかけるものが多い。

米ニューヨーク(NY)連銀のダドリー総裁は、過去数年にわたってみられた上昇と比べると、下落は「ささいなこと(small potatoes)」と断言。

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁も、長期間にわたって目立った調整なしに値上がりが続いていたため、動揺する必要はないとの認識を示している。

ドルは現在108.76円付近。仲値公示を経てもほとんど動きがない。早朝からの値幅は上下18銭にとどまっている。

<09:30> 米株高でも円高警戒収束せず、オプション市場が示唆

ドルは108.65円付近。9日につけた5カ月ぶり安値の108.05円を上回る水準で、日本が休日だった前日から横ばいが続いている。

しかし連休明けの通貨オプション市場は、相変わらずの円高警戒モード。ロイターデータによると、ドル/円のプットオプションとコールオプションの売買の傾きを示すリスクリバーサルの気配値は、1カ月物の円コールオーバー幅が昨年4月以来となった9日の水準から大きく変わらず。当面の円高進行の可能性をヘッジしようとする取引が活発に行われていることを示唆している。

1カ月物の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)は9%前後。前週につけた昨年4月以来の10%台からは小幅に低下したが、こちらも依然警戒感が漂っている情勢だ。

<08:28> 株高に疑心の円相場、2日間1000ドル高でも反応薄

市場では米国株の急速な切り返しが大きな話題だ。9日の取引終盤にVIX指数が急低下したこともあり、主要指数は前日で2日続伸となったが、市場では「長期化していた低ボラティリティーを前提とする取引の調整がそう簡単に収まるとは考えづらい」(トレーダー)との声が依然優勢。株価の切り返しがこのまま続き、円売りが進みやすくなるとの見方はあまり多くない。

実際、9日海外の取引時間中にダウが前日比500ドル安となった場面では、円が急激に上昇。ドルは一時108.05円まで一気に売られ、昨年9月8日以来5カ月ぶり円高水準をつけた。ダウはその後一時500ドル超上昇、前日も一時500ドル超の上げ幅となったが、ドルは109円台を回復することはなかった。

<07:52> ドル108.20─109.20円の見通し、底堅い

ドル/円は108.68円付近、ユーロ/ドルは1.2290ドル付近、ユーロ/円は133.50円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.20―109.20円、ユーロ/ドルが1.2230─1.2330ドル、ユーロ/円が133.00―134.00円とみられている。

日中は底堅い動きとなる見通し。前日の米株高を受けて日経平均を含むアジア株の堅調展開が予想されている上、連休明けの国内勢のドル手当て需要も支えとなりそうだ。ただ、買い一巡後は激しい上下動が続く「株価が落ち着いていない」(国内金融機関)こともあり、手控えムードが強まりやすいという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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