February 21, 2018 / 4:02 AM / 8 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円後半、日本の個人は利益確定売り

[東京 21日 ロイター] -

<12:57> ドル107円後半、日本の個人は利益確定売り

ドル/円は107.84円付近。ドル買い戻しの流れで一時107.90円まで上昇した。

テクニカル的には2月2日から16日までの下落のフィボナッチリトレースメント半値戻し108.01円の水準が次の上値めどとして意識されている。今後、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や米5年債入札など金利上昇になびきそうな材料があり、108円台を試す展開になりやすいという。

米金利上昇が株価に与える影響には注意が必要だが、「一時のような問答無用のドル売りはなくなってきた」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長)との声もある。

先週105─106円台に下落する中でドル買いポジションを構築した日本の個人投資家から、利益確定売りが出始めているもようで、「108円台に乗ってくるともう一段利食い売りが出て、少し上値を抑える要因になりそう」(同)との指摘も出ていた。

<12:02> 正午のドルは107円後半、買い戻しが続く

正午のドルは前日NY市場の午後5時時点から上昇し107円後半。短期筋によるドル買い戻しの流れが続く中、東京市場では実需のドル買いが上値に控えるストップロスを巻き込み、上げ足を速めたという。ドルは一時107.85円まで上昇した。

前日の米株安にもかかわらず日経平均が堅調な値動きとなったことも、円が広範に弱含む背景となった。ユーロは朝方の132円半ばから133円台へ上昇。英ポンドは同150円前半から後半へ、NZドルは78円後半から79円前半まで買われた。

<10:44> 通貨オプション市場の円高見通し、米株急落前の水準へ後退

通貨オプション市場が示唆する円高見通しが、急速に後退している。ロイターデータによると、プットオプションとコールオプションの売買の傾きを示すリスクリバーサルの円コールオーバー幅は、1週間物が米ダウ平均が過去最大の下げを記録した5日以前の水準へ急速に縮小。1カ月物も5日の水準へ戻りつつあり、3カ月物も日経平均が一時1600円の下げとなった6日の水準へ切り返してきた。

市場では「マクロファンド勢の円ロング造成に一服感があることに加え、期末を前にした本邦企業や投資家のヘッジ操作が一巡しつつあることを示している」(シティグループ証券チーフFXストラテジストの 高島修氏)との声があった。

ドルは107.60円まで反発。実需等の売買が集中する仲値公示後は、値動きが再び鈍る可能性を指摘する声が出ている。

<09:35> 諮問会議の首相発言、日銀政策変更は来年以降との思惑

安倍晋三首相は20日午後の経済財政諮問会議で、19年10月の消費増税や20年の東京五輪を控え、「駆け込み需要や反動減といった経済のぶれをコントロールし、需要変動を平準化する具体策を政府一丸となって検討する必要がある」と発言した。

出席した民間議員は、前回の消費増税時や12年のロンドン五輪後の英国政府の対応などを踏まえ、金融・財政政策で「適切に対応していくポリシーミックスが重要」などと提言したという。

市場では「19年度当初予算での大幅な対策強化、19年度上期の補正予算編成も考えられる。増税前のタイミングで、政府が全く反対しない形で(日銀が)イールドカーブ・コントロール(YCC)政策の調整を開始することは、相当困難な状況だと言わざるを得ない」(SMBC日興証券チーフ金利ストラテジストの森田長太郎氏)との指摘があった。

市場では日銀が国債買い入れオペを減額した1月以降、日銀が早期に政策を変更するのではないかとの思惑がくすぶっていたが、幹部人事候補の公表などを経て次第に下火になっている。

ドルは現在107.44円付近でしっかり。値幅は小さいが買い戻し地合いが続いている。

<08:35> 米金利高で一転ドル高、持ち高調整主導の象徴

前日海外市場で目立ったのは米国の金利上昇。前週から不調続きで大きな注目を集めていた国債入札も、2年債の最高落札利回りは08年8月以来の高水準を記録。2年債利回りは2.24%台と08年9月以来9年半ぶり高水準をつけた。

市場ではきょう21日の5年債、22日の7年債入札にも警戒感が漂っている。

一方、前日の為替市場ではドルがほぼ全面高。米国の金利上昇がドルを押し下げてきた年初来の動きとは異なる展開となった。市場では幅広くドルを売り込んだ投機筋の買い戻しが目立っているといい、金利と通貨の不明確な相関は、依然として各市場を「持ち高調整が主導している可能性が高い」(外銀)ことを示唆している。

<07:55> ドル106.50─107.80円の見通し、地合いは買い戻し

ドル/円は107.30円付近、ユーロ/ドルは1.2339ドル付近、ユーロ/円は132.35円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.50―107.80円、ユーロ/ドルが1.2300─1.2360ドル、ユーロ/円が132.00―133.00円とみられている。

きょうの東京市場もドルのショートカバーが続く見通し。多くの投機筋が標的としてきた105円台にいったん到達したことで「ドル売り攻めの第1ラウンドは終了」(邦銀)。手仕舞いの買い戻しが入りやすい情勢との指摘が上がっている。

前日の米株安を受けて日本株売りが強まれば、円が買われやすくなる可能性もあるが、中国がきょうまで旧正月休暇のため、アジア時間の取引は相変わらず少なめ。大きな値動きにはなりにくそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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