February 23, 2018 / 12:55 AM / 6 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ECB、議事要旨でも「ユーロ相場注視」 指標相次ぎ下振れ

[東京 23日 ロイター] -

<09:50> ECB、議事要旨でも「ユーロ相場注視」 指標相次ぎ下振れ

欧州中央銀行(ECB)が前日公表した1月理事会の議事要旨では「ユーロ相場のこのところのボラティリティーは、不確実性の源となっており、注視する必要があるとの認識が幅広く共有された」ことが明らかになった。

1月理事会ではその後の記者会見で、ドラギ総裁がムニューシン米財務長官のドル安発言について「合意を反映しない為替動向を巡る文言の利用」がユーロ高につながったと不快感を示していた。

一方、前日発表の独IFO経済研究所の2月業況指数は115.4と、予想を大きく下回って低下。依然として高水準ではあるものの、市場ではユーロ高の影響が表面化してきたとの指摘が複数出ている。21日発表の2月ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値も予想を下回っていた。

実際にユーロ高が実体経済に悪影響を与えることになれば、市場ではECBの政策引き締め期待が後ずれしかねない。ただユーロ相場はきょうにかけて大きな動きはなく、現在も1.23ドル前半を推移。今月16日につけた4年ぶり高値の1.2556ドルから小幅下落した水準でもみあっている。

<08:45> 円全面高、主役は投機筋 下値攻め2度失敗で戦略転換

前日からきょうにかけて、主要通貨の中で最も上昇したのは円。対ドルで前日安値からけさの高値106.60円まで1.3円の円高が進んだ。

円は同様に対カナダドルでも83円後半へ1円超、対NZドルで78円前半へ1円弱買われた。中国人民元や南アフリカランドなどの新興国通貨に対しても上昇している。

市場筋によると、特段の手掛かりのない中で、円の上昇をけん引したのは投機筋。16日に1年3カ月ぶり円高水準となる105円台をつけた後、心理的な節目へ到達したことでいったん売り戻された円は、目先のテクニカルポイントとされる108円半ばまで戻るかが注目を集めていた。

しかし、ドルの買い戻しが勢いづいていた21日は、日中高値107.90円で上昇が一巡。22日も米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨公表後につけた高値も同じ107.90円にとどまったことで「(ドルの)上値は重いことが確認できた」(トレーダー)ことが、再度の円買い仕掛けにつながったという。

<07:54> ドル106.30─107.30円の見通し、底堅いが上値は限定的

ドル/円は106.76円付近、ユーロ/ドルは1.2329ドル付近、ユーロ/円は131.64円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.30―107.30円、ユーロ/ドルが1.2280─1.2360ドル、ユーロ/円が131.00―132.00円。

週末を控えたきょうは、実質的に実需の売買が集中する5・10日となるため、仲値にかけては輸入企業などなどの買いで底堅く推移する見込み。ただ、前日海外時間は再び投機筋の円買い仕掛けが活発化しており、前日売買の攻防が目立った「107円前半が戻りのめど」(邦銀)になりそうだという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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