February 27, 2018 / 6:41 AM / 6 months ago

〔マーケットアイ〕外為:人民元は一段高、中国国家主席の経済顧問がきょうから訪米

[東京 27日 ロイター] -

<15:33> 人民元は一段高、中国国家主席の経済顧問がきょうから訪米

上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで一段高となっている、中国人民銀行(中央銀行)が基準値を元高方向に設定したことや、企業によるドル売りが背景。

国内スポット市場の元は6.3088元で始まった後、午前の取引で一時6.2936元まで上昇した。これは2月12日以来の高水準。現在は6.3120元付近。

人民銀は前日のスポット市場での元高を反映し、きょうの対ドル基準値を1ドル=6.3146元に設定した。前日の6.3378元から232ポイント(0.37%)の元高。基準値は2月12日以来の元高水準で、0.37%の引き上げ幅は2月1日以来の大きさとなる。

人民元を巡っては、米中の通商摩擦も話題となっている。

中国外務省の報道官は26日、習近平国家主席の最高経済顧問を務める劉鶴氏が2月27日から3月3日にかけて訪米することを明らかにした。   米国は中国などからの鉄鋼輸入品に関税を課す方向で協議を進めているが、トランプ大統領は26日、州知事との会合の席で、たとえ他国からの鉄鋼輸入品に関税を課すことになるとしても米国の鉄鋼業を復活させたいと述べた。

この発言を受け、26日の米国株式市場では、USスチールやAKスチールなど鉄鋼株が上昇した。

一方、ホワイトハウスは26日、同件に関し最終決定にはまだ至っていないと発表した。

為替市場では「巨大なドル建て債務を抱える中国にとって、米国金利が上がる中で元安になれば返済コストが上昇するため、貿易摩擦で元高圧力が高まることはむしろ都合が良いのではないか」(金融アナリスト)との見方が聞かれた。

<13:27> ドル106円後半、パウエル新議長の議会証言はサプライズなしか

ドルは106.98円付近。方向感に乏しい、小幅な値動きが続いている。

きょうはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が最大の注目点だ。

「パウエル議長が景気見通しを上方修正するようなニュアンスを出せば、今の市場環境では、米長期金利が上昇し、株価が売られて、リスク回避のドル売り、円買いという流れになりそうだ」(金融アナリスト)という。

ただ、イエレン前議長は就任当初に具体的な金利水準に言及し市場に波紋を広げるなどの失敗をしているため、「今回は同じような過ちは起こさず、無難な内容になるのではないか」(同)との見方が出ていた。

パウエル議長のスピーチ原稿は日本時間の午後10時半頃に明らかになる予定だ。

<12:12> 正午のドルは106円後半、方向感欠く 株高は支え  

正午のドルは、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ同水準の106.94/96円だった。

ドルは朝方にきょうの高値107.10円をつけた後、仲値に向かって106.78円まで下落した。月末に伴う輸出企業のドル売りが出たもよう。

「2、3月は季節的に企業のリパトリエーション(本国への資金還流)の円買いが入りやすいというアノマリーに沿った動き」(外為アナリスト)との見方も出ていた。

238円高で寄り付いた日経平均が300円超に上げ幅を拡大する中、短期筋や投機筋が円買いを仕掛ける局面でもなく、106円後半に下落した後は朝方の水準に持ち直した。

きょうはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が最大の注目。「大きなサプライズはなさそうだが、想定外の発言が飛び出す可能性もゼロではない。タカ派的な発言が強調されれば、順調に戻してきた株価が再び崩れる可能性もある」(同)と、警戒は怠れないという。

<11:20> 南アランド堅調、上昇余地の指摘も

南アランドは堅調。対ドルで3年ぶりの水準に上昇しているが、さらに買われる余地があるとの指摘もある。

野村証券の外国為替アナリスト、中島将行氏は「2016年以降、金、プラチナ、鉄鋼石など貴金属・鉱石価格が強かったことを考えれば、ランドはもっと早く上がっていてもおかしくなかった。昨年3月以降、政治的混乱が意識されて、資源価格に追い付いていかなかった」と指摘する。

昨年12月、与党アフリカ民族会議(ANC)の党首選でラマポーザ副大統領(現大統領)が勝利し、政治的混乱がやや収束。26日に発表された改造内閣で、ネネ元財務相が再起用されたこともポジティブと受け止められている。

今後、さらに資源価格との乖離が縮小していくとすれば、「南アランドはここから5─10%くらいは対ドルで上がってもおかしくはない」(野村証の中島氏)という。

一方、ムーディーズによる国債格下げのリスクも残るため、完全に資源価格との乖離を埋められるかは不透明だ。

<09:52> ユーロ1.23ドル前半、イベント前に売りにくい 

ユーロは1.2333ドル付近。前日1.2277ドルまで下落した後、ショートカバーで持ち直している。週末3月4日にイタリア総選挙が行われる予定で、イベント前にユーロは売りにくいとの声も聞かれた。

ユーロ下落局面では、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言が材料視されたもよう。欧州議会の証言で、ユーロ圏経済に内在するスラック(需給の緩み)は想定より大きい可能性があり、これにより物価上昇が遅れる可能性があると言及した。

<07:54> ドル106.30─107.60円の見通し、FRB議長証言後に動意か

ドル/円は106.98円付近、ユーロ/ドルは1.2314ドル付近、ユーロ/円は131.75円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.30―107.60円、ユーロ/ドルが1.2260─1.2380ドル、ユーロ/円が131.10―132.40円とみられている。

東京時間はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が控える中、積極的に動く必要はないとして模様眺めの時間が続きそうだ。ドル107円から上下30銭程度の範囲でもみあいとなる展開が予想されている。

パウエル議長の証言については「このところ株価と金利が不安定になったのでマーケットを刺激するようなことは言わない」(ブローカー)として、比較的穏当になるとの見方が出ている。それだけに利上げペースの加速を示唆するようなタカ派的な発言が飛び出せば、相場の変動が大きくなる可能性がある。

米国では1月耐久財受注、2月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数などの発表がある。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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