February 28, 2018 / 7:48 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル107円付近、FRB議長発言前の水準へ反落

[東京 28日 ロイター] -

<16:40> ドル107円付近、FRB議長発言前の水準へ反落

夕方にドルは一時107.00円まで下落。ドルが広範に上昇した前日のパウエルFRB議長の発言前の水準へ反落した。

市場では、議長がタカ派的と受け止められるような発言を行った背景には「トランプ政権の意向を体現するハト派議長というイメージを払拭する必要もあった」(SMBC日興証券チーフ金利ストラテジストの森田長太郎氏)との深読みもあった。

ユーロは1.2240ドル付近と、前日NY市場終盤の水準からほぼ変わらず。ドル指数も同様で、アジア株が軒並み安となる中、円高が強まっている様がうかがえる。ユーロ/円は夕方に130.82円まで売られた。

<14:20> FRB議長は本当にタカ派か、織り込み過ぎた「中道」の反動

市場では引き続き、前日のパウエルFRB議長の発言に関する議論が活発に行われている。

多くの参加者が注目したのは「個人的な経済見通しは12月以降強まった」との発言。3月FOMCで示す景気見通しの上方修正の可能性を示唆したとして、金利先物市場では今後の利上げ織り込み確率が上昇。野村証券によると、年内の利上げ予想回数は前日の2.84回から2.98回へ、19年末までの累計では同4.22回から4.44回となり、外為市場ではドルが広範に上昇した。

とはいえ、3時間超行われた証言の中で、大きな関心を集めたのは同発言を含むごく一部のみ。特に事前に公表された講演原稿の評価は「安全運転」(証券)で、質疑も多くはイエレン前議長の路線をほぼそのまま踏襲する「中道派」、「バランス型」との評が多い市場予想の範囲内だったとされる。

前日の米中短期金利やドルの上昇は、そうした市場の「中道」予想がやや過剰だった側面もあったと言えそうだ。

ドルは107.14円付近。午後に入り動意が乏しくなっている。

<12:10> 正午のドルは107円前半、日銀オペ減額と弱い中国PMIで「パウエル・ロング」の投げ

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの107.31/33円。

前日の、パウエル新FRB議長の議会証言がタカ派的だったと解釈され、朝方は投機筋を中心にドルロングを積み増す動きが広がり、ドルは一時107.52円まで上昇した。

午前9時台の取引では、月末に特有の輸入勢によるドル買いが流入したものの、輸出勢の売りが先行し、ドル/円の上値は既に重くなっていた。

そこへ、日銀が国債買い入れオペで「残存25年超」を100億円減額して700億円としたとのニュースや、2月の中国製造業PMIが50.3と、1月の51.3から低下したことなどが伝わり、ドル売り/円買いが広がり、107.07円まで下落した。

2月の中国製造業PMIの水準は2016年7月以来で、市場予想の51.2も下回った。

  「単純化してみれば、パウエル議長のタカ派的な議会証言で昨夜からドルロングを持っていた投機筋が、きょうのイベント(日銀オペ減額、中国PMI)でロングを投げさせられた」(ヘッジファンド)のだという。さらに、きっかけは何でもよかった、という。

市場では、トランプ米大統領の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問が、最高機密情報の大統領日報(PDB)へのアクセスを失ったことが話題に上っていた。クシュナー氏は約1年の間、機密情報取り扱いの暫定的な許可を受けている。

「米政権の求心力のほころびは続いている。ドル買いになりにくい環境だ」(国内運用会社)との声がある。

<11:04> ドル107円前半、短期筋による「パウエル・ロング」の投げも

ドルは107.14円付近。一時107.07円まで下落した。

  午前9時台の取引では、月末がらみの輸入勢のドル買いが流入したものの、輸出勢の売りが先行し、ドル/円の上値は既に重くなっていた。

そこへ、日銀が国債買い入れオペで「残存25年超」を100億円減額して700億円としたとのニュースや、2月の中国製造業PMIが50.3と、1月の51.3から低下したことなどが伝わり、ドル売り/円買いが広がった。

2月の中国製造業PMIの水準は2016年7月以来で、市場予想の51.2も下回った。

「単純化してみれば、パウエル議長のタカ派的な議会証言で昨夜からドルロングを持っていた投機筋が、きょうのイベント(日銀オペ減額、中国PMI)によってロングを投げさせられた」(ヘッジファンド)のだという。

<10:33> ドル107円前半で軟調、日銀オペ減額と弱い中国PMIで

ドルは107円前半。日銀が国債買い入れオペで「残存25年超」を100億円減額し700億円としたことを受け、107.36円付近から107.18円付近まで小幅に売られた。

この日は月末の仲値にかけてのフローでドル売りが勝ったとの指摘も出ていた。

また、2月の中国製造業PMIが50.3と、1月の51.3から低下した。

2月の中国製造業PMIの水準は、2016年7月以来で、市場予想を下回った。

「日銀の国債買い入れ減額のニュースはある程度は予想されていたようだが、中国の弱いPMIと相まって、リスク回避的な円買いがやや進んだという印象」(運用会社)という。

市場では、トランプ米大統領の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問が、最高機密情報の大統領日報(PDB)へのアクセスを失ったことが話題に上っていた。クシュナー氏は約1年の間、機密情報取り扱いの暫定的な許可を受けている。

「米政権の求心力を巡るほころびは続いている。ドル買いになりにくい環境だ」(同上の運用会社)との声がある。

<10:15> ドル107円前半、日銀の国債買い入れ減額で小幅な円買い

ドルは107.23円付近。

日銀は国債買い入れオペで「残存25年超」を100億円減額し700億円とした。

ドルは買い入れ減額のニュースを受け、107.36円付近から107.18円付近まで小幅に売られた。

ただ、今のところ、円買いはさほど勢いづいていない。

<09:26> ドル107円半ば、月末のフローで仲値までは底堅いとの見方

ドルは107円半ば。この日は月末日で仲値公示にかけて実需によるドル買いのフローが予想され、ドル/円は底堅い展開となりそうだ。

ただ、昨日、一昨日と、輸出勢からの売りフローが目立ったため、この日も月末がらみの売買が拮抗する可能性があるという。

パウエルFRB議長の議会証言後の市場の反応について「落ち着きが出てきたという印象がある。パウエル氏の発言はほぼこれまでと同様だが、端々(はしばし)に米国経済の強さに対する自信がうかがわれる」とみずほ証券、チーフFXストラテジストの鈴木健吾氏は言う。「2月の前半までは、どんな材料が出てもドル売りとリスク回避の円買いという流れでリスクが主語になっていたが、そうした環境は変化してきているようだ」(同)とみている。

テクニカルには107.80円から108円ちょうどに複数の抵抗線があり、これらを上抜けできれば、市場参加者は110円方向に目が向くと同氏は予想する。

<08:23> ドル107円前半、パウエル発言で米年内4回の利上げ観測も

ドルは107.38円付近で小動き。ユーロは131.38円付近。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は初の議会証言で、このところのデータでインフレ率がFRBが目標とする2%に向けて上昇していくとの確信を深めたと述べたことを受け、短期金利先物では今年4回の利上げが実施される確率が約3割まで上昇した。

「パウエル氏が示唆したのは、2%のインフレ目標は市場が予想するよりも早く達成できる見通しだということだ。これは、市場がまだ織り込んでいない利上げを意味する」(ファースト・スタンダード・フィナンシャルの首席市場エコノミスト、ピーター・カルディロ氏)

しかし、米10年国債利回りが3%に近づけば、恐らく市場は再び下落傾向となり、株価指標は数週間前の水準に達する可能性がある。非常に厳しい展開が待っているかもしれない。

米10年国債利回りは前日一時2.92%台まで上昇したが、現在は2.90%付近まで低下している。

為替市場では、同発言後にドルが107.68円まで上値を伸ばしたものの、同発言が株安を誘発したため、リスク回避の円買いの流れが広がり、特にクロス円での円高が進んだ。

パウエル議長はまた、「このところのボラティリティー」は懸念していないと述べている。

<07:35> ドル106.70─108.00円の見通し、月末フローと株安によるリスク回避のせめぎ合い

ドル/円は107.34円付近、ユーロ/ドルは1.2232ドル付近、ユーロ/円は131.29円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が106.70―108.00円、ユーロ/ドルが1.2180─1.2310ドル、ユーロ/円が130.70―132.00円とみられている。

パウエルFRB議長は下院の金融サービス委員会で行った証言で、経済の過熱リスクと成長を軌道上に保つことのバランスを取ると確約し、FRBは段階的な利上げを実施する方針を堅持すると表明した。その後の質疑応答では、FRBが後手に回り経済が過熱すれば、利上げペースを速める必要が出てくるとも言明した。

市場の大方の予想よりはタカ派的だったパウエル氏の発言を受け、ドルは全般に買い進まれ、ドル指数は3週間ぶりの高値を更新した。ただ、ドル/円の高値は107.68円と上昇にはさほど勢いがなかった。

他方、米国株は大幅に反落した。

きょうは「月末のフローと、パウエル議長によるタカ派的は発言の余波、及び、株価下落のリスクのせめぎ合いとなりそうだ」(外為アナリスト)との見方が出ていた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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