March 2, 2018 / 8:27 AM / 5 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル105円後半、海外株価次第で年初来安値試す展開も

[東京 2日 ロイター] -

<17:22> ドル105円後半、海外株価次第で年初来安値試す展開も

ドルは105.83円付近。

午後3時半過ぎに105.71円まで下落した後は下げ渋っているが、戻りも鈍く、106円台を回復できていない。海外時間に欧米株式が大幅に崩れた場合、年初来安値の105.54円を割り込む可能性も指摘されている。

黒田日銀総裁の国会での発言が円高要因と蒸し返される可能性があるほか、トランプ米政権の保護主義志向などが株安・金利低下・ドル安という地合いに拍車をかけており、「ドル/円相場の上昇を望む向きにとっては四面楚歌とも言える環境になってしまっている」(みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミスト)との指摘もある。

<15:03> ドル105円後半に下落、日銀の「出口論」を意識か

ドル/円は下落。黒田東彦総裁が2019年ごろに物価目標達成なら、出口検討と述べたことが材料視されているもよう。一時105.74円まで下落した。

<14:00> ドル106円前半へ小幅持ち直し、日経平均が下げ幅縮小

ドルは106.07円付近。

一時600円を超える下げとなっていた日経平均が後場、下落幅を縮小している。日銀の黒田東彦総裁の発言も伝わり、ドルも106円前半へ小幅に持ち直した。

黒田総裁は政府による次期日銀総裁の再任案が国会に提示されたことを受け、衆院議院運営委員会で所信の表明と質疑を行った。総裁は「必要あればさらなる緩和も検討する必要」、「かたくなに短期金利マイナス0.1%・長期金利ゼロ%程度を変更しないということではない」などと発言している。

市場では「必要なら追加緩和と言いながら、実際にはオペで減額している。海外勢を含め、外の投資家には分かりづらい」(外為アナリスト)との声が出ていた。

<12:12> 正午のドルは106円付近、半月ぶり円高水準

正午のドルは前日NY市場の終盤から小幅安の106円付近。一時105.93円まで下落し、2月16日以来半月ぶり円高水準をつけた。

アジア株が全面安となる中、海外市場で強まったドル安と円高の流れが続いた。市場では多くの参加者が近く、直近安値の105.54円を試す展開になると指摘している。割り込めば16年11月10日以来、1年4カ月ぶり円高水準となる。

<11:17> ドル再び105円台へ下落、オプション市場は一段の円高警戒

ドルは下げ幅を広げ、半月ぶりに105円台へ再突入。一時105.96円をつけた。中国株も1%近い下げとなるなどアジア株は全面安で、円に上昇圧力がかかっている。

通貨オプション市場でも、一段の円高に備える動きが活発化している。ロイターデータによると、1カ月物の予想変動率(インプライド・ボラティリティ―)は8.9%付近と前日の8%前半から急上昇。2月の株価急落後に急拡大したリスクリバーサルの円コールオーバー幅も再び拡大へ転じ、円高進行を示唆している。

<10:38> 米関税賦課、財務長官発言を想起 やはり本音は「弱いドルが良い」

トランプ大統領が高関税の賦課方針を表明したことを受けて、きょうにかけて為替市場ではドルが幅広く下落。対円では一時106.07円と1円超下落し、2月16日以来半月ぶり安値をつけた。対ユーロでも100ポイント超安い1.2275ドルまで一時売られた。

高関税の賦課方針は米国の貿易赤字縮小を通じて、通貨に上昇圧力がかかる側面もある施策。それでもドルが売られたのは「通商摩擦は通貨安戦争」(トレーダー)の色彩を帯びることが多いためだ。市場では今回の大統領発言で「1月のムニューシン財務長官発言はやはり、政権の本音だったのではないかと、あらためて連想した」(都銀)との声も出ている。

財務長官は今年1月、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の記者会見で「明らかにドル安はわれわれにとり良いことだ。貿易や各種機会に関わるからだ」と発言した。

その後すぐに「短期的なドルの水準は懸念していない」などと修正したが、 麻生太郎財務相が「国際競争力のために為替レートを目標としないことは、これまでのG7やG20の合意だ」と述べたほか、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁も間接的に不快感を示すなど、発言は波紋を呼んだ。

仲値公示を経てドルは106.12円付近へ反落。早朝安値を割り込んできた。日経平均の下げ幅は600円を超え、韓国株も下げ幅を次第に拡大している。

<09:25> 米大統領発言、市場復調ムードに冷や水 リスク回避の動き急拡大

前日の焦点は、トランプ米大統領が鉄鋼・アルミ大手幹部らとの会合で、鉄鋼輸入品に25%、アルミニウム製品に10%の関税を課す方針を来週発表すると明らかにしたこと。商務省が2月に示していた案より厳しい内容となる可能性があり、発言が伝わった後の米市場では株価が急落。金利が急速に低下し、ドルが広範に売られた。10年債利回りは一時2.79%台と3週間ぶり低水準を付けた。

貿易戦争への懸念が一段と現実味を帯びたことで、金融市場では緊張感が高まっている。2月の波乱から落ち着きを取り戻しつつあったシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は一時25.3と、2週間ぶり水準へ再び急上昇した。市場では「米国株も2月の下げから戻し基調にあっただけに、(大統領発言は)カウンターパンチが入ったような形。タイミングが悪かった」(都銀)といい、各市場の変動が一段と大きくなったという。

日経平均は寄り付き直後から一時500円超下落。ただ、前日海外市場で取引されていた先物が付けた水準は上回っている。ドルは106.25円付近。

<08:30> 円の名目実効レート、半年ぶり高水準 米株急落後の上昇鮮明

日銀が1日に公表した、28日時点の円の名目実効為替レート(円インデックス)は100.66となり、昨年9月11日以来半年ぶりの円高水準をつけた。

同レートは貿易額などを加味した複数の通貨に対する円相場の動きを集計した「通貨の実力を測るための総合的な指標」(日銀)。2月初旬の米国株急落後からじりじりと上昇が続き、最近の変動レンジを上抜けてきた。

年初のドル安のあおりを受けた受動的な円高から、2月以降はリスク回避的に円が主体的に買われてきた変化を示しているといえそうだ。

ドルは現在、海外市場の安値圏となる106.13円付近。2月19日以来の円高水準を推移している。

<07:50> ドル105.50─106.40円の見通し、アジア株安なら円一段高

ドル/円は106.15円付近、ユーロ/ドルは1.2273ドル付近、ユーロ/円は130.33円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.50―106.40円、ユーロ/ドルが1.2250─1.2300ドル、ユーロ/円が129.80―130.80円とみられている。

東京市場も海外市場に続き、円が堅調展開となる見通し。一時600ドル近い下げとなった米ダウ平均などの下落がどの程度「日本を含むアジア株に影響するかが注目点」(都銀)となりそうだ。株価の調整が際立てば、リスク回避的に円が一段高へ向かう公算が高いという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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