March 5, 2018 / 7:28 AM / 5 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル105円半ば、週央にかけ巨額オプションが値動き抑制か

[東京 5日 ロイター] -

<16:20> ドル105円半ば、週央にかけ巨額オプションが値動き抑制か

ドルは105.45円付近。日銀の雨宮理事が衆院で所信表明を行ったが、ドル/円相場に目立った反応はなかった。

市場では週央にかけて、105.50円付近をストライクとするオプションが断続的に権利行使期限を迎えることが話題となっている。期限が間近に迫ると関連売買の影響で、スポット相場がストライク水準の近辺で膠着することが多くなるため。

米国証券保管振替機関(DTCC)によると、同水準をストライクとするオプションの期限到来額はきょう5日が22億ドル、6日が21億ドル、7日14億ドル。

<13:55> 日銀副総裁候補の聴取も関心大、「政策変更の布石あるかも」と思惑

市場ではきょう午後2時15分から衆院で行われる日銀副総裁候補の所信聴取が関心を集めている。2日に聴取に臨んだ黒田東彦総裁の発言をきっかけに円高が大きく進んだ経緯があるためで「量的緩和解除の際には、日銀は緩和解除の示唆とその火消しを繰り返して、徐々に緩和解除を市場に織り込ませていった。雨宮副総裁候補の所信表明では、将来の政策変更への布石が含まれる可能性もある」(野村証券クオンツストラテジストの中島武信氏)という。

黒田総裁は2日、現時点で見通している「2019年度ごろ」に物価が目標とする2%に達すれば「出口を検討、議論していくことは間違いない」と述べた。「昨年のECBのテーパリング決定をかなり早い段階からユーロ買いで織り込んだ成功体験がある海外投資家は、そう簡単に日銀(の政策変更期待に基づく)トレードを諦めることはない」(シティグループ証券チーフFXストラテジストの高島修氏)。

ドルは105.48円付近。午後は落ち着いた動きが続いている。

<12:11> 正午のドルは105円前半、下値リスクが意識されやすい

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の105.45/47円。

ドルは早朝の取引で一時105.40円まで下落し、その後は踵(きびす)を返して105.74円まで反発した。しかし、短期筋の戻り売りが待ち受けるとされる106円を試すには至らなかった。仲値公示にかけては再び105.45円付近まで下落。実需の売りフローが散見されたという。

トランプ米大統領が前週表明した鉄鋼とアルミニウムに対する輸入関税や、貿易戦争への言及が、市場参加者にドルの下値リスクを意識させている。

また、日銀の黒田東彦総裁が2日に、現時点で見通している「2019年ごろ」に物価が目標とする2%に達すれば、「出口を検討、議論していくことは間違いない」と述べたことは、「円買いの手掛かりとして投機筋に使われやすい」(邦銀)という。

ユーロ/円をはじめとするクロス円は、年末年始に構築された円売りポジションの巻き戻しが「現在進行形」(外国銀)とされ、ユーロは一時129.75円まで値を下げた。

正午時点のユーロは1.2320/24ドル。朝方の高値は1.2365ドルだった。

ドイツ第2党社会民主党(SPD)の党員投票の結果が4日判明し、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立合意が賛成多数で承認された。党員投票では、約3分の2が連立合意に賛成票を投じ、大方の予想以上に反対票との差がついた。

伊RAIテレビによると、イタリアの下院選では、五つ星運動が216―236議席、中道右派が248―268議席、中道左派が107―127議席獲得の見通しだという。

<11:00> ドル105円半ば、黒田総裁の出口発言はこれから効いてくるか

ドルは105円半ばで小幅な値動き。

為替市場では、日銀の黒田東彦総裁が2日に、金融緩和を縮小するいわゆる出口戦略について、現時点で見通している「2019年ごろ」に物価が目標とする2%に達すれば、「出口を検討、議論していくことは間違いない」と述べた。

為替市場では、同発言が「大きく相場に影響することはなかったし、きょうは安倍氏、麻生氏も火消しに回っているようだ。ただ、これまでの経緯からみても、本来ならもっと円高的なインパクトがあってもよかったのではないか」(投資信託)との意見が聞かれた。

またクロス円の下落については、「リスク回避的な円買いという話ではなく、年末年始に、日本だけは金融政策を絶対に動かせないとして、クロス円を買い上がっていた短期筋によるポジションの巻き戻しが出ている」(同)という。

ユーロ/円は目下130円付近で、朝方の高値130.50円から下落している。

<10:12> ドル105円前半に下落、実需の売りや戻り売りで

ドルは105.45円付近。

午前7時台につけた105.40円から一時105.74円まで反発したものの、仲値公示を挟んで105.44円まで下落。

五・十日にあたるこの日は、ドルを売り遅れ気味とされる実需勢の売りが予想されておえい、そうしたフローも散見されたという。

次の下値めどは105円ちょうど。「チャートポイント云々ではなく、レベル感の問題」(外国銀)という。

中国国家発展改革委員会は、5日開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の冒頭の報告で、今年は対外貿易の安定と改善傾向を維持するために尽力する必要があるとの見解を示した。

<09:21> ドル105円後半、実需勢の売りがあぶり出される可能性

ドルは105.65円付近。

2日のニューヨーク市場でドルは105.24円まで下落し、2016年11月以来の安値を付けた。しかし、この日は、安値から若干反発して取引が始まり、一時105.74円まで上値を伸ばした。現時点では106円を試すモメンタムはないが、106円台では戻り売りのニーズがあるとみられている。

実需サイドでは、このところドルを売り遅れているとされる輸出勢が現行水準で「焦って売ってくる可能性がある」(FX会社)との見方が出ていた。

一方、トランプ大統領の保護貿易的な言動で、ドル安およびリスク回避の円買いが継続しやすいとみられるなか、輸入サイドはドル買いを待つ公算が大きい。

<08:44> ユーロ1.23ドルまで下落、イタリア上院選の開票速報受け

ユーロは1.2300ドルちょうどまで下落。早朝の高値は1.2365ドル付近だった。ユーロ/ドルの下落に足並みをそろえて、ユーロ/円も一時129.75円まで下落。現在は129.90円付近。

伊テレビ局「La7」のイタリア上院選開票速報によると、反体制派政党の「五つ星運動」の投票率が33.1%で首位となっている。これに続き、与党の「民主党」が18.7%、「同盟」が17.3%、「フォルツァ・イタリア」が14.1%。

<08:22> ユーロ1.23ドル前半、メルケル独政権は4期目へ

ユーロは1.2323ドル付近で、前週末のニューヨーク市場終盤の1.2317/18ドルよりやや高い水準。

ドイツ第2党社会民主党(SPD)の党員投票の結果が4日判明し、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立合意が賛成多数で承認された。党員投票では、約3分の2が連立合意に賛成票を投じ、大方の予想以上に反対票との差がついた。

CDUに続きSPDも連立合意を承認したことを受け、メルケル首相は早ければ今月半ばにも宣誓就任し、4期目の政権を発足させる可能性がある。

ユーロ/円は130.15円付近。前週末には129円半ばまで下落したが、反発している。ただ、円高基調が上値を抑える格好となっている。

<07:44> ドル105.00─106.20円の見通し、106円台は戻り待ちの売り

ドル/円は105.60円付近、ユーロ/ドルは1.2352ドル付近、ユーロ/円は130.45円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.00―106.20円、ユーロ/ドルが1.2280─1.2400ドル、ユーロ/円が129.80―131.00円とみられている。

前週末の外為市場では、貿易戦争を巡るトランプ米大統領の発言に加え、日銀の黒田総裁が物価目標が達成されれば、19年度頃に出口を検討しているなどと発言したことなどを背景に、ドルが105.24円まで下落。2016年11月以来の安値を付けた。

こうした経緯から「きょうは106円台では戻り売りが出そうだ」(外為アナリスト)とみられている。

一方、ドイツ第2党社会民主党(SPD)の党員投票の結果が4日判明し、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立合意が賛成多数で承認された。

このため、「足元では欧州通貨安/円高が進む余地は限られ、きょうのところは105円ちょうどを試すような動きにはならないのではないか」(同)という。

欧州では、4日投開票のイタリア総選挙もあり、国営テレビRAIの出口調査によると、どの政党も過半数を獲得できないハングパーラメントとなる見通しだという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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