March 6, 2018 / 1:10 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:伊総選挙、焦点は連立協議へ 固唾飲む市場

<09:50> 伊総選挙、焦点は連立協議へ 固唾飲む市場

イタリアで行われた総選挙が、どの政党も過半数を確保できない公算となったことで、市場の焦点は今後の連立協議に移った。現時点では政党別の得票率トップとなりそうな反体制派の五つ星運動と、最大勢力となる中道右派連合の中で最も票を集めそうな同盟(旧北部同盟)が、ともに政権を担う権利を主張している。

マッタレッラ大統領は政権樹立に向けた協議を4月に始める見通しで、市場では中道右派連合に組閣を要請するのではないかとの指摘が出ている。連合を組織する3党の中で、実際に最大議席数を獲得するのが同盟となれば、通貨リラを再導入してユーロと併用する政策が現実味を帯びるほか、財政や移民問題で欧州連合(EU)と再交渉するとの主張も台頭しかねない。

前日のイタリア市場では国債利回りが10ベーシスポイント(bp)上昇し2.14%台へ急上昇。主要株価指数も欧州株が軒並み高となる中で逆行安となった。

野村証券は、同盟主導の組閣では1)中道右派連合と中道左派連合、2)同盟と五つ星運動、3)(同盟抜きで)フォルツァ・イタリアと中道左派連合など、4)再選挙、の4シナリオが考えられると指摘。特に、2)の場合は「金融市場が伊のユーロ離脱を見込んで、ユーロ安やイタリア国債の利回りの上昇など、リスク回避的な傾向を高める」(政治・地政学調査シニアエコノミストの吉本元氏)可能性があるという。

ドルは106.38円まで上昇。日経平均は前日比470円高まで上げ幅を広げている。

<08:35> 米鉄鋼関税に楽観論、目先の市場は米大統領の胸三寸

市場では前日に米国株が切り返した一因として、 ライアン下院議長が鉄鋼とアルミニウムの輸入制限発動を控えるよう呼び掛けたことに着目する声が出ている。

ただ、今回トランプ大統領が表明した措置は通商拡大法232条に基づく大統領権限で、議会の承認は必要ない。一方で前日、大統領がツイッターで、カナダとメキシコに関して「鉄鋼・アルミ関税は、新しく公正なNAFTA合意に署名した場合にのみ、適用から外れる」と投稿したことで「厳しい措置は回避されるのではないかとの楽観見通しが浮上した。市場がどちらへ動くかは大統領の考え方次第」(国内金融機関)という。

ドルは106.25円付近で底堅い動きが続いている。

<07:57> ドル105.60─106.80円の見通し、株一段高なら円高一服

きょうの予想レンジはドル/円が105.60―106.80円、ユーロ/ドルが1.2280─1.2400ドル、ユーロ/円が130.40―131.60円とみられている。

米ダウ工業株30種が5日ぶりに反発したことなどを背景に、海外市場では久々に円が広範に売られた。アジア株が米株の堅調さを引き継ぐことができれば「円はもう一段売り戻しが進む可能性がある」(ブローカー)。

日中は豪で相次ぐ経済指標の発表や、参院で行われる日銀黒田東彦総裁の所信聴取などが関心を集めそうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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