March 8, 2018 / 11:00 PM / 7 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル106円前半、米輸入制限受け小幅高 方向感は出ず

[東京 9日 ロイター] -

<07:50> ドル106円前半、米輸入制限受け小幅高 方向感は出ず

ドルは106.26円付近。ユーロは130.85円付近。

米トランプ大統領は8日(日本時間9日早朝)鉄鋼とアルミニウムに対する輸入制限措置の発動を正式に決定し、文書に署名した。輸入増加を安全保障上の脅威と認定し、今月下旬に鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を適用する。

除外対象は当初、カナダ、メキシコの2カ国にとどめ、日本など他の同盟国については今後、安全保障と経済両面で協議し対応を決める。

ドルは同措置発表直前の106.02円から106.32円まで上昇したが、現在は方向感に乏しい展開となっている。きょうは実質的な五・十日に当たり、仲値公示付近まではドルが底堅く推移するとみられている。

米国の輸入制限の主な標的とされる中国は、報復措置を警告している。

欧州連合(EU)なども反発しており、日本については「除外検討を人質に、対米貿易黒字の是正や、日本の防衛費負担の一段の増加など厳しい要求を突き付けられる可能性もある」(国内エコノミスト)とみられる。

  輸入制限は米通商拡大法232条(国防条項)に基づく措置。トランプ大統領は11月の中間選挙などを視野に入れ、支持層の鉄鋼企業、労働者に対外強硬姿勢をアピールしたい考えとみられる。

他方、米共和党のジェフ・フレーク上院議員は、同措置の無効化する法案を提出する考えを示している。

<07:36> ドル105.60─106.90円の見通し、米国が鉄鋼輸入制限を決定

ドル/円は106.24円付近、ユーロ/ドルは1.2315ドル付近、ユーロ/円は130.80円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.60―106.90円、ユーロ/ドルが1.2260─1.2390ドル、ユーロ/円が130.20―131.50円とみられている。

前日はの海外市場では、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が域内の成長加速を認めつつ、インフレが引き続き抑制的で保護主義の高まりがリスクとの認識を示し、材料視された。ユーロが弱含む一方で、ドルは底堅く推移した。

トランプ米大統領が署名した鉄鋼・アルミニウム輸入関税措置が、一部市場関係者の想定ほど深刻な内容ではないと受け止められ、ドルは措置発表直前の106.02円から106.32円まで上昇した。

市場では「今後、欧州や中国の反発も予想されることから、不透明感が残る」(外為アナリスト)と警戒する声も上がっていた。

きょうは2月米雇用統計が発表される。ロイターのエコノミスト調査によると、非農業部門雇用者数は前月比20万人増と、1月同様の伸びが予想されている。失業率は0.1%ポイント低下し4.0%と、2000年12月以来の水準に改善する見込みだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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