March 9, 2018 / 5:27 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ131円前半、ECBは市場乱さずQE終了へ一歩前進

[東京 9日 ロイター] -

<14:14> ユーロ131円前半、ECBは市場乱さずQE終了へ一歩前進

海外市場で売られたユーロは東京市場で反発。ECB理事会後のドラギ総裁会見がハト派的との見方から130.52円まで1.4円程度売られた後、日本時間午前に米朝首脳会談の方針が伝わると円が全面的に売られた流れを背景に、131.60円まで1円超切り返した。現在は131.22円付近。

ECBは前日、声明から「必要なら債券買い入れを増額」との表現を削除。ユーロは声明発表直後に131円前半から後半へ急伸した。しかし、ドラギ総裁が削除は「後ろ向きの対応」などと説明したことなどから「堅調な景気拡大で緩和強化の必要性はそもそも後退していた」(SMBC日興証券)との見方が広がり、その後は一転してユーロが売られた。

それでも文言の削除で、ECBが「量的緩和終了に向けた一歩を踏み出した」(みずほ証券)のは事実。ドラギ総裁は急激なユーロ高などで市場を乱すことなく、政策変更に向けて動き始めたと言える。

<12:12> 正午のドルは106円後半、北朝鮮非核化報道受けた上昇分の半値押し   

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の106.65/67円。

為替市場では、米国が8日(日本時間9日早朝)に決定した鉄鋼とアルミニウムに対する輸入制限措置が想定より深刻な内容ではなかったとの受け止めから、朝方のドルは106円前半でこじっかりだった。

その後、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が非核化にコミットし、今後は核・ミサイル実験を控える意向との報道や、トランプ米大統領が5月までに金委員長と会談する意向であるとの報道が好感され、ドル買いが徐々に広がる展開となり、一時106.94円まで上値を伸ばした。

しかし、北朝鮮がこれまでにも非核化にコミットしながら、実現しなかったことや、株式市場が上げ幅を縮小したことなどから、リスクオン的なドル買い/円売りは長続きせず、正午までに、午前の上昇分の約半分を返上した。

今夜には米2月の雇用統計を控え、「現時点では雲をつかむような話(北朝鮮の非核化)で、ポジションを膨らませるわけにもいかない」(外国銀)との意見が聞かれた。

<11:50> ドル106円後半で軟調、日銀金融政策据え置きには反応薄

ドルは106.66円付近。

日銀は金融政策の据え置きを決定し、景気は穏やかに拡大しているとの判断を示した。一方で、住宅投資が弱含んで推移しているとし、判断を下方修正した。

ドルは一連の日銀金融政策決定会合関連の報道を挟んで106.68円から106.71円付近まで強含んだが、その後は106.66円まで反落した。反応は限定的で方向感も出ていないが、午前の高値106.94円からじりじり反落している。

<11:17> ドル106円後半、北朝鮮非核化関連のドル買い一巡

ドルは106.76円付近。

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が非核化にコミットし今後は核・ミサイル実験を控える意向であることや、トランプ米大統領が5月までに金委員長と会談する意向を示したことが好感され、ドル買いが徐々に広がり、一時106.94円まで上値を伸ばした。

しかし、こうしたニュースに関連したドル買いは一巡したとみられ、株価も上げ幅を縮小している。

今夜には2月の米雇用統計発表を控えており、午後はポジション調整主体の値動きとなりそうだ。

「NFP(非農業部門雇用者数)や失業率に対して金融市場の関心は薄い。賃金の伸び幅に注目しているが、いずれにせよ今月のFOMCでの利上げは、ほぼ織り込まれていると言っていいだろう」(FX会社)という。

<10:18> ドル106円後半、北朝鮮が非核化にコミットするとの報道を好感

ドルは106.87円付近。

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が非核化にコミットし、今後は核・ミサイル実験を控える意向との報道や、トランプ米大統領が5月までに金委員長と会談する意向であるとの報道が好感され、ドル買いが徐々に広がった。

ただ、「歴史を振り返れば、北朝鮮は過去に何度も非核化を表明しているが、守られてこなかったので、今回どこまで信頼していいのかよくわからない」(外為アナリスト)との意見も出ていた。

また、仲値公示までは、実需のドル買いフローがあったことや、日経平均が大幅に買い進まれたことなども、ドルのサポート要因になっているという。

<09:38> ドル106円半ば、トランプ氏が5月までに北朝鮮の金委員長と会談の意向

ドルは106.49円付近。

韓国の特使によると、北朝鮮の金委員長は、できる限り早期のトランプ米大統領との会談を希望し、トランプ米大統領は5月までに北朝鮮の金委員長と会談すると表明したという。また、金委員長は、非核化にコミットし、今後核・ミサイル実験を控える意向だという。   ドルは同ニュースを挟んで若干買われているが、きょうは、実質的な五・十日で午前10時の仲値公示にかけて、実需のドル買いフローが期待されていたため、ニュースとドル買いの因果関係は定かではない。

<08:43> ユーロ1.23ドル付近、ECBは緩和バイアスを撤回

ユーロは1.2307ドル付近。ユーロ/円は130.90円付近。

欧州中央銀行(ECB)は8日の理事会で、必要なら債券買い入れ規模を拡大するとの従来の方針、いわゆる「緩和バイアス」を撤回し、量的緩和の解除に向けた手続きを一歩前にすすめた。

これを受けてユーロは1.2446ドルまで上昇した。

経済見通しでは、2018年の成長率を前回の2.3%から2.4%に上方修正する一方で、2020年までに物価目標は達成できないとの見方を示し、2019年のインフレ見通しを前回の1.5%から1.4%に下方修正した。さらに、ドラギ総裁の会見のトーンが慎重だったことなどで、ユーロは1.2298ドルまで下落した。

ユーロについて市場では「ECB理事会をきっかけに、米国の関税問題やコーン氏の辞任などで過去2日間、対ドルで買われていた分を返上した格好。米雇用統計前のポジション調整の一環」(外国銀)との意見が聞かれた。

<07:50> ドル106円前半、米輸入制限受け小幅高 方向感は出ず

ドルは106.26円付近。ユーロは130.85円付近。

米トランプ大統領は8日(日本時間9日早朝)鉄鋼とアルミニウムに対する輸入制限措置の発動を正式に決定し、文書に署名した。輸入増加を安全保障上の脅威と認定し、今月下旬に鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を適用する。

除外対象は当初、カナダ、メキシコの2カ国にとどめ、日本など他の同盟国については今後、安全保障と経済両面で協議し対応を決める。

ドルは同措置発表直前の106.02円から106.32円まで上昇したが、現在は方向感に乏しい展開となっている。きょうは実質的な五・十日に当たり、仲値公示付近まではドルが底堅く推移するとみられている。

米国の輸入制限の主な標的とされる中国は、報復措置を警告している。

欧州連合(EU)なども反発しており、日本については「除外検討を人質に、対米貿易黒字の是正や、日本の防衛費負担の一段の増加など厳しい要求を突き付けられる可能性もある」(国内エコノミスト)とみられる。

  輸入制限は米通商拡大法232条(国防条項)に基づく措置。トランプ大統領は11月の中間選挙などを視野に入れ、支持層の鉄鋼企業、労働者に対外強硬姿勢をアピールしたい考えとみられる。

他方、米共和党のジェフ・フレーク上院議員は、同措置の無効化する法案を提出する考えを示している。

<07:36> ドル105.60─106.90円の見通し、米国が鉄鋼輸入制限を決定

ドル/円は106.24円付近、ユーロ/ドルは1.2315ドル付近、ユーロ/円は130.80円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が105.60―106.90円、ユーロ/ドルが1.2260─1.2390ドル、ユーロ/円が130.20―131.50円とみられている。

前日はの海外市場では、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が域内の成長加速を認めつつ、インフレが引き続き抑制的で保護主義の高まりがリスクとの認識を示し、材料視された。ユーロが弱含む一方で、ドルは底堅く推移した。

トランプ米大統領が署名した鉄鋼・アルミニウム輸入関税措置が、一部市場関係者の想定ほど深刻な内容ではないと受け止められ、ドルは措置発表直前の106.02円から106.32円まで上昇した。

市場では「今後、欧州や中国の反発も予想されることから、不透明感が残る」(外為アナリスト)と警戒する声も上がっていた。

きょうは2月米雇用統計が発表される。ロイターのエコノミスト調査によると、非農業部門雇用者数は前月比20万人増と、1月同様の伸びが予想されている。失業率は0.1%ポイント低下し4.0%と、2000年12月以来の水準に改善する見込みだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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