July 4, 2018 / 2:07 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:人民元小幅高、株も下げ止まり ドル110円前半

[東京 4日 ロイター] -

<10:59> 人民元小幅高、株も下げ止まり ドル110円前半

上海外為市場で取引が始まった人民元は6.6365元と、前日終値から小幅元高で取引が始まり、一時6.6208元まで上昇した。オフショア人民元も6.6288元まで買われた。株価は前日終値付近で小動きと、中国市場は落ち着いた出足となった。

ドルは110.35円付近。小幅ドル安に振れたが、反応は限定的。

<09:59> 中国人民元、続落13日でようやく歯止め ドル安の一因

米市場が短縮取引だった前日、話題を集めたのは中国。長らく下げの続いていた人民元がようやく切り返した。

きっかけは人民銀行の易綱総裁が発出した声明。最近の為替の変動はドル高や外部の不透明要因が背景で、人民元を妥当な水準で基本的に安定維持するとの考えを示した。

同時に上海市場では、中国の複数の大手行がフォワードでドルを買い、スポットでドルを売るオペレーションを実施したもよう。当局が元安阻止に動き始めたとの観測が出回っている。

人民元は最近の指標の下振れや預金準備率の引き下げなどを背景に、6月半ばから急落。過去最大の月間下落率を記録しながら、前日に1年ぶり安値を更新した後に下げ止まった。オフショア市場の人民元も2日まで13日続落したが、総裁発言で3日にようやく切り返した。

市場では対米貿易摩擦の深刻化を受けて、中国が対抗措置として意図的に元を少しずつ切り下げているのではないかとの見方も少なくない。6月に入っても指標の弱さも変わらないだけに、当局がどこまで元安を容認するのかが注目点のひとつとなっている。

「政府は(米関税措置に対する)報復手段として通貨安を用いることを意図していないとしているが、一段の金融緩和期待や貿易戦争への懸念は、短期的な元安材料となりやすい」(外銀)という。

前日はその元安が一服。元の買い戻し圧力がドルを押し下げる一因となった。ドル/円は前日日中午前につけた1カ月半ぶり高値の111.14円から110円半ばへ反落した。

<07:52> ドル110.20─110.90円の見通し、小動き

きょうの予想レンジはドル/円が110.20―110.90円、ユーロ/ドルが1.1630─1.1670ドル、ユーロ/円が128.60―129.50円付近。

きょうは米市場が休場で売買を手控える参加者が多くなる見通しで、日中は全般小動きとなりそうだ。「中国株と人民元相場の動向が引き続きアジア時間の注目点」(トレーダー)だが、中国人民銀行(中央銀行)の声明を受けて前日は元安が一服となっただけに、こちらも小康を取り戻す可能性が高そうだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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