July 5, 2018 / 5:15 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル/人民元、上限は6.9元付近か 報道で思惑

[東京 5日 ロイター] -

<13:51> ドル/人民元、上限は6.9元付近か 報道で思惑

寄り付き直後はプラス圏を推移していた中国の上海総合株指数が、0.8%安と小幅に下げ幅を拡大。上海外為市場の人民元は6.63元後半と、前日終値の6.6330元から小幅な下落にとどまっている。市場では、3日に中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁が、人民元を妥当な水準で基本的に安定維持するとの声明を発表したことが引き続き関心を集めている。

この日は、その「妥当な水準」に関連する中国政府関係者の発言が話題を呼んだ。ロイターは「ある内部関係者」が「政策決定者はある程度の元安は問題ないと考えている。ただ6.9元超の元安は望んでいない」と述べたと伝えた。「政府が望む(ドル/)人民元の上限は6.9元」(外銀)と読み取れるとの見方だ。

人民元は17年5月に6.9元台をつけた後、ドル安/元高基調が続き、今年3月に6.24元台まで上昇。6月以降は経済指標の下振れや預金準備率の引き下げなどを背景に、再び下げ足を速めている。

<12:11> 正午のドルは110円前半、明日の米中関税賦課にらみ膠着気味

正午のドル/円は、前日東京市場午後5時時点とほぼ同水準の110.41/43円。

五・十日にあたるこの日は、仲値前に110.61円と午前の高値をつけた後、売り物に押され110.29円まで下落した。その後は110.40円付近で膠着気味となった。

市場参加者は、明日に迫った米中双方による340億ドルの輸入品に対する25%の関税賦課を見届けるべく、取引を手控え気味で、閑散相場となった。

オフショア人民元は6.6478元付近で前日終盤とほぼ同水準。軟調な上海株はこの日も小幅安となっている。

「中国当局は意図的に人民元安誘導をしてきたが、海外からそうした批判をかわすためには、今のように時折、元高にするのがよいと考えているのだろう」(国内銀)との見方が聞かれた。

<11:29> ドル110円前半、米中関税合戦で支持層のトランプ離れも

ドルは110.42円付近で膠着気味。

市場は6日に米国と中国が課税ベースで340億ドルの輸入品に対して25%の関税を賦課し始めるかに注目している。

「将来的には関税取り下げの可能性もあり、限定的なリスクオフで済むかもしれない」(証券会社)と声もあがっている。

米大豆先物は、米中通商摩擦の悪化で、最大輸入国の中国の需要が冷え込み、供給がだぶつくとの懸念から、6月半ばに1年ぶり安値をつけ、現在も安値圏を推移する。

米農産物に対する関税は、トランプ大統領の支持層にとっても不都合な話だ。

「大統領の支持層が多い米中西部の農家は、このところ豊作だったこともあり、世界的な供給過剰と価格下落に苦しんでいる。中国が制裁関税を導入すれば、米農家は一段と窮地に追い込まれ、トランプ離れのリスクが生じるかもしれない」(商品アナリスト)という。

<10:41> ドルは110円前半、日本勢は前週に外国中長期債を2934億円売り越し

ドルは110.36円付近で軟調。

人民元の対ドル基準値は1ドル6.6180元、前日終値は6.6330元だった。また、前日の基準値は6.6595元だった。

オフショア人民元は6.6459元付近で前日終盤とほぼ同水準。

「中国当局は意図的に人民元安誘導をしてきたが、海外からそうした批判をかわすためには、今のように時折、元高にするのがよいと考えているのだろう」(国内銀)との見方が聞かれた。

財務省が朝方発表した対外対内証券売買契約等の状況によると、日本勢は外国の中長期債を前週(6月24―30日)に2934億円売り越した。一方、外国株式は9849億円の買い越しとなった。

海外勢は日本株を2998億円売り越す一方で、本邦中長期債を9512億円買い越した。

<09:38> ドルは110円後半、実需の買いフローが下支えか

ドルは110.55円付近で小じっかり。きょう5日は実需筋のドル買いフローがドルの下値を支えると期待されている。

「基本的にドルは底堅いが、通商摩擦や地政学的リスクなどのリスク要因が後退しないので、ドル/円はなかなか111円台に定着できない」(FX会社)という。

一方、ユーロは1.1654ドル付近で、前日東京市場の午後5時時点と同水準。

ブルームバーグによると、欧州中央銀行(ECB)の政策担当者の一部は2019年12月まで利上げがないと市場で見込まれていることに神経をとがらせている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

ニューヨーク時間に報じられたこのニュースを受け、ユーロは1.1675ドルまで上昇したが、上値追いは続かず、反落した。

<08:47> ドル110円前半、米利回り曲線は約11年ぶりのフラット化

ドルは110.44円付近で小動き。きょうは五、十日にあたり、仲値付近まではドル買いが先行するとみられている。

米国債市場では、2年国債と10年国債の利回り格差(長短スプレッド)が30ベーシスポイント(bp)付近まで縮小。水準でみると2007年8月8日以来の低水準となり、逆イールドの出現も現実味を帯びてきた。

米10年国債利回りは2.8419/8400%の気配。5月18日に3.126%をつけたが、その後は2.759―3.010%のレンジ内での推移となっている。

きょうは6月12、13日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される予定で、歴史的に景気後退のシグナルとなってきた逆イールドについて、どのような議論があったか注目される。

前回のFOMCで公表されたメンバーのドットチャートでは、2人が利上げを停止すべきと考え、年末までにあと1回の利上げを予想するメンバーは5人、年末までにあと2回という中央値を予想するメンバーは7人となった。

来年の利上げ回数は年3回が中央値だが、年2回が4人、年3回が4人、年4回が4人とばらつきがある。

<07:36> ドル110.00─111.00円の見通し、株価と中国市場を注視

ドル/円は110.50円付近、ユーロ/ドルは1.1659ドル付近、ユーロ/円は128.77円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.00―111.00円、ユーロ/ドルが1.1610─1.1710ドル、ユーロ/円が128.20―129.40円とみられている。

前日のニューヨーク市場は独立記念日のため休場。

この日は、「日経平均が自律反発するかどうか、また、軟調な中国株が続落するか否か、また、足元では反発している人民元の動向などが注目される」(外為アナリスト)という。

朝方伝わったニュースでは、トランプ大領領が4日ツイッターに、OPEC(石油輸出国機構)はガソリン価格を吊り上げている、「今すぐ価格を引き下げろ」と投稿した。

日本時間午前7時台の取引で、米原油先物は1バレル=74.43ドルから74.08ドルまで下落した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below