July 6, 2018 / 6:07 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ1.17ドル付近、米雇用統計次第で一段高も

[東京 6日 ロイター] -

<15:00> ユーロ1.17ドル付近、米雇用統計次第で一段高も

ユーロは1.1702ドル付近。朝方からユーロは1.1680―1.1703ドルと狭いレンジ内での推移となっているが、底堅い展開。

前日のニューヨーク市場では、ユーロが1.1721ドルまで上昇し、3週間ぶり高値をつけた。ドイツ鉱工業受注指数が堅調だった一方、6月の米ADP民間部門雇用者数が予想を下回る17万7000人に留まり、ドルを圧迫した。

今日は6月の米雇用統計の発表が予定されているが、5月分の上ぶれの反動がでることが予想される。

5月の非農業部門雇用者数は22.3万人増となり、市場予想の19万人を上回った。失業率は3.8%まで低下した。一時間当たりの賃金は前月から0.3%増で、4月の0.1%から加速した。

「堅調な5月の反動で、米雇用統計が弱含めば、ユーロが1.17ドル台に定着する余地もある」(外銀)という。

<14:12> ドルは110円後半で反落、ロボット主導で解釈困難との声も

ドルは110.72円付近で神経質な値動き。

米国は中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税を、米東部時間6日午前0時(日本時間6日午後1時)に発動し、340億ドル相当の対中輸入に対して追加関税を賦課した。

追加関税対象リストでは、中国が製造業の長期戦略「中国製造2025」に基づいて重点支援するハイテク分野の製品が中心となる。

ドルは同措置の発動時間を挟んでいったん110.60円まで下落したが、まもなく切り返して110.78円まで上昇。その後は110.70円をはさんで神経質な値動きとなっている。

「ロボット(AI)主導で動いているので、値動きに対する解釈ができない。(ドルが)買い戻されたのは織り込み済みだったということか。ただ、長い目でみれば米国やドルにとって良いことのはずはない」(運用会社)との意見が出ていた。

<13:18> ドルは110円後半に上昇、米国が対中関税措置を発動

ドルは110.68円付近。

米国が6日から発動すると表明していた課税ベースで340億ドル相当の対中関税措置が米国東部時間の6日午前0時(日本時間午後1時)から発動された。

ドルは同関税措置の発動をはさんで110.72円から110.60円までいったん下落したが、その後110.77円付近まで買い進まれた。

米10年国債利回りも小幅に上昇し現在は2.8418%付近。

国営メディアによると、中国商務省は、米関税は嫌がらせとし、通商で米国に対抗せざるを得ないとした。また、米関税の影響を引き続き精査するとした。

オフショア人民元は6.68元半ばから6.6660元まで買い進まれた。

<12:02> 正午のドルは110円半ば、米中貿易戦争を見極め

正午のドルは前日NY市場終盤の水準とほぼ変わらずの110円半ば。米国の対中関税発動発表を目前に控え、積極的な売買は限られた。

株高が支えとなってドルは一時110.75円と3日以来の高値を付けたが、午前の値幅は上下22銭とわずかだった。

ユーロも1.16ドル後半、129円前半で目立った動きはなかった。

<11:25> ドル110.75円まで上昇、堅調株価に戸惑いの声

ドルはきょうの高値となる110.75円まで上昇。日経平均の上昇幅が一時200円を超え、中国の上海総合株指数も一時プラス圏へ浮上するなど、底堅いアジア株動向が下支えとなっているようだ。米の関税措置発表を目前に控え、中国の対抗手段に関心が集まる中で「なぜ株がこれほど堅調なのか」(FX関係者)と戸惑いの声も出ていた。

前日に1年3カ月ぶり安値を付けたマザーズ指数もきょうは反発。1.5%高で取引されている。

<10:00> 前日のユーロ/円急伸、市場の雰囲気一変 米金利・欧州株高に

市場では、日本時間の前日午後3時前から急伸したユーロ/円の動きが、引き続き話題を集めている。突然の急騰劇は米金利や欧州株など幅広く他市場にも影響したとみられるためだ。

ユーロ/円が買われ始めたのは午後2時過ぎ。寄り付き直後はプラスだった中国株がマイナス圏へ下落、日経平均も200円超下落するなど、市場ではリスクオフムードが強まっていた。

円買いも同時に強まり、ユーロが朝方の高値128円後半から半ばへ下落していたタイミングで突然、買い向かう動きが活発化した。流れに乗ってユーロを売り込んでいた短期筋の間では、戸惑いと驚きの声が上がったという。

ユーロ/円が買われた背景は、多数の手がかりが指摘されている。1)欧州中央銀行(ECB)関係者が来年末まで利上げがないと市場が見込んでいることに神経をとがらせているとの報道、2)トリア伊財務相が「誰もユーロを離脱したいとは望んでいない」と話したとの報道、3)大陽日酸が米プラクスエアの欧州事業を50億ユーロ(約6438億円)で買収するとの発表、4)5月の独鉱工業受注指数が前月比2.6%上昇と予想を上回った、5)メルケル独首相が、米国からの輸入車に欧州連合(EU)が課す関税を引き下げることに前向きな姿勢を示したとの報道、──といった具合だ。

ユーロは昼過ぎの安値128.58円から夜には129.63円まで1円弱上昇。6月14日以来3週間ぶり高値をつけた。つれてドル/円も110円前半から後半へ上昇するなど円が広範に下落したことで、市場では次第にリスクオンムードが強まり、米10年債利回りが2.83%付近から2.86%付近へ上昇。欧州株も寄り付き直後から堅調に推移する流れを作り出したという。

「(株安や円高といった)ベアムードが強まっていたタイミングだったので、ユーロ/円の買いがカウンターとなって、少なくない参加者が株やユーロ売りの巻き戻しを迫られた。急騰劇の直後で、その後もしばらく売りが出づらくなった」(トレーダー)という。

ユーロは現在129円台前半。前日の急上昇が記憶に新しく「怖くて売り込めない」(邦銀)といい、底堅い動きが続いている。

<08:00> ドル110.20─111.20円の見通し、中国の対応が焦点

きょうの予想レンジはドル/円が110.20―111.20円、ユーロ/ドルが1.1660─1.1740ドル、ユーロ/円が128.80―129.80円とみられている。

市場の関心は米中の関税措置に集中している。報道によると、トランプ米大統領は5日、中国の知的財産侵害に対する制裁関税を予定通り6日に発動すると表明した。

中国が同様の対抗措置を即座に打ち出すのか、直接的な報復措置は見送り「市場や金融システムへの衝撃を和らげるような防衛策を講じる可能性もあるのではないか」(邦銀)といい、その結果によって市場には様々な影響が生じる見込みだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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