July 9, 2018 / 7:29 AM / 12 days ago

〔マーケットアイ〕外為:米中貿易戦争、焦点は米金利 低下続けばドル安加速か

[東京 9日 ロイター] -

<16:23> 米中貿易戦争、焦点は米金利 低下続けばドル安加速か

市場では、米中貿易戦争が市場に与える影響を見極める手段として、米金利動向に関心を寄せる声が出ている。前週末の6月米雇用統計で利上げ期待が遠のいた影響が上回る形で株価は上昇したものの、10年債利回りは株高にもかかわらず低下基調が続き、6日に2.80%台と5月30日以来1カ月ぶり低水準を付けたためだ。

前週末以降のドル安は、利上げ期待後退によるリスクオンムードによるものではなく、この金利低下が直接的にドルを押し下げているとの見方もある。そのため「株高が止まれば円売り圧力が低下し、ドル/円の下げが勢いづくかもしれない」(トレーダー)との声もあった。

ドルは110.46円付近。夕方に入っても特段値動きはない。欧州株は小幅高で取引が始まった。

<12:02> 正午のドルは110円半ば、ユーロは約1カ月ぶり高値圏

正午のドル/円は、6日ニューヨーク市場午後5時時点と同水準の110円半ば。日本や中国の株高にもかかわらずドルは伸び悩んだ。

一方、ユーロは一時1.1767ドルと、6月14日以来の高値圏で底堅い値動きを示した。

ユーロ/円は129.97円と6日高値と並んだが、ドル/円での円高圧力もあり、130円を目前に反落した。

財務省はけさ5月の経常収支を発表した。経常収支は1兆9383億円と4月の1兆8451億円から黒字幅が拡大した。

第一次所得収支は2兆3980億円の黒字。このところ活発化している日本企業の海外移転や海外企業の買収などを背景に直接投資収益の黒字が大幅に拡大し、第一次所得収支を押し上げた。

<11:38> ドル110円半ば、日中株高でも伸び悩み   ドルは110.47円付近。

日経平均は前営業日比275.60円高で前場の取引を終えた。上海総合株価指数は前営業日比0.2%高でよりついたあと、現在は1.38%高となっている。

日本や中国の株高にもかかわらず、ドルは伸び悩んでおり、110円半ばで沈滞気味。

「米雇用統計を受けて、利上げが加速しないことが改めて認識されたうえ、米中貿易摩擦や北朝鮮問題などの火種も残っている」(証券会社)という。

他方ユーロ/円は129.97円と堅調。6日の高値に面あわせしている。

<10:41> ドル110円前半で軟調、クロス円でも円高気味

ドルは110.38円付近で軟調。

前営業日比の上げ幅が一時200円を超えていた日経平均が、若干上げ幅を縮小するとドルも110.35円付近まで軟化した。その後、日経平均は再び200円を越える上げ幅となっているが、ドル/円は反発力に乏しい。

「110円前半は押し目買い、110円後半は戻り売りに挟まれ、方向感が出にくい状況。米長期金利とドル/円の相関関係は低下しているが、それでもやはり米長期金利が下がる状況ではドルを買い進みにくい」(国内銀)という。

米10年国債利回りは2.8363%付近。6日に一時2.8070%まで低下し、5月末以来の低水準となった。

ユーロは129.75円付近。一時129.91円まで上値を伸ばしたが、その後は利益確定売りに押されている。

英ポンドは146.75円付近。早朝の高値147.13円から下落している。

トランプ米大統領は12日から訪英し、13日にメイ首相と会談する予定。

駐英米大使のウッディ・ジョンソン氏は6日、欧州連合(EU)離脱後を見据えた米英貿易協定の迅速な締結がトランプ大統領の主要な優先課題との認識を示した。

<09:20> ドル110円半ば、ユーロは130円目指す動き

ドルは110円半ば。株高で底堅さを保っているが、上値を追う機運はみられない。

ユーロは早朝の午前4時台の安値129.55円から129.87円まで上値を伸ばし、130円を目指す動きとなっている。週末海外市場の高値は129.97円だった。

「ユーロ/円については目先は特に大きな抵抗線はない。一方、ユーロ/ドルでは1.1800ドルちょうどをはじめ、オプション関連の節目や抵抗線がある」(FX会社)との指摘が出ていた。

欧州では政治不安が後退しているが、イタリア政府は2019年の財政赤字目標について、前政権が設定した対国内総生産(GDP)比0.8%から1.4%程度に緩めることを検討しているという。関係筋2人が6日に明らかにした。

6日発表の米雇用統計については「賃金の上昇率が予想より悪かったことが確認された。今年2回の利上げがあるにしても、その先、利上げペースが加速することはないだろう」(同)という。

<08:27> ドル110円半ば、米失業率底打ちは景気後退のシグナルとの声

ドルは110.43円で動意薄。

米中双方の関税措置と米雇用統計を経て「やれやれという雰囲気」(外為アナリスト)との声があり、きょうは日本や中国の株価や人民元相場に大きな動きがなければ、為替市場も閑散相場となる可能性が高い。

6日に発表された6月の米雇用統計では、失業率が18年ぶり低水準だった5月の3.8%から、4.0%に上昇した。上昇は10カ月ぶり。市場予想は3.8%だった。

現在は職を探していないが働く用意のある人(縁辺労働者)や正社員になりたいがパートタイム就業しかできない人を含む広義の失業率(U6失業率)は7.8%と、5月に付けた17年ぶり低水準である7.6%から上昇した。

「過去のデータをさかのぼれば、失業率の底打ち後、約1年で米国は景気後退期に突入している。今回の失業率の上昇は、そうしたリスクを示唆しているかもしれない」(海外エコノミスト)との意見も出ている。

7日のニューヨーク市場では米雇用統計後にドルが110.38円とわずかに売られた。ただ、ニューヨーク時間のドル/円の値幅は110.38―110.67円と極めて狭いレンジに留まっている。

米10年国債利回りは目下2.8236%付近。同利回りは6日に一時2.8070%まで低下し、5月30日以来の低水準となった。

<07:36> ドル110.00─111.00円の見通し、イベント通過で小休止か

ドル/円は110.45円付近、ユーロ/ドルは1.1752ドル付近、ユーロ/円は129.81円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.00―111.00円、ユーロ/ドルが1.1700─1.1800ドル、ユーロ/円が129.20―130.40円とみられている。

週末に発表された6月の米雇用統計では賃金の伸びが緩やかだったことや、失業率が予想に反して上昇したことなどから、市場が織り込む年内の利上げ確率が後退、米長期金利も低下し、ドルが全般に弱含んだ。

この日は、「米国の対中関税の発動や雇用統計など一連のイベントを通過し、一休みとなる可能性がある」(外為アナリスト)という。

一方、ユーロは対ドル、対円ともに堅調。

7日には一時1.1768ドルと6月14日以来の高値を付けた。

「欧州の要人発言などに反応し、ユーロがストップを巻き込んで上昇すれば、130円台、1.1800ドルのトライもありそうだ」(同上)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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