July 12, 2018 / 12:47 AM / 2 months ago

〔マーケットアイ〕外為:複合要因でドル全面高、直近高値突破で買い加速

[東京 12日 ロイター] -

<09:39> 複合要因でドル全面高、直近高値突破で買い加速

前日の外為市場ではドルが全面高。米国の対中関税方針が明らかになった朝方こそ一時売りが先行したものの、その後は海外市場にかけて一転買い戻しが優勢となり、対円では一時112.17円まで上昇。最近の取引レンジを一気に上抜け、1月10日以来半年ぶり高値を更新した。

ただ、ドル高が勢いづくような直接的な手がかりは見当たらず、市場では様々な要因が複合的にドルを押し上げたのではないかとの声が出ている。

そのひとつは原油安。前日はリビアの輸出再開などを受けて北海ブレントが7%近く、WTIも5%超急落。外為市場で豪ドルやノルウェークローネといった資源通貨に売りが強まり、ドルを押し上げた。

中国人民元の大幅な下げもドル高要因。米中貿易戦争への懸念から前日の上海市場では、スポット市場の人民元、オフショア人民元がともに1%前後の下げとなった。

6月米卸売物価指数(PPI)が前月比0.3%上昇と予想を上回り、前年比で11年11月以来の大幅な伸びとなったことに関心を寄せる声もある。ただ、発表直後の反応は小さく、米金利もその後低下へ転じている。前日のドルの押し上げに大きく寄与したとは言いがたい。

その他にも、世界的な貿易戦争の激化は最終的に米国を世界経済の勝ち組にさせるとの見方や、リスク回避的なドル買いの可能性などを挙げる声もある。

対円では、最近の取引レンジ上限だった5月高値の111.39円を上抜けたことで「売り方が買い戻しを迫られるなど、テクニカル的な買いが加速した」(ブローカー)側面もあったという。

ドルは現在112.08円付近でしっかり。

<07:51> ドル111.40─112.40円の見通し、戻り売りの強さが鍵

きょうの予想レンジはドル/円が111.40―112.40円、ユーロ/ドルが1.1630─1.1730ドル、ユーロ/円が130.10―131.30円とみられている。

海外市場ではドルが広範に上昇した。米金利が低下、株価が下落する中で特段の手がかりがないまま買いが続いただけに、朝方の市場では違和感を指摘する声が上がっている。久々の高値圏で「戻り売りがどの程度強まるかが見どころ」(国内金融機関)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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