July 19, 2018 / 2:02 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:英ポンド1.30ドル後半、8月の英利上げ織り込みが後退

[東京 19日 ロイター] -

<10:47> 英ポンド1.30ドル後半、8月の英利上げ織り込みが後退

英ポンドは1.3067ドル付近。前日の安値から反発したが、上値の重さも意識されている。  

英ポンドは前日一時1.3010ドルまで下落し、10カ月ぶりの安値を付けた。英10年物国債利回りは5月末以来の低水準となった。

「予想を下回る英消費者物価指数の伸びが直接的な背景だが、EU(欧州連合)離脱を巡る英政権の混乱も英ポンドの重しとなっている」(国内銀)という。

金融市場では、来月に英中銀が利上げを行う確率は約70%で織り込まれているが、同確率はCPI発表前の約80%から低下した。  

英国立統計局(ONS)が18日に発表した6月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.4%となり、5月と変わらず、予想(2.6%)に反して伸びは加速しなかった。コアCPI上昇率は1.9%と、5月の2.1%から伸びが鈍化。

一方、メイ英首相は、与党・保守党内の造反議員が通商法の修正案に賛成した場合、今夏に総選挙を実施すると警告していたという。英タイムズ紙が18日に報じた。   英議会は17日、通商法の修正案を307対301の僅差で否決した。同案は、2019年1月21日までに英国が欧州連合(EU)とモノを巡る自由貿易で合意できなかった場合、関税同盟について交渉することを義務付けるものだった。

英保守党のメージャー元首相は17日、EU離脱方針を巡り党内の強硬派が譲歩しなければ、メイ首相は数カ月以内にも再び選挙に追い込まれる可能性があるとの見方を示している。

<10:17> ドル112円後半で強含み、日銀が国債買入を減額

ドルは112.76円付近。

日銀はこの日通告した国債買入オペで、残存10年超25年以下の国債買入額を100億円減額し1800億円としたほか、残存25年超は100億円減額し600億円とした。

ドルは減額の通告の前に112.72円付近だったが、国債買入減額のニュースをはさんで112.80円まで上昇した。その後は小幅に反落している。

市場では、国債買入減額のニュース自体ではなく、午前9時半過ぎから日経平均が上げ幅を拡大したことが、リスク選好につながり、ドル買いを招いているとの見方が出ていた。

<09:17> ドル112円後半で軟調、スピード調整との声も

ドルは112.67円付近で軟調。株価の上げ幅縮小などが背景とみられる。

市場では「円安基調は変わっていないようだが、前日もいったん円が買われる場面があった。112円から113円台への上昇スピードが速かったので、今はスピード調整の局面にあるとみている」とFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は指摘する。

財務省によると、6月の貿易黒字は7214億円となった。輸出は原動機、半導体等電子部品等が増加し、対前年同月比6.7%の増加。輸入は原粗油、非鉄金属などが増加し、2.5%の増加となった。

対中国輸出は前年同月比11.1%増の1兆3859億円、対中国輸入は同0.6%減の1兆4536億円だった。

対米国輸出は前年同月比0.9%減の1兆2920億円、対米国輸入は同2.1%減の7017億円だった。

貿易統計に対する為替相場の反応は限定的。

<08:20> ドル112円後半、カナダ産木材への関税で米住宅着工が冷え込み

ドルは112.85円付近。前日ドルは東京市場終盤で113.14円と約半年ぶりの高値をつけたが、その後は利食いが先行し、ニューヨーク市場では113円台に一度も乗らなかった。

ドルの上値を抑えた要因は投機筋による利益確定売り、米中貿易摩擦への懸念、そして予想外の米住宅指標の弱さだ。

米商務省が18日発表した6月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比12.3%減の117万3000戸と、戸数ベースで2017年9月以来、9カ月ぶりの低水準となった。下落率は16年11月以来の大きさで、市場予想は132万戸だった。

5月の数字は当初発表の135万戸から133万7000戸へ下方改定された。6月は全4地域で減少した。

トランプ米政権は17年4月に、カナダ産針葉樹材を対象に関税を適用した。建設業者らはこれにより新築一戸建て住宅の価格が上がっていると指摘する。用地や労働力が足りていないことと加えて、住宅の供給不足が一段と深刻になっており、住宅市場の重しとなっている。

パウエルFRB議長は前日、下院での議会証言で、米経済は非常に良好で緩やかな利上げの根拠は強いと改めて表明したが、住宅に関しては「米国の対カナダ産針葉樹材への関税適用が、住宅価格を押し上げ、消費を冷え込ませている」(国内アナリスト)との意見が出ている。

<07:42> ドル112.30─113.30円の見通し、年初来高値が視野に

ドル/円は112.86円付近、ユーロ/ドルは1.1644ドル付近、ユーロ/円は131.39円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.30―113.30円、ユーロ/ドルが1.1590─1.1690ドル、ユーロ/円が130.90―131.90円とみられている。

前日の日本時間終盤にドルは113.14円まで上昇し約6カ月ぶりの高値をつけた。しかし、ニューヨーク市場では、112.71―112.96円と極めて狭いレンジ内に収まった。

きょうも引き続き日本株、中国株の動向が注視されている。

「1月につけた年初来高値の113.39円が視野に入ってきた。ただ、現状では、112円台では押し目買い、113円台では高値警戒感から利食い売りが流入しやすい」(外為アナリスト)との意見が出ている。

また、米中貿易摩擦がエスカレートするなかで、用心発言にも関心があつまる。

中国外務省は18日、米国主導の貿易戦争が世界経済にとって最大の「信頼喪失」要因になっていると指摘し、米国が「強情」を張り続ければ、全世界が反撃するだろうと警告した。

華春瑩報道官は定例会見で、米国が貿易措置を正当化するために、国家安全保障を含むあらゆる種類の言い訳を作り上げているとも述べた。

為替市場では、ドルが同発言を受けて弱含んだとの指摘も聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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