July 25, 2018 / 6:33 AM / 23 days ago

〔マーケットアイ〕外為:トルコリラ22円後半で下げ渋り、個人が逆張り

[東京 25日 ロイター] -

<15:30> トルコリラ22円後半で下げ渋り、個人が逆張り

前日に急落したトルコリラは、現在22円後半。過去最安値圏で下げ渋っている。前日にトルコ中央銀行が市場予想に反して政策金利を据え置き、急落した流れは一服となった。

トルコでは今月初に発表された6月消費者物価指数(CPI)が前年比15.39%上昇と、04年以来14年ぶりの高水準を記録。追加利上げは不可避との見方が大勢だった。

それでも中銀が利上げを見送ったことで、リラは前日に急落。23円前半から22円前半まで大きく売られ、最安値に迫った。

市場では中銀が、6月の選挙で再選されたエルドアン大統領の意向に配慮したのではないかとの懸念が高まっている。

大統領は自らを「金利の敵」として景気刺激を優先する姿勢を強調しているだけに、今回の決定は「大統領の圧力に屈したと見なされ、通貨危機発生の思惑を助長しかねない」(野村証券)と警戒する声も出ている。

一方、FX取引所「くりっく365」を運営する東京金融取引所によると、リラの買い越し幅は、きょう早朝時点で28万枚と前日から2万枚超増加し、5月以来の高水準となった。リラが急落する中でも、日本の個人投資家は逆張り的に買い向かった形だ。

<12:00> 正午のドルは111円前半、方向感に乏しい

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の111.30円付近。

商業決済が集中する五・十日にあたるこの日は、仲値付近までは輸入企業のドル買いが先行すると見られていたものの、ドルは仲値前に午前の安値111.15円をつけた。その後は、方向感に乏しい小幅な値動きに終始した。

きょう予定される米欧首脳会談や来週初めの日銀金融政策決定会合などが警戒されるなか、「ドルの上値を攻めることもできない」(証券会社)という。

欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長とトランプ大統領はきょう、ワシントンで首脳会談を行う予定で、米欧間の貿易問題を巡って協議する。

人民元の対ドル基準値は1ドル=6.8040元で、昨年6月28日以来の元安水準となる。前日の基準値は6.7891元だった。中国株は小幅安となっているが、日経平均は前引けで前営業日比100.35円高となった。

<11:23> ドル111円前半、底堅いが上値も重い

ドルは111.25円付近。

朝方から111.15―111.38円と狭いレンジの値動きに終始している。

ドル/円は「底堅さを保ちつつも、トランプリスクなどで上値が重い状態が続いている」(証券会社)という。

7月30―31日の日程で開かれる日銀金融政策決定会合では、金融緩和の柔軟化が検討される見通しだ。ただ、具体的な方向性が打ち出されるか、不透明感が残る。

「来週の決定会合では展望レポートでインフレ見通しが大幅に引き下げられる見通しだ。その一方で、長期金利の上昇を許容する姿勢を示すのは困難だろう。黒田総裁が柔軟化の検討を事務方に指示するという内容に留まるとみている」と野村證券チーフ為替ストラテジスとの池田雄之輔氏は言う。

他方、現行の金融緩和策が債券市場の健全性を損なうという副作用については、インフレの見通しの変化に応じて、金利変動をある程度許容する姿勢を日銀は今後示していくのではないか、と同氏はみている。

<10:26> ドルは111円前半、人民元の対ドル基準値は1ドル=6.8040元

ドルは111.32円付近。

仲値にかけて輸入のドル買いに支えられ堅調に推移するとみられていたが、10時前には逆に111.15円まで売られた。売りの主体は大手金融機関とみられる。

人民元の対ドル基準値は1ドル=6.8040元。同基準値は2017年6月28日以来の元安水準となる。前日の基準値は6.7891元だった。中国人民銀行はきょうの公開市場操作を見送った。

  国際通貨基金(IMF)は24日、ドルが過大評価される一方、人民元は基礎的条件に沿っているとの認識を、年次の「対外部門の安定性に関する報告書」で明らかにした。

ドルについては、中期の基礎的条件が正当化する水準と比べ8─16%過大評価されたとの推計を示した。円は中期の基礎的条件におおむね一致するとした。

<09:31> ユーロは1.16ドル後半、米EU首脳会談で貿易問題を協議へ

ユーロは1.1686ドル付近で小動き。ユーロ/円は130円付近でこじっかり。

ドルは111.25円付近で上値の重さが意識されている。

欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長とトランプ大統領はきょう、ワシントンで首脳会談を行う予定で、米欧間の貿易問題を巡って協議する。

トランプ大統領は12日、ベルギーのブリュッセルを訪問中に、対米貿易黒字の削減や、EUの米国車関税の大幅引き下げを約束しなければ、欧州自動車に対する輸入制限を検討する可能性を示唆した。

これに先立ち、米国は安全保障を理由にEUの鉄鋼とアルミニウムの輸入を制限。欧州委が対米報復関税を導入している。

貿易摩擦で「(米国は)中国に対しては実際には拳をあてないボクシングをしているように見えるが、EUには実際に拳をあてにいく姿勢のようだ」(FX会社)とされ、米欧のつばぜり合いが予想される。

<08:35> ドル111円前半、トルコリラが予想外の金利据え置きで急落

ドルは111.24円付近。ユーロは129.89円付近。

前日のニューヨーク市場では値幅が110.96―111.34円と極めて狭く、「米国株が強かった割には、ドル/円は売りに押された。ドルは底堅いというより、上値が重いというイメージだ」(外為アナリスト)という。

市場ではトルコリラの急落やトルコ国債の利回り急騰を警戒する声が上がっていた。

トルコ中央銀行は24日、国内需要の弱まりを理由に、政策金利である1週間物レポレートを17.75%に据え置いた。

ロイター調査では、エコノミスト16人のうち15人が利上げを予想していたが、予想外の金利据え置き決定を受け、トルコリラは対ドルで約3%下落した。

トルコリラは政策発表後、1ドル=4.94リラと発表前の4.7605リラから下落。今年に入り20%値下がりしている。現在は4.8825リラ付近の気配。

トルコリラは今月12日4.9767リラまで下落し、過去最安値を更新した。

トルコ10年国債利回りは17.87/80%の気配。前日は16.20%から17.92%まで上昇した。

今回はエルドアン大統領が7月上旬、改正憲法下で広範な権限が集中する実権型の大統領に就いてから初めての金融政策決定会合となったが、投資家らは、中銀が独立性を確保できるか疑問視している。

UBSウェルス・マネジメントのティルマン・コルブ氏は「物価上昇は悪化の一途をたどってきた。こうした状況で中銀は行動すると思うのが当然だ」と述べた。

物価上昇率は6月に15.39%と、14年ぶりの高水準をつけた。

<07:33> ドル110.70─111.70円の見通し、米欧首脳会談を注視

ドル/円は111.22円付近、ユーロ/ドルは1.1680ドル付近、ユーロ/円は129.89円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.70―111.70円、ユーロ/ドルが1.1630─1.1730ドル、ユーロ/円が129.40―130.20円とみられている。

きょうは決済が集中する五・十日に当たり、仲値公示付近までは輸入企業のドル買いが優勢となる可能性がある。「株価と米長期金利、人民元の動きと中国株などが注目材料。前日トルコリラが急落していることも注意が必要だ。以前、トルコリラの急落が円高を招いた経緯もある」(外為アナリスト)との声がある。

トランプ米大統領は25日に米欧間の貿易問題を巡って欧州連合(EU)のユンケル委員長と会談する予定だ。 「米欧間で話がうまく運ばなければ、利益確定売りなどが出やすい」(同)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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