July 30, 2018 / 6:44 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:新興国通貨の予想変動率、7年ぶり乖離率 日銀会合に警戒

[東京 30日 ロイター] -

<15:32> 新興国通貨の予想変動率、7年ぶり乖離率 日銀会合に警戒

日銀があすの会合で、長期金利目標やETF(上場投資信託)購入の柔軟化など金融 緩和手法の見直しに踏み切り、円金利や円相場の上昇が勢いづくと、新興国市場にも悪影 響が及ぶと懸念する声が出ている。

低金利見通しが長期化している日本円は、グローバル市場の流動性供給で重要な役割 を果たしている。「安定した円相場は、世界のコア金利の過度に大幅で急速な上昇を抑制 する重要な力となってきた。こうした抑制力が弱まり、世界の長期債利回りが上昇すれば 、特定の新興国通貨にも影響を及ぼすことになる」(ゴールドマンサックス)という。

通貨オプション市場では実際、新興国通貨の予想変動率(インプライド・ボラティリ ティー)が上昇中。JPモルガンが算出する新興国通貨の合成ボラティリティーは、現在 10%台と昨年2月以来1年5カ月ぶり高水準へ到達した。

主要国通貨の合成ボラティリティーは7%台と、年初来レンジのちょうど中間付近を 推移し続けており、新興国側の上昇基調が目立ってきた。両者の乖離率は現在3%近くと 、欧州債務危機のあった2011年以来の高水準に達している。

ドルは111.06円付近でもみあいが続いている。

<14:12> ドル111.07円付近、日銀「指し値オペ」には反応薄

午後の東京円債市場で、10年債利回りが0.110%と17年2月以来、1年半ぶり高水準を付けた。日銀はその直後、指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を通告した。

外為市場では、10年債利回りが上昇したのと前後してドルが111.05円付近まで小幅に反落。その後、日銀からオペが発表されると111.13円付近へ小幅に値を戻した。現在は111.07円付近。

あすに日銀会合を控え、円相場の反応は限られた形だ。日銀のオペ発動に「会合結果への示唆は読み取れない」(証券)という。

<12:03> 正午のドルは111円前半、日銀決定会合の結果待ち

正午のドル/円は、27日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル高/円安の111.08/10円。

月末の五・十日となるきょう、ドルは朝方の取引で110.90円台で推移していたが、仲値公示の直前に111.08円まで上昇し、仲値を経て111.10円まで買われた。輸入企業によるドル買いフローが背景とみられる。その後は、日経平均がやや下げ幅を縮小したことに足並みを合わせ111.14円まで買い進まれた。

きょうから2日間の日程で開催されている日銀金融政策決定会合で現行の金融緩和政策が柔軟化されるとの期待を背景とした円高圧力があるものの、110円台ではドル買い需要もあるとされる。

さらに「投機筋がドル買い/円売りのストラテジーを手放していない」(国内銀)ため、「日銀の決定が市場予想の範囲内であれば、それほど円高に振れないだろう」(同)との見方も出ていた。

外為市場では、日銀は決定会合で、緩和政策を据え置きつつ、国債オペのさじ加減を調整し長期金利の柔軟性を若干高めることなどが予想されている。

IMM通貨先物の非商業部門の取り組み(24日まで)では、円の売り越しは7万3769枚と前週の5万8650枚から増加し、3月以来の高水準となった。

<10:32> ドル111円付近、FOMCでは利上げペース維持を確認へ

ドルは111円付近。

明日の日銀金融政策決定会合における政策調整期待を背景とした円高圧力により、ドル/円の上値が抑制される一方で、110円台では実需の買いフローもあり、結果的に膠着感が強まっている。

今週は、英中銀の政策金利発表など政策イベント続きだが、日本時間2日の未明に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、「利上げのペースを鈍化させる趣旨の文言が盛り込まれる可能性は非常に低く、利上げ期待を反映しやすい米2年金利の上昇基調は続くだろう」とみずほ証券、チーフ為替ストラテジスとの山本雅文氏は述べ、トランプ大統領による利上げけん制発言には影響を受けないとの見方を示した。

一方で、明日の日銀決定会合では金融緩和の柔軟化が予想されているが、「今後の連続的な利上げの端緒となる可能性は非常に低く、日米金利差の持続的縮小につながるような結果とはなりにくい」と同氏は言う。

米2年国債利回りは2.6734/6694%の気配。

日本の中期国債2年物(391回債)利回りはマイナス0.12/0.11%の気配。

<09:22> ドルは110円後半、日銀決定会合控え投機筋は円売り小休止

ドルは110.90円付近で上値が重い。日経平均が下げ幅を拡大していることが、リスク回避的な円買いを誘っているもようだ。一方、明日明らかになる日銀金融政策決定会合の結果を控えて、投機筋は円売りを小休止しているという。

「明日の決定会合については、出口戦略と受け止められるような極端な政策変更はないとみているが、国債買い入れオペのさじ加減を調整するなど、緩和を継続するなかで、長期金利の柔軟性を高めるような措置を予想している」とFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏は言う。

同氏はまた、円高を誘発しかねない金融政策の明確な変更は政治的にも困難と考えられると指摘した。

IMM通貨先物の非商業部門の取り組み(24日まで)では、円の売り越しが円の売り越しは7万3769枚と前週の5万8650枚から増加し、3月以来の高水準となった。

円売りポジションが累積していることに鑑みて、市場では「今週のリスクは円高方向」(証券会社)との見方が多い。

<08:05> ドル110円後半、IMMで円の売り越しが3月以来の高水準   

ドルは110.96円付近。この日は月末の五・十日にあたり、仲値付近までは輸入企業によるドル買いが先行するとみられている。その後は、株価の値動きが注目されている。

米商品先物取引委員会(CFTC)が27日に公表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(7月24日までの週)によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する買い越し額が、203億3000万ドルと、2017年1月以来の高水準となった。

買い越しは6週連続。その前は48週連続で売り越しだった。

円の売り越しは7万3769枚に増加し、3月以来の高水準となった。

「円の売り越しが足元で膨らんできている。今週の日銀決定会合で金融緩和策の柔軟化が具体的に決定されれば、これらが巻き戻されて円高が生じる可能性がある」(証券会社)との見方が出ていた。

<07:31> ドル110.50─111.50円の見通し、株価と月末フローを注視

ドル/円は110.98円付近、ユーロ/ドルは1.1659ドル付近、ユーロ/円は129.38円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.50―111.50円、ユーロ/ドルが1.1610─1.1710ドル、ユーロ/円が128.90―129.90円とみられている。

27日の外為市場では、第2・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比4.1%増と約4年ぶりの高水準となった。

前年同期比では2.8%増と控えめな内容となり、市場予想の3.1%に届かなかった。

GDPに対する市場の反応は限定的なものにとどまった。

この日は、「月末の五・十日でもあり、仲値までは輸入企業によるドル買い/円売りが出る可能性がある。ただ、米国ではハイテク株を中心に株価が下落しており、きょうも株価の値動きには注意が必要だ」(外為アナリスト)という。

一方、110円台ではドルの押し目買いニーズも強いため、株価が崩れなければ、大きな下押しはないとみられている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below