[東京 31日 ロイター] -
<09:23> ドル110円後半、イベント前の調整や実需筋の円転フローで
ドルは110.94円付近。日銀会合の結果発表を警戒したポジション調整や、月末を迎えた実需筋によるドル売り/円買いが重なり、上値がやや重くなっているという。72円安で寄り付いた日経平均が下げ幅を100円超に拡大していることも意識されているもよう。
<08:01> ドル111円付近、実需筋の月末フローに注意
ドルは111.04円付近で小動き。市場の関心は日銀決定会合に集中しており、結果発表まで手控えムードが強いとみられる。市場が薄い中、月末を迎えた実需筋から駆け込み的なフローが入れば、やや値幅が出そうだ。仲値公示にかけては輸入企業のドル買い/円売りが支えとなり111円前半でしっかり推移しそうだが、仲値通過後は輸出企業のドル売り/円買いが入る可能性が指摘されている。
<07:47> ドル110.50─111.70円の見通し、日銀会合の結果で動意 総裁会見にも関心
ドル/円は111.04円付近、ユーロ/ドルは1.1707ドル付近、ユーロ/円は129.97円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が110.50―111.70円、ユーロ/ドルが1.1650─1.1750ドル、ユーロ/円が129.40―130.60円。
東京時間は日銀金融政策決定会合の結果と「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)が発表されるまで様子見ムードが続きそうだ。ドルは111円ちょうどを挟んだレンジで推移するとみられるが、発表時間が正午以降になった場合は「政策調整の思惑から値幅が出る可能性がある」(市場筋)との指摘もある。
日銀は、緩和政策のさらなる長期化と副作用を考慮し、政策の持続性向上を議論する見通し。長期金利目標の許容範囲拡大や上場投資信託(ETF)の買い入れ手法の柔軟化検討などが伝えられている。
事前報道である程度は織り込まれているものの、政策発表後のドル/円の動きは「上下決め打ちできない」(同)。株価や金利を見極めながら方向を探る展開となりそうだ。黒田東彦総裁が会見で金融政策についてどのような説明をするかにも関心が集まっている。
海外では、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、オーストラリア住宅着工許可件数、ユーロ圏消費者物価指数(CPI)、米個人所得・消費支出、米コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数などの発表がある。
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