[東京 8日 ロイター] -
<07:44> ドル110.90─111.90円の見通し、中国市場の動向を注視
ドル/円は111.36円付近、ユーロ/ドルは1.1598ドル付近、ユーロ/円は129.16円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が110.90―111.90円、ユーロ/ドルが1.1550─1.1650ドル、ユーロ/円が128.70―129.70円とみられている。
前日のニューヨーク市場では、中国人民元相場が安定化したことを背景にドルが売られ、対ユーロや円でも下落した。
この日は「中国株や人民元相場など、中国市場の動向に注目していきたい。中国の市場や統計が強ければ豪ドル高などに結びつき、リスク選好が広がり、円が売られる可能性がある。また、イラン情勢も心配だ」(外為アナリスト)という。
きょうは中国の貿易統計が発表される予定。
米通商代表部(USTR)は7日、中国からの輸入品160億ドル、279品目に25%の追加関税を課すと発表した。23日に発動する。
中国の知的財産侵害に対する制裁関税の第2弾となる。6月15日に公表した品目リストから削除されたのは5品目のみ。半導体は品目リストに残った。
7月6日に課した第1弾と合わせて計500億ドル分に相当する。
米国のイラン核合意離脱に伴う制裁が7日に一部復活した。今回の自動車・鉄鋼などの制裁復活は第一弾となり、11月上旬には第2弾となる金融や石油の猶予期限が切れ、核関連の米制裁が完全に復活する見込みだ。
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