August 9, 2018 / 5:48 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円を回復、上海株の上昇を好感し投機筋の買戻し

[東京 9日 ロイター] -

<14:43> ドル111円を回復、上海株の上昇を好感し投機筋の買戻し

ドルは111円付近。この日は朝から110円後半でくすぶっていたが、中国株式市場の上海総合株価指数が一時前営業日比で2%超の上昇をみせたことなどから、海外ファンドを中心にドルの買戻しが流入したもようだ。

この日の午前の取引では、きょうワシントンで初回会合が開かれる日米通商協議をめぐって円高リスクが生じるとの思惑から、海外ファンドはドルの売り仕掛けをしていた。ドルはこれを受けて110.71円まで下落し、7月26日以来の安値をつけた。

<13:20> ドル110円後半、本邦勢は前週に外国中長期債を1.17兆円買い越し

ドル/円は110.82円で上値の重さが意識されている。ユーロ/円は128.74円付近。

財務省の発表によると、本邦勢は7月29日から8月4日までの1週間に外国中長期債を1.171兆円、外国株式・投資ファンド持分を5050億円買い越した。

一方、外国勢は、日本の中長期債を6615億円、日本株を2252億円売り越した。

日本国債(JGB)市場では、10年最長期国債(351回債)利回りが8月2日に0.145%まで上昇した。背景には、日銀が7月31日までの金融政策決定会合で金融緩和政策の柔軟化を決め、黒田日銀総裁が記者会見で10年債の変動許容幅を従来の倍程度に拡大する方針を示したことがある。

為替市場では、決定会合への初期反応として円安に振れたが、海外勢はこの間JGBを売り越しているため、円売り/ドル買い需要が並行的に発生していた可能性がある。

<12:14> 正午のドルは110円後半、日米貿易協議控え上値重い

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の110.77/79円だった。日米貿易協議を控えて円高圧力が強まるリスクが警戒されている。正午前にはドル売りの流れも加わった。

ドルは朝方にきょうの高値110.99円を付けた後、じり安。日経平均が前場を通じてマイナス圏での推移したことや、米長期金利が低下したことなどもドルの上値を抑える要因となった。ドルは7月31日の日銀決定会合の結果発表後の安値110.75円を下回り、一時110.71円まで下落した。

午前、中国国家統計局が発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.1%上昇し、伸び率は市場予想の1.9%を上回った。為替の反応は限定的だったが、上海総合株価指数など中国株が堅調に推移しており、外為市場の安心材料となっている。

<11:36> 英ポンド/円は11カ月ぶり安値圏、ハードブレグジットへの警戒拭えず

英ポンドは軟調。対円では一時142円前半まで下落し、2017年9月以来の安値圏となっている。イングランド銀行(英中銀)が次の利上げを急がない姿勢を示している中、強硬路線で欧州連合(EU)から離脱する「ハードブレグジット」の可能性が高まっている。

英ポンドは「中銀の利上げ期待がブレグジットの警戒感を相殺する感じで下値が支えられていたが、利上げ期待が剥落し下方向に行きやすくなった。目先、140円付近までの下げは覚悟しておきたい」(外為アナリスト)との声が出ていた。

来年3月に離脱が迫る中、英政府はまだ離脱交渉でEU側と合意にこぎ着けていない。メイ内閣の代表的な離脱賛成派であるフォックス貿易相は4日付の英紙インタビューで、ハードブレグジットとなるオッズは60対40だと主張した。

一方、英中銀のマカファーティー金融政策委員は8日、EU離脱を受け、英国がどのように貿易関係を強化していくのか、思い描くことは難しいと述べた。

<10:42> ドル110円後半で上値重い、日銀会合後の安値にワンタッチ 

ドルは110.83円付近で上値重い。日米貿易協議のリスクを警戒し、やや円買いが先行しているという。日経平均の軟調推移や米10年債利回りの低下なども影響し、ドル買い/円売りの機運は盛り上がっていない。

下落した場面では7月31日の日銀金融政策決定会合の結果発表後につけた安値110.75円にワンタッチしており、同水準を下回ると下値を広げるとの見方も出ている。日米協議で円高圧力が強まれば、時間をかけて6月の安値圏である109円前半を試す可能性もあるという。

<09:00> ドル/円小動き、日米貿易協議が無難通過ならドル下支えか

ドルは110.90円付近で小動き。

市場の関心は日米貿易協議の動向に集まっている。「米国が対日圧力を強め、日銀の7月の金融政策決定会合での緩和策強化や円の軟調推移に対して批判姿勢を示すようだと、ドル安/円高圧力となるリスクがある」(みすほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏)という。

一方、米国から日本の金融政策や為替に対する言及がなく、米国産農産物や天然ガス輸入の拡大を通じた対日貿易赤字削減の方向で協議が進展する場合には、「米国のドル高/円安黙認政策と米国の貿易収支改善からくるドル安圧力後退が示唆され、ドル/円の下支えとなる」(同)との見方もある。

ただ、日米貿易協議の初会合が無難に通過した場合でも、米国と中国は互いに制裁関税をかける姿勢を崩しておらず、市場からは「本格的なリスクオンにはなりにくい」(市場筋)との声も聞かれた。

<07:52> ドル110.40─111.40円の見通し、日米貿易協議見極め

ドル/円は110.88円付近、ユーロ/ドルは1.1612ドル付近、ユーロ/円は128.78円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.40円、ユーロ/ドルが1.1560─1.1660ドル、ユーロ/円が128.30―129.30円とみられている。

東京時間のドルは110円後半から111円前半で方向感なく推移しそうだ。きょうはワシントンで日米貿易協議(FFR)の初会合があり、結果を見極めたいという向きが多い。どちらかといえば上値が重い展開が予想される。

FFRでは、米国側が望む自由貿易協定(FTA)に関して日本は受け入れられないとの姿勢を示しており、両者の立場の違いは明確。市場からは「初回ということもあり米国から大きな揺さぶりはないと思うが、自動車に対する追加関税発動をにおわすような発言があれば円高方向に動く可能性がある」(ブローカー)との声が出ていた。

経済指標の発表は、日本の機械受注、中国の生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)、米国の新規失業保険申請件数、卸売物価指数などの発表がある。

早朝は、ニュージーランド(NZ)中銀の金融政策会合がハト派的な内容となったことを受け、ニュージーランド(NZ)ドルが急落する場面があった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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