August 10, 2018 / 6:11 AM / 10 days ago

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ1.14ドル前半に下落、投機筋の仕掛け売りでロングの投げ

[東京 10日 ロイター] -

<14:57> ユーロ1.14ドル前半に下落、投機筋の仕掛け売りでロングの投げ

ユーロは1.1458ドル付近で、きょうの高値1.1537ドルから大幅安。

午後2時過ぎに、海外投機筋を中心に1.15ドル割れを試す流れが勢いづき、ユーロは1.15ドルを割り込んだ。

1.15ドル割れ後は、損失確定のユーロ売りを巻き込んで下げが加速し1.1480ドルまで即座に下落。さらにロングの投げを誘発して一気に1.1438ドルまで下落し、昨年7月以来の安値をつけた。

「ユーロ下落の背景として、ECB(欧州中央銀行)が域内の大手金融機関の対トルコのエクスポージャーを懸念しているとの一部報道が使われた可能性があるが、それはあくまでユーロ売りの口実に過ぎない」(外為アナリスト)という。

ユーロ/ドルでのドルの強さはドル/円にも波及し、ドルはきょうの安値110.68円から切り返して、111円付近まで上昇している。

<14:31> ユーロ1.14ドル前半に下落、ユーロ/円は127円割れ

ユーロは1.1459ドル付近。

ユーロが長らくサポートされてきた1.15ドルを割り込んだことで、ストップを巻き込んで下げが加速し、一時1.1438ドルと昨年7月以来の安値をつけた。

対ドルでのユーロ安はユーロ/円に波及し126.93円まで下落し、6月19日以来の安値をつけた。

前営業日比で一時300円を越える下げ幅となった日経平均が嫌気され、リスク回避ムードが広がっている。

<12:55> ドルは110円後半、米国債の長短スプレッドは再度縮小

ドルは110.87円付近。ユーロは127.91円付近。

米国債市場では、2年債、10年債の利回り格差(長短スプレッド)が再度縮小している。

同スプレッドは7月17日に24.7ベーシスポイント(bp)まで縮小し、約11年ぶりの低水準となったが、その後は米長期金利が強含んだため7月後半に33bp台まで上昇した。 しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催された7月31日―1日以降は徐々に縮小し、足もとでは27.42bpまで狭まっている。

米シカゴ連銀のエバンス総裁は9日、米経済は「極めて好調」で、年内あと1回もしくは2回の利上げが引き続き正当化されるとの見解を示した。

アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」によると、第3・四半期の米国内総生産(GDP)伸び率見通しは、前日は発表された卸売物価指数や卸売り在庫統計を反映して、年率4.3%となった。

一方、こうした好調な指標にも関わらず、米10年国債利回りは低迷中で、この日は一時2.9220%まで低下し、7月23日以来の低水準となった。

市場では、「10年債利回りが安定的に3%台に乗せる絵が描けない」(証券会社)との意見が聞かれた。

<12:01> 正午のドルは110円後半、対ドル以外で円じり高

正午のドルは前日ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の110円後半。海外市場の流れを引き継ぐ形でクロス円の上値の重さが目立った。

ユーロは一時127.80円まで下落。128円割れにあった円高を誘発するストップロスを巻き込んだもようで、6月29日以来1カ月半ぶり安値をつけた。

前日から下げが目立っているNZドル/円も一段安。73円前半と16年10月以来1年10カ月ぶり安値を更新した。

NZドル安の背景は前日の中銀声明。「2019年、そして2020年まで政策金利を現行水準で維持すると予想する。(その期間は)5月の声明で予想したより長期間となる」とした。

さらに中銀のオア総裁は、ロイターとのインタビューで、最近のNZドルの下落は想定通りだとし、為替レートの動向を「好感している」と発言した。

<10:25> 新興国通貨、相次ぐ受難 円高の一因

いくつかの新興国で通貨安が目立ってきた。MSCI新興国通貨指数は7月につけた1年ぶり安値圏に到達した。

新興国通貨安は売り圧力が直接、主要通貨である円の上昇圧力となり得ることに加え、市場のリスクオフムードが高まることを通じて、円高圧力へ転化しやすくなる側面もある。

前日に動きが目立ったのはトルコ。リラは5%安と1日の下げ幅としては08年以降で最大を記録した。米国との関係改善を目指してワシントンで行われていた交渉に進展がなく、トルコ政府代表団が9日に帰国したことが手掛かり。

日本の個人投資家に人気のトルコリラ/円は節目とされる20円台を割り込み、19円後半と過去最安値圏を推移している。

8日に3%下落したロシアルーブルも下げ止まらず、1%超続落。16年8月以来2年ぶり安値を更新した。米国が輸出制限など新たな制裁を発動すると発表した。英国で3月に起きた元ロシア情報機関員らの毒殺未遂事件で、ロシア政府が神経剤を使用したと米政府が断定した。

南アフリカランドも2%安。バンクホリデーで休場だったにもかかわらず、ドルや円の堅調さが売りにつながったもようで、1カ月ぶり安値まで売られた。

仲値公示を経てドルは110.93円付近へ小幅に持ち直した。ユーロも127.89円付近で下げ渋り。

<09:39> ユーロ128円割れ、ドルも110円後半へ反落

ユーロが127.80円まで下落。128円割れにあった円高を誘発するストップロスを巻き込んだもようで、ドルも110円後半へ小幅下落した。

ユーロは対ドルで5月以降の下値抵抗線となっている1.1500ドルを割り込むかが大きな焦点。短期筋の間では「オプション的にも心理的にも重要な水準で、下抜ければ一段安が見込める」(トレーダー)と売り仕掛けが活発化している。

<08:19> 日米貿易協議、あすも継続 ドル111.15円付近

訪米中の茂木敏充経済再生担当相は現地時間9日夜、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表との会談終了後に会見し、あす10日も協議を継続することを明らかにした。ドルは111.15円付近でほとんど反応がなかった。

<07:52> ドル110.60─111.50円の見通し、クロス円の上値重い

きょうの予想レンジはドル/円が110.60―111.50円、ユーロ/ドルが1.1500─1.1550ドル、ユーロ/円が127.50―128.30円とみられている。

東京市場も海外で円が買われた流れが続きそうだ。さえない各国株価、日米貿易協議への警戒感、新興国通貨安などが複合的に円高圧力となっているうえ、「夏季休暇前に売り越しぎみだった円を買い戻す動き」(証券)も加わっている。

リスクオフムードが漂う中でドルも堅調に推移しているため、円高は対ユーロなどクロス円で進行しやすい情勢だ。

ユーロ/円はけさまでに128.03円まで下落。6月29日以来1カ月半ぶり円高水準をつけた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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