August 17, 2018 / 12:39 AM / a month ago

〔マーケットアイ〕外為:トランプ米大統領、一転ドル高容認か 投機筋が売りを足踏み

[東京 17日 ロイター] -

<09:32> トランプ米大統領、一転ドル高容認か 投機筋が売りを足踏み

トランプ米大統領は16日、ツイッターに「わが国経済は従来以上に堅調だ。資金がわれわれにとって重要な『ドル』に流入しつつある。これまであまり見られなかったことだ」と投稿した。

大統領はこれまで、ドル高に不快感と見られる反応を示すことが多かっただけに、市場では一転ドル高容認とも受け止められる突然の発言の真意を図りかね、困惑する声が出ている。

主要通貨に対するドル指数は現在1年2カ月ぶり高水準だが、この発言を受けて「ドルを売り込みづらくなった」(トレーダー)との声もあった。

大統領は続けて「企業収益はこれまで以上に高く、インフレは低く、企業の楽観度はこれまでになく高い。過去数十年間で初めて、労働者を保護している!」と書き込んだ。

SMBC日興証券チーフマーケットエコノミストの丸山義正氏は、最近の大統領発言には、2つの変化が見られると指摘。「中国株安やトルコの通貨安を踏まえ、通貨安を国家に対する不信と位置づける傾向の強まりと、消費者負担を和らげる効力をドル高に見出し始めた」という。

そのうえで、中間選挙を控えて「ドル高を偉大な米国と家計負担の抑制という2つの軸で用いて、有権者へアピールする可能性がある。ただ、通商交渉や製造業擁護という観点で他国通貨安は維持される見込みで、円安の大幅な進行には期待すべきではない」としている。

ドルは110.90円付近でもみあい。

<07:55> ドル110.40─111.40円の見通し、買い戻し一服

きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.40円、ユーロ/ドルが1.1340─1.1410ドル、ユーロ/円が125.70―126.60円とみられている。

海外市場では米中貿易交渉の進展に対する期待を背景に各国株価が上昇、外為市場では円が弱含みとなり、ドルは一時111円台を回復した。

しかし報道によると、トランプ米大統領は16日、協議再開を前に「中国は米国が受け入れ可能な協定を提示できていない」と不満をもらし、中国をけん制した。

市場でも「今回はトップ級会談ではなく、貿易戦争を落ち着かせる第一歩になるかもしれないとの期待を再燃させる程度」(外銀)との声が出ており、円安地合いがこのまま継続するとの見方は多くないようだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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