August 17, 2018 / 4:29 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ1.1380ドル付近、1.15ドルが抵抗線に

[東京 17日 ロイター] -

<13:21> ユーロ1.1380ドル付近、1.15ドルが抵抗線に

ユーロは1.1380ドル付近。午前の取引で1.1389ドルまで上昇したが、現在は小動き。

市場では、これまでサポート(下値支持線)だった1.15ドルが、完全にレジスタンス(上値抵抗線)に変わっている」(外為アナリスト)とされ、下値リスクが依然意識されている。

ユーロは15日に1.1301ドルまで下落し1年2カ月ぶりの安値をつけた。トルコリラ安やユーロ圏金融機関の対トルコ・エクスポージャーに関連する報道、イタリアの財政問題等がユーロ売りの手がかりとなった。

イタリアのジェノバで高速道路の高架橋が崩落した事故に関して同国のサルビーニ副首相兼内相は、欧州連合(EU)の歳出規制がなければインフラをより良好に保つことができたと示唆した。一方で欧州委員会は、事故と歳出制限と無関係との認識を示している。

<12:06> 正午のドルは110円後半、小動き

正午のドルは前日NY市場終盤の水準と変わらず110円後半。海外市場で進んだ円売りは一服となり、ドルは狭いレンジ内の値動きにとどまった。午前の値幅は上下33銭だった。

市場ではトルコ情勢や米中貿易交渉の行方など不透明要因が多く、取引が手掛けにくいとの声が出ていた。

<11:00> トルコリラ18円後半、きょう格付け見直し 連休前の急変警戒

きょうのトルコリラは18円後半。海外市場で1週間ぶりに19円台を回復する場面もあったが、値動きは限られた。対ドルも5.8リラ付近で一進一退。

前日は、投資家と電話会議を開いたトルコのアルバイラク財務相が、資本規制を導入する計画はないと表明したこと、資金調達に自信をみせたことなどがリラの支えとなった。一方で ムニューシン米財務長官は「(トルコが拘束している米国人)牧師を解放しなければ一段の行動を取る」と発言、リラの重しになったという。

きょうの注目点はS&Pグローバル・レーティングの格付け見直し。「最近の市場急変をどう評価するかがポイント」(外銀)という。

S&Pは5月、すでに投機的(ジャンク)等級のトルコの信用格付けを「BB─/B」へさらに引き下げている。

トルコは来週、イスラム教の祝日で21日から24日にかけて休場、20日も半日取引となる。「長い連休前に持ち高調整の売買が活発化するかもしれない」(証券)と、荒い値動きとなる可能性を警戒する声が出ている。

<09:32> トランプ米大統領、一転ドル高容認か 投機筋が売りを足踏み

トランプ米大統領は16日、ツイッターに「わが国経済は従来以上に堅調だ。資金がわれわれにとって重要な『ドル』に流入しつつある。これまであまり見られなかったことだ」と投稿した。

大統領はこれまで、ドル高に不快感と見られる反応を示すことが多かっただけに、市場では一転ドル高容認とも受け止められる突然の発言の真意を図りかね、困惑する声が出ている。

主要通貨に対するドル指数は現在1年2カ月ぶり高水準だが、この発言を受けて「ドルを売り込みづらくなった」(トレーダー)との声もあった。

大統領は続けて「企業収益はこれまで以上に高く、インフレは低く、企業の楽観度はこれまでになく高い。過去数十年間で初めて、労働者を保護している!」と書き込んだ。

SMBC日興証券チーフマーケットエコノミストの丸山義正氏は、最近の大統領発言には、2つの変化が見られると指摘。「中国株安やトルコの通貨安を踏まえ、通貨安を国家に対する不信と位置づける傾向の強まりと、消費者負担を和らげる効力をドル高に見出し始めた」という。

そのうえで、中間選挙を控えて「ドル高を偉大な米国と家計負担の抑制という2つの軸で用いて、有権者へアピールする可能性がある。ただ、通商交渉や製造業擁護という観点で他国通貨安は維持される見込みで、円安の大幅な進行には期待すべきではない」としている。

ドルは110.90円付近でもみあい。

<07:55> ドル110.40─111.40円の見通し、買い戻し一服

きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.40円、ユーロ/ドルが1.1340─1.1410ドル、ユーロ/円が125.70―126.60円とみられている。

海外市場では米中貿易交渉の進展に対する期待を背景に各国株価が上昇、外為市場では円が弱含みとなり、ドルは一時111円台を回復した。

しかし報道によると、トランプ米大統領は16日、協議再開を前に「中国は米国が受け入れ可能な協定を提示できていない」と不満をもらし、中国をけん制した。

市場でも「今回はトップ級会談ではなく、貿易戦争を落ち着かせる第一歩になるかもしれないとの期待を再燃させる程度」(外銀)との声が出ており、円安地合いがこのまま継続するとの見方は多くないようだ。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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