September 26, 2018 / 5:28 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕外為:ドル112円後半、FOMC後にドル反落との予想も

[東京 26日 ロイター] -

<14:16> ドル112円後半、FOMC後にドル反落との予想も

ドル/円は112.92円付近。ユーロ/ドルは1.1764ドル付近。

きょう判明する米公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えて、午後の市場では様子見ムードが広がっている。

きょうのFOMCについて市場では「金融市場はFRBのタカ派化を、やや過剰に期待しているようだ。一方で、FOMCメンバーは従来の楽観的な見方を維持しているので、ドット・チャートやパウエル議長の発言にもさほど大きな変化はないだろう」と野村証券のチーフ為替ストラテジスト、池田雄之輔氏は予想する。

市場は肩透かしをくらったという反応をする公算が大きく、一時的なドル売り/円買いを誘発する可能性があり、ドルは112円前半まで下落してもおかしくないと同氏はみている。

米東部時間の26日午後(日本時間27日未明)には日米首脳会談が予定されているが、「国連総会の傍らで実施されることもあり、時間が限定されるだろう。実質的な会談は24日(日本時間)に行われたトランプ氏と安倍氏の夕食会で既に終わっているのではないか」(国内エコノミスト)との見方が聞かれた。

外務省によると、訪米中の安倍首相は日本時間24日の午前7時半から約2時間半にわたり、トランプ大統領の招きによりニューヨーク市内のトランプタワーで通訳のみを交えてトランプ氏と夕食を共にした。

同省によると、両首脳は朝鮮半島の非核化に向け、引き続き緊密に連携していくことで一致したほか、拉致被害者家族からのメッセージを安倍首相がトランプ氏に伝えた。

また経済については「自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議(FFR)」について建設的な議論を行ったという。

<13:05> ドルは7.8148香港ドル付近、香港HIBORは10年ぶりの高水準

香港ドルは1ドル=7.8148香港ドル付近。

香港ドルは21日に急騰し、昨年11月8日以来の高値7.7925香港ドルをつけたあと、香港ドル安方向に戻しているが、まだ半値戻しには至っていない。

21日の香港ドルの急上昇については、投機筋のドル売り/香港ドル買いが、モメンタム系ファンドによるドル売りやストップを巻き込んで加速したものとされ、「ドルロング/香港ドルショートのファンドなどが大きなダメージを受けた」(外銀)という。

香港ドルショートが巻き戻された背景として、短期金融市場の流動性不足に対する不安も指摘されている。

香港の短期金融市場では、3カ月物HIBOR(香港銀行間取引金利)が現在2.20001%まで上昇し、2008年11月以来約10年ぶりの高水準を更新。

1カ月物も2.21000%と同じく10年ぶり高水準に達している。

HSBC銀行など大手金融機関は今月に入って既に2回、香港ドルや人民元の定期預金の金利を引き上げているが、企業への主要貸出金利は依然2008年と同水準に据え置かれたままだ。

プライムレートなどの主要貸出金利は、きょう、市場予想どおり米国が追加利上げを実施すれば、これに呼応して引き上げられるとみられるが、主要貸出金利の引き上げは、騰勢が収まりつつある香港の不動産市場に冷や水を浴びせかねない。

複数の投資銀行は香港の不動産市況が今後数カ月の間に15%は下落するとの見方を示している。

<12:00> 正午のドルは112円後半、2カ月ぶり高値圏で小動き

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅安の112円後半。一時前日高値をわずかに上回る113.03円まで上昇し、7月19日以来2カ月ぶり高値をつけたが、日米首脳会談やFOMCなどの重要イベントを控え、動意はほとんどなかった。午前の値幅は上下わずか14銭だった。

ユーロも132円後半でもみあい。プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事は25日、先のドラギ総裁の講演に言及し「目新しいことは何もなかった」と指摘した。

ドラギ総裁は24日、ユーロ圏の基調的なインフレの加速は「比較的旺盛」と発言し、ユーロが買われる一因となっていた。

<09:40> ユーロ132円後半、5カ月ぶり高値圏 伊が来年度財政目標提示へ

きょうの市場の関心は、日米首脳会談とFOMCに集中しているが、イタリアであす発表される来年度の財政目標も大きな注目材料だ。

トリア経財相は国内総生産(GDP)に対する財政赤字を1.6%に維持したい考えだが、連立政権を構成する「五つ星運動」などは2.5%まで容認すべきと主張している。政府は27日までに来年の財政赤字と債務の目標を設定、10月20日までに予算案を議会に提示しなければならない。

ところが伊政府筋は24日、財政赤字比率を2%以下に抑える意向をロイターに明らかにした。現地紙も財政赤字比率は1.9%の計画だと伝えている。

合意が近づいたことを好感する形で、前日の欧州債券市場では伊10年国債金利が2.8%台へ大きく低下。株式市場でも他の欧州各国がほぼ横ばいとなる中、主要指数FTSE・MIB指数が1.5%上昇した。

外為市場ではユーロが底堅い動き。特に弱含みが続く対円では一時133円前半と、4月高値133.48円にあと一歩に迫った。現在は132円後半。

市場では「財政赤字は予想の範囲内にとどまりそうで、短期的には市場で安堵(あんど)感が広がるかもしれない。しかし厳しい状況は変わらず、伊に財政拡張も成長鈍化も発生させる余裕はない。予算案を実際に運営できるかが真の試練だ」(外銀)との声が出ていた。

<07:50> ドル112.50─113.40円の見通し、小動きが続く

きょうの予想レンジはドル/円が112.50―113.40円、ユーロ/ドルが1.1720─1.1800ドル、ユーロ/円が132.50―133.50円とみられている。

日中は小動きとなりそうだ。注目の日米通商交渉(FFR)は協議の詳細が明らかにならず、内容の発表はきょうの首脳会談後に持ち越しとなった。利上げが確実視される米連邦公開市場委員会(FOMC)も今夜に控え、主要通貨は動きの鈍い展開が続きそうだという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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