October 5, 2018 / 2:02 AM / 12 days ago

〔マーケットアイ〕外為:米為替報告書に関心、IMFは円相場水準「整合的」

[東京 5日 ロイター] -

<10:48> 米為替報告書に関心、IMFは円相場水準「整合的」

仲値公示を経てドルは113円後半へ反落。日経平均は130円程度の下げにとどまっており、円を買い上がる動きは見られない。

市場では、近く米財務省が発表する見込みの為替報告書に対する関心が強まっている。日米は物品貿易協定の交渉入りを決めたが、市場では米側が為替を通じて圧力をかけてくる可能性があるのではないかとの警戒感が根強いためだ。

安倍首相は9月の総裁選で「トランプ米大統領は私と会って以来、為替について日本を攻撃したことはない」と述べ、為替に関する認識は米と共有していると強調した。

国際通貨基金(IMF)は先月末にまとめた日本経済に関する報告書の中で、円相場について「2018年の実質為替レートは、中期的なファンダメンタルズと望ましい政策と、おおむね整合的な水準にあると暫定的に評価されている」とした。「為替報告書でもIMF評価は加味される。日本政府・通貨当局には朗報となったはず」(シティグループ証券の高島修チーフFXストラテジスト)という。

今年4月時点で日本は、中国やドイツなどと並び為替監視対象国に指定されている。

<09:52> 中国の米IT企業攻撃報道、リスクオフ加速 米中対立激化を警戒

前日から市場で急速にリスクオフムードが高まってきた一因として、中国が米IT企業へ攻撃を仕掛けているとの一部報道が話題となっている。市場調整の主因は米金利の急騰とみられるが、同報道で「米中貿易戦争の緊張感が一段と高まることになると市場が身構えている」(外銀)側面もあるという。

ブルームバーグ・ビジネスウイークは、17人の匿名の情報機関関係者や企業関係者の話として、中国のスパイが約30社の企業や米政府機関が使用する機器にチップを組み込み、中国政府が内部ネットワークにアクセスできるようにしたと伝えた。

米アップルとアマゾン・ドット・コムは、両社のコンピュータシステムに中国の情報機関がチップを組み込んだとする同報道を否定。しかし株式市場では、両社を含むネット大手「FANG」銘柄や、ハイテク関連の株価が下落した。

ペンス米副大統領は前日の講演で、中国の公安当局が最新の軍事計画など米国の技術を大量に盗み取る行為を立案指導したとの見解を表明。通商問題に関して「中国が米国の知的財産権の窃盗や強制的な技術移転を止めないかぎり、米国は対応を続ける」と述べた。

仲値公示前のドルは114円台を一時回復。週明けの米国はコロンブスデーで休日だが、株式市場は取引が行われる。債券市場は休場。

<07:52> ドル113.30─114.30円の見通し、円堅調か

きょうの予想レンジはドル/円が113.30―114.30円、ユーロ/ドルが1.1470─1.1550ドル、ユーロ/円が130.50―131.50円とみられている。

9月米雇用統計の発表を今夜に控え、日中は手控えムードが広がる見通し。しかし、米金利の急上昇による株安などの「リスクオフムードが円買い機運を高めている」(外銀)といい、きょうのアジア株が一段安となるようなら、円がさらに買われる可能性もありそうだ。

海外市場では円が広範に上昇。ドルは前日朝につけた11カ月ぶり高値の114.55円から、深夜に113.63円まで1円弱下落した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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